フローリングの補修方法|キズやへこみをDIYで直してみた結果
フローリングの補修方法|キズやへこみをDIYで直してみた結果

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フローリングの傷は補修のやり方さえわかれば意外と簡単に直すことができます。物を落としたり、家具を引きずったりなどフローリングに傷がつく原因はさまざま。また傷の状態もひとつではありません。業者に依頼せずにDIYで補修を行うには傷の状態に合った適切なやり方を知る必要があります。
本記事では、今すぐフローリングの傷を補修する方法や専用グッズを使って、キレイに補修する方法を傷の状態別に紹介するので、ぜひ参考にしてください。
目次
フローリングの傷を今すぐ補修する方法
フローリングの傷を今すぐなんとかしたいという場合に、アイロンやハンドクリームを使用する方法があります。この方法は無垢(天然木の板)フローリングの浅い凹みやちょっとしたすり傷に適用できるものなので、それ以外の場合は次章の専用グッズを使った方法を参考にしてください。
方法その1:浅い凹みはアイロン
無垢フローリングの浅い凹みは、水とアイロンを使って補修することができます。木が水を吸収して膨らむことで凹みを補修する仕組みです。フローリングが欠けてしまった場合にはこの方法は使えないので注意しましょう。また、塗装してある場合には変色してしまう可能性があるので、補修する前に目立たないところで確認するようにしましょう。
それではアイロンを使った凹みの補修方法について見ていきましょう。用意するものはアイロン・濡れたタオル・マチ針です。
- 水の吸収を良くするために凹み部分にマチ針で穴を数カ所あけます
- 濡れたタオルを凹み部分にあててアイロンで数秒おさえます
- 凹みが補修できるまで繰り返します(タオルが濡れた状態であることを確認しながら行います)
フローリング材の種類や乾燥具合によって、適切な温度や時間が変わるので状態を見ながら進めましょう。
方法その2:すり傷はハンドクリーム
フローリングの引っかいたようなすり傷はハンドクリームを使って補修します。すり傷などはワックスが取れただけという可能性があるので、こういった場合にはハンドクリームを塗りこむことで傷を薄くできます。
用意するものは乾いたタオル・ハンドクリームです。タオルに少量のハンドクリームを取って軽く塗りこんでいきましょう。
フローリングの補修は専用グッズを使うと簡単キレイ
フローリングの傷をキレイに補修したいという場合や、今すぐできる方法では対応できないという場合には専用グッズを使って直しましょう。ここでは傷の状態に合わせた5種類の補修グッズを使って実際に傷を直していきます。
凹み・くぼみならフローリング補修用パテ
フローリングの凹みやくぼみ、欠けなどの補修にはパテが有効です。フローリング材の色に合わせて、調色して使用しましょう。
完全硬化後にはやすりがけを行い、補修場所を整えます。硬化するとはがせなくなるため、補修場所以外はマスキングテープで養生するなどして、他の部分につかないように注意が必要です。
実際に補修してみる
フローリングが欠けてしまった部分を埋めていきます。
パテを使用する際は、肌に付着しないようにビニール手袋などを着用しましょう。パテの商品に付属している場合もあるので、購入前に確認してみてください。
傷の大きさに合わせた量のパテを取り、練り合わせます。
ムラが無いようにしっかり練りましょう。
練り合わせたパテを欠けた部分に埋め込みます。形を整えたら、完全に硬化するまで待ちましょう。硬化するまでの時間は使うパテによって異なりますが、今回は丸1日ほど待ちました。
硬化したら仕上げに紙ヤスリをかけて、表面を滑らかにします。色合いが気になる場合は、上からマニキュアタイプの補修材で木目にあわせた線を入れるのもおすすめです。
深い傷ならハード系補修材
固形タイプの補修材を溶かして傷に埋め込めるので、深い傷や大きな傷に対応できます。調色も簡単で、スプーンなどに色の違う補修材を必要量入れて溶かすだけ。よりナチュラルに補修したい場合には、固まった後にマニキュアタイプの補修材を使って木目を書き足すことで、補修部分を目立ちにくくすることもできます。
実際に補修してみる
深くえぐれてしまった箇所を補修します。
ドライヤーで温めた補修材を、傷にすり込んでいきます。
傷がふさがるように、しっかりとすり込みましょう。
余分な部分をヘラで取り除き、平らにします。
硬化したら、上から木目にあわせて着色すると目立ちにくくなります。
広範囲の傷なら木調シート
フローリングの木の種類や色に合わせて選べる木調シート。カットして貼るだけで簡単に傷を隠すことができます。広範囲にわたる傷の場合におすすめです。
色や模様が複数あるため、ご自宅のフローリングの模様に合うものが見つかったら使用を検討してみてください。
実際に補修してみる
切り傷や擦り傷などに対して使用します。
えぐれた部分に使用すると浮いてしまうため、そういった場合はパテやハード系補修材を使用しましょう。
必要な量のシートをカットしましょう。
傷の上からシートを貼り付けます。
端の部分が若干浮きますが、傷はきれいに隠すことができました。
細い線状のすり傷ならマニキュアタイプの補修材
マニキュアタイプの補修材は細かい線状の傷に最適です。塗り重ねをすることで色が濃くなっていくため、補修場所よりも薄い色を選ぶのがポイント。パテやハード系補修材で直した場所に木目を書き足すことにも使えます。
線状の擦り傷を補修していきます。線に沿ってペンでなぞりましょう。
白い線が入っていた部分に色が付き、傷が目立ちにくくなりました。
床の細かい傷が気になるならワックス入りシート
床の細かい傷を目立たなくするにはワックス入りシートも便利。木製のフローリングに使うことができ、シートに含まれたワックスで傷を埋めます。フローリングを軽くすべらせて乾燥させるだけの簡単補修。乾燥後二度塗りをするとより効果的です。
ただし、つや消し素材のフローリングに対して使用すると、ワックス入りシートをかけた部分だけつや有りの質感になってしまうため注意が必要です。
フローリングの補修が難しい場合は業者に依頼しよう
フローリングの凹みや傷がひどすぎてDIYでは補修できないという場合には、業者に依頼することを検討してみましょう。DIYよりも費用がかかりますが難しい補修もキレイに仕上げてくれます。
業者に依頼する際には、ホームセンターのリフォーム窓口などで相談するところからはじめてみてください。
フローリングに傷がつかないようにする3つの対策
フローリングの補修には手間や費用がかかってしまいます。その手間や費用をかけないためにも傷がつかないようにする対策を行うのがおすすめです。
対策その1:マットやカーペットを敷く
まず一つ目は、フローリングの傷がつきやすい場所にマットやカーペットを敷く方法です。イスを引くダイニングテーブルのまわりや、キャスター付きのイスのあるデスクまわりなどにマットを敷いておけばすり傷などを防ぐことができます。
また、ペットがいる場合にはフローリングに引っかき傷をつけてしまう可能性があるので、カーペットやジョイントマットを敷くと効果的です。
対策その2:カバーをつける
二つ目は動かして傷をつけてしまうイスなどの脚にカバーをつける方法です。簡単に装着できるので手軽に傷対策が可能。また、イスを動かしたときの音も軽減する効果があります。
カバーには布のタイプやシリコンなどゴムタイプのものがあるので、サイズや見た目などで選ぶようにしましょう。イスに合うサイズのカバーが無い場合には、貼り付けるタイプもあるのでそちらを使うと良いでしょう。
対策その3:コーティングする
フローリングにワックスやコーティングを施す方法もあります。小さい傷や汚れを防いでくれるので、フローリングをキレイに維持できます。定期的な塗り替えが必要なのでその点は注意しておきましょう。
また、ワックスはペットのすり傷などにも有効です。ただし通常のワックスだとツヤが出て滑りやすくなってしまうので、ペット対応の滑り止めの効果があるタイプを選ぶことをおすすめします。
傷ついたフローリングを補修して気持ちもリフレッシュ!
ここまでフローリングの傷を自分で直す補修方法や検証結果、傷がつかないようにする対策を紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。フローリングは傷の種類によっても直し方が変わります。まずは傷の状態を見て適切な専用グッズを用意することから始めてみましょう。気になっていたフローリングの傷が直ると気持ち良いものですよ。