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部屋干しのコツ9選|洗濯物を早く乾かしてニオイを防ぐ方法を解説

部屋干しのコツ9選|洗濯物を早く乾かしてニオイを防ぐ方法を解説

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雨の日や曇りの日に洗濯をすると、独特な生乾きのニオイや乾きづらさがどうしても気になってしまいます。部屋干しは洗濯物が乾きにくいだけではなく、部屋全体が湿気に包まれて過ごしづらくなることもデメリットです。

そこで本記事では、部屋干しでも洗濯物を早く乾かしてニオイを防ぐ方法をご紹介します。部屋干しのメリットやコツを知って、雨や曇りの日も快適に過ごしましょう。

洗濯物を部屋干しするメリット

タオルハンガーにタオルを掛けている画像

乾きにくさやニオイが気になる部屋干しですが、実はメリットも多くあります。洗濯物を部屋干しするおもなメリットは以下の4つです。

  • 天気の影響を受けない
  • 花粉や虫などの付着を防げる
  • 紫外線から守れる
  • 防犯対策になる

それぞれ詳しく見ていきましょう。

天気の影響を受けない

部屋干しの最大のメリットは、天気の影響を受けないことです。突然の雨で干していた洗濯物がびしょ濡れになってしまい、洗濯をしなおした経験がある方もいるでしょう。また、風の強い日はお気に入りの洋服が飛ばされてしまうおそれもあります。

部屋干しであれば、雨風の影響を一切受けないため、洗濯物を干す時期や時間などを気にする必要がありません。外出中に雨が降ってきても、洗濯物が濡れる心配をしなくて済みます。

花粉や虫などの付着を防げる

外気中には花粉や黄砂、排気ガスなど、目には見えない様々な物質が浮遊しています。これらの物質は、洗濯物に付着すると、アレルギー症状や肌トラブルの原因になることがあります。

また、カメムシなどの不快害虫が付くことで精神的なストレスを感じたり、駆除の手間がかかったりする可能性があります。カメムシは、刺激すると悪臭を放つため、洗濯物に付着したまま室内に取り込んでしまうと、家中に臭いが充満してしまうこともあります。

部屋干しであれば、これらの物質や害虫が付着する心配がなく、安心して洗濯物を乾かすことができます。

 

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紫外線から守れる

紫外線は、衣類の色あせや変色、繊維の劣化を引き起こす主な原因の一つです。特に、色の濃い衣類は紫外線による色あせが目立ちやすく、お気に入りの服が短期間で着古したように見えてしまうことがあります。

また、シルクやナイロンなどのデリケートな素材は、紫外線によって変色したり、繊維が傷んだりしやすい傾向があります。部屋干しであれば、これらの紫外線によるダメージを最小限に抑えることができ、お気に入りの服を長持ちさせることができます。

防犯対策になる

外干しをしていると、洗濯物の有無やデザインなどから「誰が住んでいるのか」「今は家にいないのか」などがわかってしまう可能性があります。

とくに、1人暮らしの女性などでプライバシーを守りたい方には、部屋干しがおすすめです。部屋干しをすることでプライバシーが守られるだけではなく、空き巣対策にもつながります。

 

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部屋干しの基本!洗濯前の4つのコツ

かごに山積みになっている洗濯物

部屋干しをする場合は、洗濯前に以下のポイントを確認してください。

  • 脱いだ衣類は洗濯カゴに入れる
  • 洗濯機に詰め込み過ぎない
  • 部屋干し用の洗剤を適量使う
  • 脱水時間を長めに設定する

上記4つを守らないと、生乾きのニオイや洗濯物の乾きづらさなどにつながるおそれがあります。部屋干しの基本を知り、気持ちの良い仕上がりを目指しましょう。

脱いだ衣類は洗濯カゴに入れる

洗濯カゴの画像

脱いだ衣類は洗濯機ではなく、通気性のある洗濯カゴにまとめて入れておきましょう。一度着用した衣類には、汗や皮脂汚れが付着しており、ニオイのもととなる菌が繁殖しやすい環境がそろっています。菌は高温多湿の環境で繁殖しやすいため、できるだけ菌が好まない環境をつくらなければいけません。洗濯カゴに入れ、衣類をある程度乾かしておくことで、菌の繁殖を抑えられます。

また、濡れているものと乾燥しているものを一緒にすると、せっかく乾かしておいた衣類に菌が繁殖してしまいます。濡れた衣類はまずハンガーにかけて乾かすか、濡れているものと乾いたものを分けられるよう洗濯カゴを2つ用意してください。

洗濯機に詰め込みすぎない

ドラム式洗濯機と中に入っている洗濯物の画像

洗濯を一度で済ませたいからといって、無理に詰め込んではいけません。洗濯物を詰め込みすぎると、せっかく洗濯しているのに汚れが落ちにくくなってしまいます。これは、洗濯物が多いほど、水や洗剤が触れづらくなるからです。洗濯機に余裕がある状態で洗濯をおこなうことで、汚れやニオイのもととなる菌を効果的に洗い落とせます。

また、衣類が目に見えて汚れている場合は、汚れている部分が表になるようにしてください。肌着や下着といった汗や皮脂が付着しやすいものは、裏側を表になるようにすることで、汚れを効率良く落とせます。

部屋干し用洗剤を適量使う

部屋干し用洗剤

洗剤は、部屋干し専用のものを使用するのがおすすめです。部屋干し用洗剤は、抗菌や除菌、消臭効果などが期待できます。

また、洗剤の使用量は、洗濯機の操作パネルや製品のパッケージに書かれている分量を守りましょう。適量よりも多く入れると、すすぎの際に洗剤がきちんと落ちず、ニオイが発生する原因となります。反対に適量よりも少ないと、汚れが落ちづらくなるため注意してください。

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脱水時間を長めに設定する

洗濯機の操作画面

部屋干しをする際は、できるだけ洗濯物の水気を取り除いておく必要があります。そのため、洗濯機の脱水時間を長めに設定しておきましょう。自動コースを使用している場合は、最後に数分脱水の工程を追加してください。脱水をしっかりとおこなうことで、部屋で干す時間が短くなり、ニオイのもととなる菌の繫殖を防げます。

また、脱水時に乾いたバスタオルを入れる方法も効果的です。乾いたバスタオルに洗濯物の水分が移動するため、普段よりも乾きやすくなります。ただし、バスタオル1枚分のスペースが増えるため、洗濯物が少ないときにおすすめの方法です。

部屋干しで早く乾かす5つのコツ

部屋の中に洗濯用品が並んでいる画像

次に、部屋干しで洗濯物を早く乾かす5つのコツについて解説します。

  • 間隔をあけて干す
  • アーチ干しで風通しUP
  • 布が重ならないように干す
  • 洗濯物の下に新聞紙を敷く
  • 家電を利用する

洗濯物を早く乾かすには「温度」「湿度」「空気の流れ」の3つのポイントが重要です。温度が高く、湿度が低い環境を用意し、水分の逃げ道を作ることで、衣類が乾きやすくなります。

どれか1つだけを満たしていても、効果は期待できません。たとえば、いくら温度を高くしても、湿度が高ければ水分が蒸発しないため、乾くまでに時間がかかるでしょう。とくに、洗濯物を干していると部屋の湿度が高くなりやすいため、空気の流れを作って湿度を低くすることが大切です。

間隔をあけて干す

間隔があいているものと、あいていないものの比較画像

洗濯物同士が密着していると、空気の流れが悪くなり、湿度も高くなります。洗濯物同士がくっついていなくても、十分な間隔がなければ意味がありません。最低でも5cm以上間隔をあけて干してください。

アーチ干しで風通しUP

アーチ干ししている洗濯物

さらに早く乾かすためには、アーチ干しを取り入れるといいでしょう。アーチ干しとは、ピンチハンガーを使用する際に、アーチを描くように干す方法です。外側から長さのある衣類を吊るし、真ん中には一番短い衣類を吊るします。

外側はもっとも空気の影響を受けるため、乾きが早いです。適当に干すよりも、規則的な並べ方のほうが乾きやすくなるため、面倒なときは衣類の向きだけでもそろえましょう。

布が重ならないように干す

隙間をあけて干したくても、ジーンズやパーカー、バスタオルなどはどうしても布同士が重なりやすくなります。そして見落としがちなのが靴下です。乾きづらい洗濯物を部屋干しするときは、さらに工夫を取り入れましょう。

ジーンズの室内干し
ジーンズはポケットの内側部分がもっとも乾きづらいため、裏返して吊るしてください。ピンチハンガーを使い、ウエスト部分が筒状になるようにすると、空気の通り道を確保できます。

パーカーの室内干し
パーカーはフード部分が乾きづらいため、背中部分に触れないように間隔をあけましょう。普通のハンガーにパーカーを吊るし、別で針金ハンガーを折り曲げてフード用のハンガーを作ります。ハンガーの肩部分が手前にくるように折り曲げたら、フードを通すだけです。手間を省きたい場合は、パーカー専用のハンガーを利用するといいでしょう。

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バスタオルの室内干し
バスタオルは、ピンチハンガーを使ってジャバラ状になるように吊るすと、空気の通り道ができます。ピンチハンガーに余裕がない場合は、ハンガーに対して肩から羽織るような形で干してみてください。

靴下の室内干し
靴下を部屋干しする際は、ピンチハンガーで1つずつ間隔をあけて干すと早く乾きます。長さの異なる靴下がある場合は、外側から長い靴下、内側に短い靴下を配置してアーチ干しにしましょう。

洗濯物の下に新聞紙を敷く

洗濯物の下に新聞紙を敷いている画像

洗濯物の下に新聞紙を敷くことも、早く乾かすのに効果的です。新聞紙には水分をよく吸収する性質があります。空気中に含まれる水分は下に降りていくため、敷いている新聞紙が洗濯物の水分を吸い取ることで早く乾くのです。新聞紙はそのまま広げて置いておくよりも、丸めると表面積が大きくなって吸収率が上がります。

家電を活用する

室内干しの洗濯物と、サーキュレーターの画像

さらに効率良く洗濯物を乾かしたい場合は、エアコンや扇風機などの家電を活用しましょう。エアコンは除湿モードで湿度を下げることができ、扇風機は風の通り道を作るのに役立ちます。部屋の湿度が高いと、風が当たっていても乾きづらいため、エアコンと扇風機の同時使いがおすすめです。

ただし、エアコンの除湿モードは、湿度と一緒に部屋の温度まで下げてしまうため、寒い季節にはあまりおすすめできません。冬場は衣類乾燥除湿機を取り入れると、部屋の温度を下げることなく除湿が可能です。除湿機は部屋干しだけではなく、雨の日や梅雨の時期の湿気対策にも活用できます。

浴室乾燥機でも湿度を除去できますが、下側が乾きづらいほか、多くの量は干せません。洗濯物の量が多い場合は、衣類乾燥除湿機の使用がおすすめです。

また、空気の通り道を確保するには、サーキュレーターも便利です。部屋全体の空気を循環させ、部屋の温度を一定に保つ効果もあります。

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部屋干しは便利グッズの活用がおすすめ

白いレースのカーテンと室内干しされている洗濯物

部屋干しをする際は、便利グッズの活用で、さらに効率良く干すことができます。とくに、洗濯物を干す場所が少ない方におすすめです。狭い空間を利用して干せるため、限られた場所でも部屋干しが可能となります。

部屋干し用ハンガー

部屋干し用としてピンチハンガーを使用する場合は、プラスチック製が安価でおすすめです。プラスチック製は外干しでは紫外線の影響を受けやすく劣化しやすいというデメリットがありますが、部屋干しではその影響を受けないため、長く使用できます。

プラスチック製以外を選ぶのであれば、アルミ製がいいでしょう。アルミ製は紫外線や水気に強く、軽いというメリットがあります。ただし、柔らかい素材のため、負担がかかりやすい重たい洗濯物には不向きです。

また、部屋干し用ハンガーの形状には、一般的な四角のほかに半円やクロスなどがあります。四角い形状のものはサイズ展開が豊富で、ピンチの数も多いため、間隔をあけて干したい場合に適しています。

反対に、限られたスペースで洗濯物を干したい場合は、半円やクロスなどの形状がおすすめです。とくにクロスのものは、角度を調節できるタイプであれば、干す場所に合わせて使い方を変えられます。

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伸縮式の物干しスタンド

伸縮式の物干しスタンドは、長さを自由に変えられるため、洗濯物の量に合わせて調節可能です。洗濯物をため込みがちの方は横、ワンピースや毛布など長さのあるものを干すことが多い方は縦を調節できるものを選ぶといいでしょう。

ただし、伸縮式であっても、物干しスタンドは置くのにスペースをとります。どこに置くかを決めて、広さを確認してから購入してください。

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部屋干しのコツを実践して洗濯物を効率的に乾かそう

室内干しされている洗濯物の接写画像

嫌なニオイや部屋の湿気などが気になる部屋干しですが、メリットも多くあります。洗い方や乾かし方を工夫すれば、部屋干しでも効率良く洗濯物を乾かすことが可能です。サーキュレーターや除湿機などの家電、部屋干し用のハンガーや伸縮式の物干しスタンドなど、さまざまなグッズを活用して、衣類を気持ち良く乾かしましょう。

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