人気のタグ

コーナンTips

レジャー

着火剤の代用になるもの7選!手作り着火剤の作り方も紹介

着火剤の代用になるもの7選!手作り着火剤の作り方も紹介

Featured Image
クリップボードにコピーしました
         

火をおこすのに欠かせない着火剤は、ホームセンターやアウトドア用品店で手軽に購入できます。しかし、着火剤がなくても、身近なアイテムで火をおこすことは可能です。
火おこしにひと工夫する面白さもあり、万が一着火剤を忘れてしまったときにも役立ちます。

本記事では、着火剤の代用品として使えるアイテム7選をご紹介します。また、手作り着火剤の作り方も解説しますので、ぜひ一味違う着火の仕方を楽しんでみてください。

火おこしの手順は以下の記事で詳しく解説しているので、あわせて参考にしてみてください。

 

着火剤は代用できる?

着火剤は代用できる?

キャンプで焚き火をする際には、着火剤があると便利です。着火剤にはそのままでは火がつきづらい炭や薪を、燃えやすくする役割があります。

着火剤の多くは、アルコールを主成分としており、固形のものからゼリー状のものまで種類はさまざまです。多少の風が吹いていても火をつけられるため、快適なキャンプが実現します。

着火剤の関連商品を見てみる

しかし、着火剤を持っていくのをうっかり忘れてしまうこともあるでしょう。実は、着火剤がなくても、身近なもので代用が可能です。

着火剤を忘れてしまったときでもスムーズに火おこしができるよう、代用できるアイテムを覚えておきましょう。

着火剤の代用になるもの7選

着火剤の代用になるもの9選

では、実際にどのようなアイテムが着火剤として使用できるのでしょうか。着火剤の代用になるものは以下の7点です。

  • 新聞紙
  • シュロ縄(麻縄)
  • 割りばし
  • 杉の木の葉
  • 松ぼっくり
  • 小枝
  • 白樺の樹皮

それぞれのアイテムについて、着火剤の代用品として使える理由や、火おこしの方法を解説していきます。使用時の注意点にも触れていますので、事前にチェックして自分に合うアイテムを選びましょう。また、自然由来のものを採取して使用する際は、生えているものを切り取ったりはせず、あくまで枯れ落ちたものを使用しましょう。

松ぼっくり

現地で着火剤の代用品を手に入れたいのであれば、松ぼっくりがおすすめです。松ぼっくりは非常によく燃えるため、多くのキャンパーが使用しています。

松ぼっくりには松脂と呼ばれる油分が含まれており、しっかりと乾燥していて笠が開いているものがよく燃えます。年中入手できるうえ、場所によっては大量に落ちているため、手軽に着火剤として使うことができます。

ただし、松ぼっくりは燃焼時間が短くて使いづらいデメリットもあります。また、有害な虫が隠れている可能性もあるため、しっかりとチェックしてから火をつけるようにしてください。

新聞紙

新聞紙は、着火剤がないときの代用品として定番のアイテムです。水を節約するために洗う前のお皿を拭き取るなど、着火の場面以外でも利用できます。そのため、着火剤を忘れたけれど新聞紙を持っている場合は、まずは新聞紙を使ってみてください。

うまく着火させるためには、新聞紙を20cmほどの棒状に丸め、キャンプファイヤーのように積み上げていきましょう。漢字の「井」の形を意識するとうまく積み上がり、空気が入って火がつきやすくなります。

反対に、新聞紙をボール状に丸めたり、そのまま使用したりすると火が消えやすいため注意してください。

また、新聞紙は火がつきやすい反面、すぐに燃え尽きたり、灰が舞いやすくなったりするデメリットがあります。特に、近くにほかのキャンパーがいる場合は、風を送りすぎて灰が舞わないように気をつけましょう。

シュロ縄(麻縄)

何かを縛るときに使うことの多い麻縄は、そのまま着火剤の代用品として使用できます。細く加工されているため、すぐに着火する点がメリットです。

火をよりつけやすくするためには、繊維を細かくほぐしてから使用します。繊維をほぐす場合は、ナイフやカッターを使って数回削るのがよいでしょう。徐々に麻縄がほぐれて繊維状になったら、それを手で丸めてボール状にしてください。空気が十分に送られる状態になるので、簡単に火がつきます。

割りばし

キャンプやバーベキューで活躍する割りばしは、着火剤としても使用できます。余分に持っていくことが多いアイテムなので、着火剤を忘れたときの緊急アイテムとして役立つでしょう。

ただし、割りばしはほかの代用品と比べて細いため、多くの本数が必要となります。そのため、ほかの代用品がない場合にのみ、割りばしを使用するのがおすすめです。

割りばしを使って着火させる際は、新聞紙と同じように真ん中を空けて積み上げてください。また、割りばしを折ってから使うと、使用する本数が少なくて済みます。

杉の木の葉

杉の木の葉は油分を含んでおり、枯れ落ちたものを集めると着火剤として利用できます。日本全国に広く分布しているので、現地で手軽に調達できます。
よく乾燥したものを集めてみてください。

小枝

現地で着火剤の代用品を手に入れたいけれど、松ぼっくりや杉の木の葉を入手できないときは、小枝がおすすめです。小枝はどこのキャンプ場でも手に入るので、緊急用のアイテムとして最適です。

できるだけ同じような長さや太さの枝を集め、新聞紙や割りばしと同じように真ん中を空けて積み上げていきましょう。どうしても長さや太さの異なる枝しかない場合は、中央に向けて組んでいくティピー型がおすすめです。下から火を入れると、徐々に火が大きくなっていきます。

また、枝を選ぶ際は、松ぼっくりや杉の木の葉のときと同様、乾燥しているものを選びましょう。手で半分に折ってポキッと折れれば、乾燥している証拠です。特に、枝は朝露などで湿っている場合が多く、なかなか火がつかないケースがあるため注意してください。

樹皮(白樺、松、杉)

天然の着火剤として知られているのは、松ぼっくりだけではありません。入手できる場所は限られますが、樹皮もよく燃えるため、着火剤として優秀です。

剥がれた白樺の樹皮には、油分が含まれています。そのため、燃えやすいだけではなく、火の持ちが良いこともメリットです。そのままでも使用できますが、小枝などに巻き付けるとさらに着火しやすくなります。

着火剤を手作りしよう!代用品の作り方2選

着火剤を手作りしよう!代用品の作り方3選

ここまで、着火剤の代わりになる身近なアイテムをご紹介しましたが、以下のような着火剤を手作りすることも可能です。

  • フェザースティック
  • 紙薪

これらは、緊急時にその場では作れませんが、自宅にあるもので簡単に手作りできます。強い火力を保つことができるため、着火剤の代用品として非常に優秀です。

キャンプやバーベキューを頻繁におこなう方は、事前に作成してストックしておくことをおすすめします。それぞれの代用品の詳しい作り方を見ていきましょう。

フェザースティック

小枝や割りばしをさらに燃えやすくするためには、フェザースティックに加工するのがおすすめです。フェザースティックとは、ナイフや鉈で薪の表面を薄く削り、羽根のような形にして燃えやすくしたものです。

ただし、初めての場合は薪をうまく削ることが難しいので、小枝や割りばしでおこなうといいでしょう。また、フェザースティックは1本だけではうまく火がつかないこともあります。そのため、複数本作っておくことをおすすめします。

紙薪

水に浸した新聞紙を棒状のものに巻き付け、しっかりと絞って乾かす方法もあります。ペーパーログまたは紙薪(かみまき)と呼ばれる、新聞紙を薪にする方法で、きりたんぽのような見た目が特徴です。

ペーパーログを作るには1週間程度、短くても3日程度かかるので注意してください。使用するときは立てておくことで、空気が入り込んで良く燃え上がります。

着火剤の代用方法を知っておくと役に立つ!

着火剤の代用方法を知っておくと役に立つ!

焚き火をするときに役立つ着火剤ですが、市販の着火剤がないときは代用品で火をおこせます。
代用品には、新聞紙や割りばしのようにキャンプでよく使用するアイテムもあれば、松ぼっくりや小枝など現地で調達できるアイテムもあります。

着火剤の代わりに使えるアイテムを知っておけば、万が一忘れてしまっても安心です。また、キャンプやバーベキューをする頻度が多い場合は、自作の着火剤をストックしておくのもいいでしょう。

本記事で紹介した着火剤の代用方法を参考に、さまざまな方法で火おこしに挑戦してみてください。

関連記事 今話題の人気記事!

同じカテゴリから記事を探す

アウトドアキャンプバーベキュー