人気のタグ

コーナンTips

DIY

魚焼きグリルの掃除方法は?重曹で頑固な焦げやニオイを落とすコツを解説!

魚焼きグリルの掃除方法は?重曹で頑固な焦げやニオイを落とすコツを解説!

Featured Image
クリップボードにコピーしました
         

魚焼きグリルは、焼き魚だけでなく様々な料理を美味しく仕上げてくれる便利な調理器具です。しかし、こまめにお手入れをしないと、あっという間に頑固な焦げ付きや嫌なニオイが発生してしまいます。いざ掃除をしようと思っても、ベタベタとした油汚れや網にこびりついた汚れを前に、どのように洗えばよいか悩む方も多いのではないでしょうか。そこで本記事では、魚焼きグリルを簡単かつ効果的に綺麗にする掃除方法を詳しく解説します。汚れが蓄積するメカニズムから、重曹を使った手軽な落とし方、さらには日々の汚れを防ぐ予防テクニックまで幅広く紹介します。正しいお手入れ方法を身につけて、常に清潔なキッチンを保ちましょう。

魚焼きグリルが汚れる原因

焦げや油汚れが付着した魚焼きグリルの網と受け皿

魚焼きグリルは、料理を美味しく仕上げる便利な調理器具ですが、使用するたびに庫内には様々な汚れが付着します。どのような汚れが発生しているのかを理解することが、適切な掃除方法を見つけるための第一歩となります。

汚れの種類 特徴 発生する主な原因
油汚れ ベタベタとした感触で時間とともに酸化して固まる 食材から滲み出た脂が熱で周囲に飛び散るため
焦げ付き 黒く炭化して網や受け皿に硬くこびりつく 食材のたんぱく質が加熱によって焼き付くため

油汚れの蓄積のメカニズムを理解する

魚やお肉を加熱すると、食材の内側から大量の脂が溶け出してきます。この脂は庫内の高温によって細かい粒子となり、周囲の壁や受け皿に広範囲に飛び散ります。調理直後はまだ液状で柔らかい油汚れですが、そのまま放置すると空気に触れて徐々に酸化が進みます。酸化した油は強い粘り気を持つようになり、やがて頑固なベタベタ汚れへと変化します。この状態になると中性洗剤だけで落とすのが難しくなるため、油が固まる前のお手入れが重要となります。

たんぱく質による焦げ付きを把握する

魚やお肉には豊富なたんぱく質が含まれています。このたんぱく質が加熱によって網に張り付く現象を「熱凝着(ねつぎょうちゃく)」といいます。熱凝着が起きると食材が網にしっかりと張り付いてしまい、無理に剥がそうとすると身が崩れるだけでなく網にたんぱく質が残ってしまいます。この残ったたんぱく質が繰り返し加熱されることで、真っ黒で硬い焦げ付きへと変化します。焦げ付きは金属の表面に強く結合しているため、単にこするだけでは簡単に落とすことができません。

掃除前に確認すべき安全対策

魚焼きグリルが組み込まれたガスコンロ

魚焼きグリルは誤った方法で掃除をするとやけどや故障につながる恐れがあります。安全に汚れを落とすために、以下のポイントをしっかりと押さえておきましょう。

確認項目 具体的な対策
庫内の温度 やけど防止のため、完全に冷めてから掃除する
掃除道具 庫内や部品を傷つけないよう柔らかいスポンジを選ぶ
お手入れ方法 網や受け皿などの部品は取り外して洗い、庫内には直接水をかけない

庫内が完全に冷めた状態を確認する

調理直後の魚焼きグリルは、網や受け皿だけでなくガラス扉や庫内の壁面も非常に高温になっています。この状態で素手で触れると重度のやけどを負う危険性があります。また、熱いガラス部分に急に冷たい水をかけると、急激な温度変化によってガラスが割れてしまう可能性も否定できません。そのため、調理が終わった後はすぐに掃除を始めず、庫内や部品が十分に冷めるまで待つ必要があります。冷めたことを確認してから、網や受け皿などの部品を取り外しましょう。

強いこすり洗いや庫内の水洗いを避ける

魚焼きグリルの網や受け皿には、食材がくっつきにくくなるようにフッ素樹脂などの特殊なコーティングが施されていることが多いです。金たわしや研磨剤入りの硬いスポンジで強くこすると、このコーティングが剥がれてしまい、かえって汚れがこびりつきやすくなります。また、庫内そのものを取り外せない構造の場合は、直接水をかけて洗うことは避けてください。電装部品に水が入り込むと漏電や故障の原因となる恐れがあります。庫内を綺麗にする際は、洗剤を含ませた布で優しく拭き取った後、水拭きと乾拭きを繰り返す方法が適しています。

魚焼きグリルの基本の掃除手順

手袋を着けて魚焼きグリルの受け皿を取り外す様子

汚れを長期間放置せず、使用後にこまめにお手入れをすることが、頑固な焦げ付きを防ぐポイントです。庫内と部品が冷めてから行う基本のお手入れは、台所用中性洗剤とスポンジがあれば十分です。ここでは、魚焼きグリルの基本的な掃除方法を、「網と受け皿の洗浄」、「ガラス扉の拭き取り」、「すすぎ洗い」の3ステップに分けて、日常的に取り入れやすい掃除手順を紹介します。

手順 必要な道具 お手入れのポイント
網と受け皿の洗浄 台所用中性洗剤、柔らかいスポンジ 泡立てたスポンジで網の目や受け皿の四隅を優しく洗う
ガラス扉の拭き取り 台所用中性洗剤、柔らかいスポンジまたはマイクロファイバークロス 研磨剤は使わず滑らせるように拭く
すすぎ洗い ぬるま湯と清潔な布 洗剤の成分が残らないように隅々まで丁寧に洗い流す

手順1:中性洗剤で網と受け皿を洗う

魚焼きグリルが十分に冷めたことを確認したら、網と受け皿を本体からゆっくりと取り外します。まだ油汚れが新しいうちは、普段食器洗いに使用している台所用中性洗剤でも汚れを落としやすくなります。スポンジに洗剤を含ませてたっぷりと泡立て、網の目や受け皿の四隅に付着した油を優しく包み込むように洗っていきます。特に網の交差している部分は汚れが溜まりやすいため、スポンジの角をうまく当てながら丁寧に洗うことが大切です。

手順2:ガラス扉の汚れを拭き取る

魚焼きグリルのガラス扉には、調理中に跳ねた油が白く曇るように付着しています。多くの機種ではガラス扉を取り外すことができるため、取扱説明書に従って安全に外してください。取り外したガラス扉は、中性洗剤を含ませた柔らかいスポンジで優しくこすり洗いをします。取り外しができない機種の場合は、水で薄めた中性洗剤をマイクロファイバークロスに染み込ませ、しっかりと絞ってからガラス面を拭き上げます。ガラスは傷がつきやすい素材であるため、研磨剤などは使用せずに滑らせるように拭くことがポイントとなります。

Tips
マイクロファイバークロスは繊維が細かく、油汚れを絡め取りやすいため、通常の布よりも効率よく汚れを拭き取ることができます。

▶マイクロファイバークロス|ホームセンターコーナンの通販サイト

手順3:ぬるま湯でしっかり洗い流す

洗剤を使って汚れを浮かび上がらせた後は、成分が部品に残らないよう十分にすすぎます。このとき、冷たい水よりもぬるま湯を使用することで、油汚れが再び固まるのを防ぎながらスムーズに洗い流すことができます。網の細かい部分や受け皿の縁に泡が残っていないかを注意深く確認し、流水で念入りにすすいでください。すすぎが終わった後は、乾いた清潔な布でしっかりと水分を拭き取り、風通しの良い場所で完全に乾燥させてから本体に戻します。

頑固な汚れを落とす掃除手順

シンクで魚焼きグリルの受け皿をスポンジで洗う様子

長期間放置してしまった汚れや、熱でカチカチに固まった焦げ付きは、中性洗剤だけでは落としきれません。そのような場合には、アルカリ性の性質を持つ重曹を活用することで、油汚れをゆるめて剥がれやすくすることができます。重曹を溶かしたぬるま湯に部品をつけ置きし、こびりついた汚れをふやかしてから落とす手順を以下の3ステップで解説します。

作業ステップ ポイント 期待できる効果
水溶液の作成 ぬるま湯1Lに対して重曹大さじ3~4杯程度 アルカリ性の性質で油汚れをゆるめて剥がれやすくする
つけ置き 約30分間しっかりと浸す 固まった焦げ付きやたんぱく質の汚れを浮かせる
こすり落とし 古くなった歯ブラシや柔らかいスポンジを使用する 浮いた汚れを素材を傷つけにくい方法で落とする

手順1:重曹を含ませた水溶液を作る

重曹は水に溶けにくい性質があるため、冷たい水ではなく30~40度程度のぬるま湯を使用するのが効果的です。網や受け皿がすっぽりと入る大きさの洗い桶、または大きめのゴミ袋を用意し、たっぷりのぬるま湯を注ぎます。そこにぬるま湯1Lあたり大さじ3~4杯程度を目安に重曹を加え、粉っぽさがなくなるまでしっかりと混ぜ合わせます。濃くしすぎると溶け残るため、濃度は6%程度までにとどめましょう。ぬるま湯の熱と重曹のアルカリ成分が合わさることで、油汚れや焦げ付きがゆるみ、剥がれやすい状態になります。

▶重曹|ホームセンターコーナンの通販サイト

 

手順2:網と受け皿をつけ置きする

作成した重曹の水溶液に、汚れた網と受け皿を静かに沈めます。全体がしっかりと液に浸かっていることを確認したら、そのままの状態で約30分間放置します。汚れが特にひどい場合や、厚く層になっている焦げがある場合は、放置する時間を1時間程度に延ばすと、汚れがゆるみやすくなります。

手順3:スポンジで焦げをこすり落とす

つけ置きの時間が経過したら、部品を水溶液から取り出します。この状態になると、カチカチに固まっていた焦げ付きもふやけて柔らかくなっています。柔らかいスポンジで軽くこすると、ふやけた汚れが少しずつ剥がれ落ちていきます。網の細かい隙間や入り組んだ部分に残った汚れは、古くなった歯ブラシを使って優しく掻き出すように洗うと落としやすくなります。最後にぬるま湯で重曹の成分をしっかりと洗い流し、水分を拭き取って十分に乾燥させたら完了です。

魚焼きグリルのニオイを取る対処法

魚焼きグリルの扉を手で開ける様子

見た目が綺麗になっても、庫内に魚特有の生臭さが残っていると、次に別の料理を作る際にニオイ移りの原因となってしまいます。ニオイの正体は、庫内の壁面や排気口付近に残った微細な油やたんぱく質の残留成分です。洗剤で拭き取りにくいこれらの成分は、加熱によって焼き飛ばすのが効果的です。掃除後のひと工夫として、空焼きを取り入れてみましょう。

掃除後の空焼きで残ったニオイを飛ばす

しっかりと部品を洗って乾燥させた後、網と受け皿を本体にセットします。このとき、受け皿に水を入れて使うタイプのグリルは、空焼きのときも水(約300ml)を入れてから加熱してください。水を入れずに加熱すると、残った油が過熱されて発火するおそれがあります。空焼きの時間は機種によって異なり、卓上式のガステーブルで約5分、ビルトインコンロで6~7分が目安です。専用プレートを入れたままの空焼きはコーティングを傷めるため行わないでください。この熱によって、庫内の手の届かない場所に付着していた目に見えない微細な油の粒子や、ニオイの元となる成分を焼き切る効果が期待できます。空焼きを行う際は、換気扇を回し、部屋の窓を開けて十分な換気を行うようにしてください。

 

魚焼きグリルを綺麗に保つ予防法

引き出した魚焼きグリルの焼き網と受け皿

掃除の手間を減らすためには、そもそも汚れをこびりつかせないことが大切です。毎回の調理前に少しの手間をかけておくと、その後の片付けが楽になります。なかでも手軽に始められるのが、調理前の予熱と油塗りです。金属表面に油の膜を作っておくことで、食材が網に張り付きにくくなります。

調理前に網を予熱して油を薄く塗る

魚やお肉を乗せる前に、まずはグリルを1〜2分ほど予熱して網を温めます(予熱時間は機種によって異なり、予熱不要と指定されている機種もあるため、取扱説明書をご確認ください)。網が十分に温まったら一度火を止め、キッチンペーパーに少量のサラダ油を含ませて網全体に薄く塗り広げます。この事前のひと手間によって、金属の表面に油の膜が形成され、食材のたんぱく質が網に熱凝着するのを防ぎやすくなります。魚の皮が網に張り付きにくく、身崩れを防ぎながらきれいに焼き上がりやすくなるというメリットもあります。

まとめ

ゴム手袋を着けて焼き網をスポンジで洗う様子

魚焼きグリルの掃除方法や汚れを防ぐためのテクニックについて解説しました。重曹を使ったつけ置き洗いを取り入れることで、頑固な焦げ付きや嫌なニオイを落としやすくなります。日々の調理前に行う手軽な予防策を取り入れて汚れの蓄積を防ぎ、綺麗な魚焼きグリルを保ちましょう。

関連記事 今話題の人気記事!

同じカテゴリから記事を探す

住まいの掃除重曹