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クリスマスツリーの飾り方|上手に飾るコツと飾る時期を解説

クリスマスツリーの飾り方|上手に飾るコツと飾る時期を解説

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12月に入ると、クリスマスの準備を始める家庭が多いでしょう。なかでもクリスマスツリーは、クリスマスのシンボルともいえる存在で、飾り方によって印象が大きく異なります。

本記事では、クリスマスツリーの基本的な飾り方や、上手に飾るコツをご紹介します。お洒落に見せるポイントを押さえて、自分好みのクリスマスツリーに仕上げましょう。

【基本】クリスマスツリーの飾り方

クリスマスツリーの飾り方|上手に飾るコツと飾る時期を解説
まずは、クリスマスツリーの基本的な飾り方をご紹介します。クリスマスツリーを飾る手順は以下のとおりです。

  1. ツリーを組み立てる
  2. ライトを巻く
  3. オーナメントを飾る

各工程のポイントを詳しく解説していきます。

1.ツリーを組み立てる

飾りつけをおこなう前に、まずはクリスマスツリーを組み立てる必要があります。

ツリーにはさまざまなサイズがあるため、飾る場所に合わせて適切なサイズを選んでください。卓上に飾る場合は、120cm以内に収めると美しく飾ることができます。また、存在感を与えたいのであれば、150cm以上のサイズを選ぶといいでしょう。ツリーの高さが足りないときは、木箱などの台の上に設置して底上げすることもできます。

ツリーの幅が広くて置きづらい場合は、枝を広げずに背面を壁側にぴったりとつけることで、幅を抑えられて飾りやすくなります。

素手でも組み立てられますが、ツリーは針金でできているものが多いため、軍手を使用すると怪我の防止につながります。

2.ライトを巻く

より華やかな印象にしたいのであれば、ライトを巻くのがおすすめです。ライトには1色のものからカラフルなものまでさまざまな種類があるため、お好みに合わせて選んでください。

また、商品によってライトの長さが異なるため、使用するツリーに合わせて選びましょう。

3.オーナメントを飾る

ライトを巻きつけたら、最後にオーナメントを飾ります。オーナメントは、ごちゃごちゃとした印象を与えないために、完成形をイメージしながら選びましょう。落ち着いた雰囲気を与えたいのであれば、部屋のインテリアと色味を合わせたり、ウッド調のオーナメントを使うのがおすすめです。

また、オーナメントは市販のものだけではなく、リボンや造花を使用することも可能です。リボンはらせん状に巻いたり、ウェーブになるように巻いたりすると、華やかさがアップします。

【手順別】クリスマスツリーを上手に飾るコツ

クリスマスツリーの飾り方|上手に飾るコツと飾る時期を解説
クリスマスツリーを上手に飾るコツを、手順ごとにご紹介します。

ツリーを組み立てるコツ

クリスマスツリーを組み立てるときのポイントは以下のとおりです。

枝を大きく広げる

ボリューム感を出すために、枝を1本ずつ放射線状に広げましょう。隙間が等間隔になるように配置すると、バランスが良くなります。

また、下側から徐々に上部へ向かって広げていくことで、均一な仕上がりになります。一番上のツリートップはオーナメントをきれいに飾れるよう、先端の枝を天井に向かって真っすぐ立てておきましょう。

2等辺三角形を意識する

ツリーは、横から見て2等辺三角形になるように組み立てるときれいなバランスに仕上がります。また、ツリーの底辺が床と平行になるように意識しながら整えてください。

いろいろな角度から見てバランスを整える

枝をすべて広げたら、最後にいろいろな角度からツリーを見てみましょう。正面から見ているだけでは、ツリーの全体像を把握しづらく、横から見たときに不格好な形になっていることも少なくありません。

また、ツリーから少し距離をとって確認すると、バランスを整えやすいためおすすめです。

ライトを巻くコツ

次に、ライトを巻くコツを見ていきましょう。

適した巻き方を選ぶ

ライトの巻き方には、主に以下3つのパターンがあります。

  1. 上から360度全体に巻きつける
  2. 上から片面だけにジグザグに配置する
  3. 上からライトを正面のみに垂らす

一般的なのは、360度全体に巻きつける方法です。ほかの方法よりも多くの電飾が必要となり、コストがかかるデメリットはありますが、キラキラと光るツリーはとても華やかです。部屋の中央にツリーを設置する場合に適しています。

ジグザグに巻きつける方法は、片面のみなので電飾が半分の数で済みます。コストを抑えながら華やかさを演出したい方や、ツリーを壁際に設置する場合におすすめです。

一味違った飾りつけを楽しみたいのであれば、上からライトを垂らす方法を試してみましょう。簡単でありながら、お洒落な雰囲気を演出できます。

電球を点灯させながら飾る

ライトは点灯させたときに印象が大きく変わります。そのため、電球を点灯させながら飾ることで、バランスがとりやすくなります。また、球切れの確認にもなります。
離れたところから全体のバランスを確認しながら作業を進めましょう。
ただし、電球部分は熱くなりやすいため、飾りつけをする際にはコードを持つようにしてください。

コードはなるべく隠す

コードが表面にむき出しになっていると、どこか機械的な印象を与えてしまいます。
そのため、コードは小枝に巻きつけるか、奥に押し込むようにして、できるだけ見えないようにしましょう。
また、巻きつけるときに電球がついている方をツリーの外側に向け、コードは内側に向くように丁寧に作業してみて下さい。

Tips
ライトを巻くときに、ツリーの表面にかぶせるだけでなく、枝の奥にも電球が入るようにすると、ツリー全体の陰影が強調されて立体感のある仕上がりになります。

オーナメントを飾るコツ

最後に、オーナメントを飾るときのコツをご紹介します。

ツリーのサイズに合わせてオーナメントの数を決める

オーナメントの数は、ツリーのサイズに合わせて決めましょう。また、両面装飾にするのか、片面装飾にするのかによっても必要な数は変わっていきます。

以下の表は、オーナメントのサイズを5~10cmとした場合の個数の目安です。

ツリーサイズ 両面装飾の場合 片面装飾の場合
90cm 30個 15個
120cm 80個 40個
150cm 120個 60個
180cm 140個 70個
270cm 240個 120個

壁側にツリーを密着させ、幅を狭くして置く場合は片面装飾で問題ありません。
片面装飾では、両面装飾の半分の数を目安に飾りましょう。

ただし、上記はあくまでも目安であり、オーナメントの形やツリーのタイプなどによっても適切な数は異なるため、全体的なバランスを見ながら数を調節してみてください。

大きいものから小さいものの順番でつける

バランスよくクリスマスツリーを飾りつけるためには、大きいものや目立つオーナメントからつけていくことがポイントです。その隙間を埋めるように、小さいオーナメントを取り付けましょう。
同じ大きさのオーナメントが隣接していると、バランスが悪くなってしまいます。大きいオーナメントをつけるときは必ず隙間を空けるようにしてください。小さいものも、ごちゃごちゃとした印象にならないよう、取りつけすぎには注意しましょう。

枝とオーナメントを密着させる

オーナメントについている紐やワイヤーは、できるだけ短くして目立たないようにしましょう。紐つきのオーナメントをそのまま取りつけると、枝とオーナメントの間に隙間ができ、見栄えが悪くなってしまいます。また、外れやすくなるデメリットもあるため注意が必要です。

紐つきのオーナメントを使用する際は、紐を枝に巻きつけるようにして、枝の先端を紐に被せるように折り曲げておくと、固定されて見栄えも良くなります。

ワイヤーつきのオーナメントは、枝にワイヤーをグルグルと巻きつけるようにしましょう。
紐と同じように枝に巻きつけてしまうと、外すときに大変なので注意してください。

クリスマスツリーをお洒落に飾るポイント

クリスマスツリーの飾り方|上手に飾るコツと飾る時期を解説
クリスマスツリーをお洒落に飾るためには、以下のポイントを押さえておきましょう。

  1. ツリーの足もとを隠す
  2. ツリートップは真っすぐ立てる
  3. 台の上に置いて迫力を出す
  4. オーナメントは3色以下にまとめる

それぞれのポイントについて詳しく解説します。

ツリーの足もとを隠す

ツリーの足もとを隠すように設置すると、よりお洒落な印象を与えられます。ツリーの足もとは台座の金具がむき出しになっているものが多いため、部屋のインテリアや飾りつけの雰囲気に合わせて、布やボックス、木箱、ツリースカートなどを取り入れてみてください。

なかには、はじめから麻の布が巻かれていたり、足もとが家具調に加工されていたりするツリーもあります。飾りつけの手間を省きたい場合は、購入する際に足もとの加工を確認しておきましょう。

ツリートップはまっすぐ立てる

枝の広げ方でもご紹介したように、ツリートップはできるだけ真っすぐ立てるようにしましょう。ツリートップは、オーナメントがもっとも目立つ場所です。枝を真っすぐに立て、仕上げたいイメージに合わせた飾りを選んでください。

ツリートップ用のオーナメントにはライトで光るものや、文字が書かれているものもあります。キュートな印象にしたいのであれば、小さめのニット帽などを乗せるのもおすすめです。
また、真っすぐ立てた枝の根元にリボンを巻くと、エレガントな印象になりますよ。

台の上に置いて迫力を出す

120~150cmのツリーは扱いやすいため、一般家庭でよく購入されます。しかし、小ぶりなので存在感がないと悩んでいる方もいるでしょう。

そこで、ツリーを適度な高さの台や木箱に置いて飾るのがおすすめです。迫力が出て、ぐっとお洒落な印象になります。ツリーの上部が人の目線よりも高くなるように設置しましょう。

オーナメントは3色以下にまとめる

オーナメントは、いろいろな種類を揃えたくなるものですが、お洒落な飾りつけをしたいのであれば、3色以下にまとめるようにしましょう。

色をたくさん使いすぎると、統一感がなく、ごちゃついた印象を与えてしまいます。3色以下にまとめると、センスが良く、大人っぽい印象のクリスマスツリーになります。
例えば、レッドとゴールド2色のオーナメントに、雪を表現する白い綿を組み合わせると、とてもクリスマスらしいツリーを作ることができます。

Tips
ツリーのすき間を埋める際は、市販の綿を使って雪のように飾り付けるのもおすすめです。綿は玉状にちぎって、枝の上に乗せるように配置してみましょう。

クリスマスツリーを飾る時期

クリスマスツリーを飾る期間には本来決まりがあります。クリスマスツリーを飾り始めるのはクリスマスの4週間前からで、片付けるのは1月6日です。
飾り始める時期と片付ける時期それぞれの由来を、以下で解説します。

飾り始めるのは4週間前から

クリスマスツリーを飾りはじめるのは、クリスマスの4週間前の日曜日からとされています。これはキリスト教の「待降節(アドベント)」という、クリスマスの準備をするための期間に由来しています。
待降節はクリスマス4週間前の日曜日から12月24日までの間であり、この期間内にクリスマスツリーを準備するのが基本です。
2023年から2030年までのクリスマスツリーを飾りはじめる日付を一覧にまとめたので、ぜひ参考にしてください。

クリスマスツリーを飾り始める日
2023年 12月3日
2024年 12月1日
2025年 11月30日
2026年 11月29日
2027年 11月28日
2028年 12月3日
2029年 12月2日
2030年 12月1日

片付けるのは1月6日

クリスマスツリーやクリスマスリースを片づける日は、1月6日の「公現祭」とされています。公現祭とは、イエス・キリストの誕生を知った三人の賢者が、星に導かれてイエスに会いに行った日を記念する祭りです。この日までにクリスマスの飾りを片づけると、来年も幸せになれると言われています。

しかし、日本ではキリスト教徒ではない家庭が多く、クリスマスが終わったらすぐにお正月の準備を始めることが多いです。そのため、12月26日~28日の間にクリスマスツリーやクリスマスリースを片づけて、お正月飾りを飾るのが一般的です。

クリスマスツリーをお洒落に飾ってみよう!

クリスマスツリーの飾り方|上手に飾るコツと飾る時期を解説
クリスマスツリーは、バランスやサイズ、オーナメントの数や色を考えながら飾りつけることで、洗練された印象になります。

お部屋の雰囲気に合わせてクリスマスツリーを飾れば、ほかの家具との一体感が出て、クリスマスの華やかな雰囲気を楽しめるでしょう。

小さいサイズのクリスマスツリーしか置けない場合でも、飾りつけを工夫すれば、存在感を際立たせることが可能です。ぜひ本記事を参考にして、自分好みのお洒落なクリスマスツリーに仕上げてみてください。

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