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フローリングワックスの剥がし方|簡単に剥がす方法と注意点を解説

フローリングワックスの剥がし方|簡単に剥がす方法と注意点を解説

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ワックスがけされたフローリングはピカピカで清潔感があり、部屋全体を明るく演出してくれます。しかし、フローリングワックスは、時間の経過とともに本来のツヤが失われたり、汚れが付着して黒ずみが発生したりします。そのため、定期的なメンテナンスやお手入れが欠かせません。

本記事では、フローリングワックスの簡単な剥がし方や注意点について詳しく解説します。

フローリングワックスの剥離が必要な理由

光が差し、反射している埃一つ無い綺麗なフローリング

フローリングを常にきれいな状態に保つには、ワックスを定期的にかけ直す必要があります。ワックスがけにより、フローリング本来の輝きがよみがえり、部屋を快適な状態に保つことが可能です。

ワックスは1年に一度を目安にかけ直すのがベストですが、重ね塗りを続けているとワックスの層が積み重なっていき、古いワックスが徐々に黒ずんでくることがあります。

そのため、自分でワックスがけをおこなう際にも、ずっと重ね塗りを続けるのではなく、数年に一度は古いワックスを剥離し、新しく塗り直すことがおすすめです。

フローリングワックスを剥がすのに必要な道具

フローリングにワックス剥離剤を使用しながら雑巾掛けをしている

フローリングワックスを剥がす際には、以下の道具を準備しておきましょう。

  • フローリング用ワックス剥離剤
  • スポンジやブラシ
  • 雑巾
  • バケツ
  • ゴム手袋
  • マスキングテープ(養生用)

フローリングのワックス剥がしに使用する専用の剥離剤は、ホームセンターやネットショップで購入できます。説明書どおりに使用すれば、初心者の方でも簡単にワックスを剥離できます。

剥離剤には様々な種類があるため、床材に合ったものを選んでください。なお、作業の際は肌トラブルを防ぐためにゴム手袋を着用しましょう

フローリング用ワックスの剥離剤を見てみる

Tips
基本的に剥離剤はワックスと同じメーカーのものをおすすめします。異なるメーカーの剥離剤を使うと十分な効果が出ない場合があるので注意しましょう。

フローリングワックスの簡単な剥がし方

フローリングにワックス剥離剤を使用しながら雑巾掛けをしている

フローリングワックスを剥がす具体的なステップは以下のとおりです。

  1. フローリングに剥離剤を塗る
  2. スポンジでワックスをこすり落とす
  3. 雑巾で剥離剤を拭き取る
  4. 雑巾で水拭きをする

きれいに剥がすコツや注意点について、ステップごとに見ていきましょう。

1. フローリングに剥離剤を塗る

フローリングをスポンジと雑巾を使用して磨いている
まず、フローリングに剥離剤を塗っていきます。剥離剤を付けたくない場所には、事前にマスキングテープで養生しておくのがおすすめです。

何重にも塗り重ねられたワックスの場合は、事前に軽く紙ヤスリで削っておくと剥離剤が浸透しやすくなります。

剥離剤はスプレーして塗るほか、別容器に薬剤を入れてスポンジでまんべんなく塗ることもできます。剥離剤を塗ったら、3~5分程度放置しましょう。放置し過ぎるとフローリング材を傷める原因となるため注意してください。

2. スポンジでワックスをこすり落とす

スポンジを使用して磨いている

剥離剤が乾燥したら、スポンジやブラシを使ってワックスをこすり落としていきます。ワックスをはがす際にスクレーパーやヘラを使用する場合は、フローリングに傷がつかないよう、できるだけやさしくこすりましょう。

ワックスが剥がれにくい場合は、もう一度剥離剤を塗って5分程度放置すると取れやすくなります

3. 雑巾で剥離剤を拭き取る

猫が横になってるフローリングを雑巾を使用して磨いている

雑巾で剥離剤を拭き取ります。剥離剤の拭き残しがあると、フローリング材の劣化につながったり、新しいワックスがムラになったりするおそれがあります。剥離剤のぬめりがなくなるまで、きれいに拭いていきましょう

4. 雑巾で水拭きをする

フローリングを雑巾を使用して水拭きで磨いている

剥離剤の拭き残しがないよう、さらに雑巾で水拭きをしていきます。きれいに拭きあげるためには、3回以上水拭きを行う必要があるでしょう。

最後に乾拭きをして水分を取ります。水分がフローリング材の上に残ったままだと、傷みや反りの原因となるため注意してください。

フローリングワックスを剥がす際の注意点

上から視点の木目フローリング

フローリングワックスを自分で上手に剥がすためには、以下の注意点を覚えておくことが大切です。

  • 床材に合った剥離剤を選ぶ
  • 剥離剤の分量と使用方法を守る
  • 狭い範囲ずつ作業をする

それぞれ詳しく解説します。

床材に合った剥離剤を選ぶ

剥離剤は床材に合ったものを選びましょう。材質が合わないものを使うと、ワックスがうまく剥がれないだけではなく、床材を傷める原因となります。

また、MDFフローリングのような、剥離剤を使用できない床材もあるため、事前にフローリングの種類を確認することが大切です。

どれを選べばいいかわからない場合は、ホームセンターなどで相談してみましょう

剥離剤の分量と使用方法をを守る

剥離剤を使う際は、説明書をよく読んでから作業を進めてください。使い方を間違えると、フローリング材同士をつなげている接着剤が溶けて、板自体が剥がれてしまいかねません。

また、一度に使用する剥離剤の分量を守ることも非常に大切です。適切な分量を使用しないと、水分がフローリング材に染み込み、それが乾燥することで板が反ってしまうこともあります。

フローリングワックス用剥離剤の分量や使用方法は、メーカーや製品によって異なるため、事前に説明書をよく確認することが大切です。

狭い範囲ずつ作業をする

フローリングワックスをはがす際には、一度に広範囲のワックスを剥がそうとしないことが大切です。

範囲が広すぎると、一度剥離剤で浮かせたワックスがまた固まってしまい、きれいに剥離できません。剥離にムラができると、新しいワックスを塗ったときに、見た目が悪くなってしまいます。

全体に剥離剤を塗るのではなく、1平方メートル程度の狭い範囲を作業しながら徐々に進めていくことが、きれいに仕上げるコツです。

フローリングワックスは正しい方法で剥がそう!

日の刺した綺麗でシンプルな

フローリングのワックス剥がしは、正しい手順とコツ、注意点をしっかりと押さえておけば、初心者の方でも簡単におこなえます。最初は時間と労力が必要ですが、何度か挑戦すればコツをつかんでスムーズに作業できるはずです。

ぜひ、本記事を参考にフローリングのワックス剥がしにトライして、ピカピカのフローリングを復活させましょう。

 

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