コーナンTips DIY キッチンシンクの掃除方法は?汚れの落とし方と綺麗に保つためのお手入れ方法 キッチンシンクの掃除方法は?汚れの落とし方と綺麗に保つためのお手入れ方法 DIY クリップボードにコピーしました キッチンシンクの掃除方法は?汚れの落とし方と綺麗に保つためのお手入れ方法 この記事をシェアする! クリップボードにコピーしました 食品を扱う場所として清潔な状態を保ちたいキッチンシンクですが、家の中でも汚れの原因や種類が多く、放置するとすぐに汚れが蓄積します。汚れを綺麗に除去するだけではなく、汚れをためないように日頃からお手入れすることが大切です。 本記事では、キッチンシンクが汚れる原因や、場所と汚れに合わせた掃除方法、掃除の適切なタイミングと頻度を詳しく解説します。清潔感のあるキッチンシンクを保ちたい方は、ぜひ参考にしてみてください。 目次 キッチンシンクが汚れる原因1.水垢2.油汚れ3.サビ汚れ4.石けんカス5.ぬめり【場所別】キッチンシンクの掃除方法1.シンク2.排水口3.蛇口キッチンシンクを綺麗に保つための日頃のお手入れ方法食器用洗剤で洗う乾拭きするゴミ受けのぬめりを取るシンクを掃除するときの注意点掃除用の手袋を使用する強くこすりすぎない漂白剤はよく洗い流す大理石には重曹・クエン酸をかけない汚れに合わせた掃除とお手入れでシンクをピカピカに!大掃除のコツ!効率的な順番とやり方で1日でキレイにできる キッチンシンクが汚れる原因 水や油、石鹸など、キッチンには汚れの原因のなる要素が沢山あります。シンクの汚れは主に5種類。汚れの種類によって見た目や掃除方法が異なるため、まずは気になる汚れの原因を知ることが大切です。 1.水垢 水道水の成分によって発生する汚れです。日本の水道水にはミネラル成分としてカルシウムやマグネシウムが含まれており、水道水の成分とほかの汚れが混ざり合って付着し、水垢としてこびりつきます。 うろこ状の白い汚れとして蓄積し、こびりつくと落としにくくなるのが特徴です。 2.油汚れ 調理中に発生した油や、お皿から落ちた油が原因の汚れです。最初はギトギトとした汚れでも、放置すると光や熱によって酸化し、黄色い樹脂のように固まります。 おおよそ3〜6か月経過すると、悪臭が発生し、通常の洗剤では落としづらくなります。 3.サビ汚れ 鍋や包丁に付いたサビが移ったりすることで発生する汚れです。金属製のシンクを使っている場合は注意が必要です。 表面を覆ってサビを防ぐメッキ加工を施していても、キズが付いた部分からさびる場合があります。サビ汚れは非常に落としづらいのが特徴です。 Tips ステンレスは鉄とクロムの合金で、表面にクロムの酸化被膜が形成されることで錆に強いのが特徴です。サビないと思われがちですが、もらい錆びのほか強くこすったり塩素系漂白剤を使用すると、表面の被膜が無くなって腐食する場合があるため注意が必要です。 4.石けんカス 石けんに含まれる脂肪酸カルシウムと、水道水に含まれるカルシウムイオンが反応して発生する汚れです。水垢の一因でもあり、水垢と同じようにこびりつくと落としづらくなります。 5.ぬめり 食品の残りカスに発生した雑菌の繁殖が原因の汚れです。シンクの表面よりも、排水口やカバー、ゴミ受けといった生ごみがたまりやすい部分に注意が必要。放置すると悪臭や排水口詰まりの原因となります。 【場所別】キッチンシンクの掃除方法 キッチンシンクの掃除は、シンク・排水口・蛇口の3箇所に分けておこないます。使用する基本の道具は、クエン酸と重曹です。 クエン酸を水に溶かしてクエン酸水として使うために、スプレーボトルを準備しておくと便利。シンクの汚れは落としやすいうちに除去することが重要です。 Tips クエン酸や重曹といった「ナチュラル洗剤」は天然由来の成分のため手肌にやさしく、赤ちゃんやペットがいても安心して使用できます。 ▶ナチュラル洗剤の商品を見てみる 1.シンク シンクに付着する主な汚れは水垢や石鹸カスです。水垢と石鹸カスはアルカリ性の汚れなので、酸性のクエン酸で中和して掃除します。水200mlに小さじ1/2のクエン酸を溶かしてクエン酸水を作りましょう。 また、フライパンや鍋など、油の多いものを洗ったときは、こまめに重曹を使って掃除します。重曹は粉末の状態では研磨剤として、水に溶けるとアルカリ性の洗剤として作用するのが特徴。酸性の油汚れを落とす際に便利です。 掃除の手順は以下のとおりです。 シンクに重曹を振りかける 全体をスポンジでやさしく磨き、お湯で流す クエン酸水を水垢にスプレーする 水気を拭き取る 汚れを定着させないためにも、できるだけ毎日掃除してください。こまめに掃除することで、特別な洗剤を使わずに綺麗なシンクを保てます。 2.排水口 排水口の掃除では、ぬめり取りと除菌が重要です。構造上、汚れが蓄積しやすい場所ですが、毎日軽く掃除するだけで汚れの付着や雑菌の繁殖、ニオイの発生を抑えられます。 ぬめり取りの手順は以下のとおりです。 排水口カバー・フタ・受け皿などをすべて取り外す 取り外した各部品に重曹を振りかける 歯ブラシやスポンジを使ってこする 重曹と落とした汚れを水でそそぐ 除菌の手順は以下のとおりです。 排水トラップを取り外す 排水管とつながる部分にラップをかぶせてゴムで縛る シンクにお湯を張り、重曹を大さじ3入れる 1で取り外した各部品と、5で取り外した排水トラップをつけ置きする(1晩) つけ置きをすることで、歯ブラシやスポンジが届きにくい箇所も含めて、隅々まで掃除できます。ぬめり取りは毎日、除菌は週1回程度おこなうのがおすすめです。 3.蛇口 水が付いたままになりやすい蛇口は、シンクと同じようにクエン酸水を使って掃除します。軽度な水垢には蛇口にクエン酸水を吹きかけ、水拭き、乾拭きの順でおこなう掃除方法がおすすめ。手作りのクエン酸水のほか、スプレーボトル入りのクエン酸水も市販されているので活用してみてください。 また、こびりついた水垢を落とすクエン酸パックは以下の手順でおこないます。 蛇口全体を覆うようにキッチンペーパーをかぶせる キッチンペーパーの上からクエン酸水をたっぷり吹きかける 5分程放置する キッチンペーパーを外し、水拭きする 蛇口を磨くように乾拭きする 水垢は放置すると定着していくため、気になったらすぐに取り除くことが重要です。クエン酸パックは、とくに汚れが気になるときに実施してみてください。 キッチンシンクを綺麗に保つための日頃のお手入れ方法 キッチンシンクを綺麗に保つには、毎日少しずつお手入れするのがポイントです。綺麗に保つ毎日のお手入れは、洗浄と乾拭きで完了です。必要なものは、普段使用する食器用洗剤・スポンジ・タオルのみ。 汚れや水滴を残さないように取り除きましょう。毎日欠かさずお手入れすることで、清潔な状態を長く保てます。 また、掃除が行き届きにくい排水口や、シンクの細かい部分は週に1回程度を目安に掃除しましょう。こびりついた汚れには強力な洗剤や漂白剤を使用しますが、ほかの薬品と混ざらないよう、取り扱いには注意してください。 食器用洗剤で洗う 汚れが蓄積しやすく、水気の多いキッチンシンクはカビの繁殖ポイントです。シンクのカビのほとんどが、汚れの上に生えているため、根本の汚れを落とすだけでカビも一緒に除去できます。 スポンジに食器用洗剤を付け、こすり洗いで落とします。細かな溝や傷に汚れを残さないよう、ステンレスの目に沿ってできるだけこまめに掃除してください。隅々まで洗い終わったら、水でよく流して完了です。 また、柔らかいスポンジを使い、キッチンシンクを傷つけないための配慮も必須です。仕上げのコーティングを施しているシンクは、汚れや水垢が付きにくくなるコーティングをはがしてしまうおそれがあります。表面に付いた細かな傷に汚れが入り込み、蓄積されやすくなるため、やさしく洗うことを心がけてみてください。 乾拭きする 汚れを放置しない以外にも、綺麗なキッチンシンクを保つには水気を拭き取る手間が大切。1日のうち、キッチンシンクを使い終わるタイミングで乾拭きしてみてください。 食器用洗剤で洗って水でよくすすいだら、乾いたタオルで水滴が残らないよう、ていねいに拭き取ります。水分が少し残るだけで水垢の原因となるため、念入りにおこなうことが大切です。 手早く乾拭きしたい方は、吸水性が高いマイクロファイバーのタオルを活用するのもおすすめ。水気を拭き取ることで雑菌の繁殖を抑制できるほか、見た目の清潔感もアップします。 ▶キッチン用洗剤の商品を見てみる ゴミ受けのぬめりを取る 排水口やゴミ受けのぬめり取りは、週に1回ゴミ捨てのタイミングでおこなうのがおすすめです。ゴミ受けにたまったゴミを取り除いたら、排水口周辺の部品をすべて外します。重曹やセスキ炭酸ソーダをかけて、スポンジやブラシでこすり洗いして汚れを落とします。 目が細かい部分はブラシで隅々まで掃除するのが重要。使い終わったスポンジやブラシの衛生面が気になる方は、使い捨てのスポンジを活用してみてください。 重曹やセスキ炭酸ソーダで大半のぬめりを落とせますが、落としにくい頑固なぬめりには塩素系洗剤や塩素系漂白剤の使用が効果的です。塩素系の薬品を使用する際は、手袋で手肌を保護してから作業しましょう。 また、強力な洗剤や漂白剤は、ほかの薬品と混ざり合わないように注意しなければなりません。ほかの薬品と混ざり合うと、有害なガスを発生させる場合があります。別の漂白剤や洗剤を使う際は水でよく洗い流し、できるだけ時間を空けてから使用してください。 シンクを掃除するときの注意点 シンク掃除では、洗剤の使い方や洗い方を間違えると、事故やシンクの状態を悪くしてしまう場合があります。 シンクを掃除する際は、以下の点に注意して作業してください。 掃除用の手袋を使用する シンク掃除に使用する洗剤は、素手でさわると肌荒れの原因になります。 特に、セスキ炭酸ソーダなどのアルカリ性が強いものを使用すると肌荒れしやすいので、作業する際は掃除用の手袋を着用しましょう。 強くこすりすぎない 重曹やクレンザーを使用したり、金タワシを使用してシンクを強く擦ると、表面のコーティングにキズが付いてサビのもとになる場合があります。 なるべく優しくこするように注意してください。 漂白剤はよく洗い流す ステンレス製のシンクに漂白剤を長時間つけておくと、保護膜がはがれてサビの原因になります。 配管のトラブルにもつながるため、漂白剤は長時間つけ置きせず、水でよく洗い流しましょう。 大理石には重曹・クエン酸をかけない 人造大理石や人工大理石は、基本的に酸やアルカリに弱く、付着すると表面が荒れてしまうことがあります。 シンク周りの素材として使用されている部分がある場合、重曹やクエン酸がかからないように注意してください。 汚れに合わせた掃除とお手入れでシンクをピカピカに! 毎日使うキッチンシンクは汚れが付着しやすく、放置すると悪臭や雑菌の発生原因になりかねません。食品を扱う場所だからこそ、清潔な状態を保つためには毎日のお手入れが重要です。 日頃の掃除には重曹・クエン酸・食器用洗剤を、週1回の本格的な掃除には強力な洗剤や漂白剤を使ってみてください。汚れに合わせて適切な方法で掃除することも大切です。 関連記事 大掃除のコツ!効率的な順番とやり方で1日でキレイにできる シンク掃除の関連商品を見てみる
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