コーナンTips 園芸 クリスマスを彩る寄せ植えの作り方|初心者でもすぐにできる方法や管理のポイントを紹介 クリスマスを彩る寄せ植えの作り方|初心者でもすぐにできる方法や管理のポイントを紹介 園芸最新情報 クリップボードにコピーしました クリスマスを彩る寄せ植えの作り方|初心者でもすぐにできる方法や管理のポイントを紹介 この記事をシェアする! クリップボードにコピーしました クリスマスの時期に玄関前や庭を華やかに演出するアイテムとしておすすめなのが、クリスマスカラーを使った寄せ植えです。コンパクトに飾れる寄せ植えは、ガーデニング初心者の方でも簡単に作れるのでぜひ挑戦してみてください。 この記事では、クリスマスの寄せ植えをおしゃれに見せるコツや具体的な作り方、管理のポイントなどをご紹介します。自分好みの寄せ植えを作って、クリスマスムードを盛り上げましょう。 目次 クリスマスの寄せ植えを初心者でも楽しむポイントポイントその1:カラーを意識シクラメンの育て方|初心者向けの栽培方法のポイントを解説ポイントその2:クリスマスを象徴する草花ポイントその3:オーナメントをプラス初心者でもできるクリスマスイメージの寄せ植え方法方法その1:必要なもの方法その2:レイアウトの仕方方法その3:植え方クリスマスの寄せ植えは詰め気味でOKクリスマスの寄せ植えを管理する方法置き場所水やりと肥料花がら摘みクリスマスの寄せ植えで家を彩ろう12月に植える花8選!花壇やベランダを彩るおすすめの植物を紹介 クリスマスの寄せ植えを初心者でも楽しむポイント クリスマスらしい寄せ植えに仕上げるには、カラーや草花選びにこだわったり、オーナメントを取り入れたりするのがおすすめです。 ここでは、初心者でもクリスマスの寄せ植えを楽しむためのポイントをご紹介します。 ポイントその1:カラーを意識 寄せ植えに使用する草花を選ぶ際には、クリスマスカラーを意識しましょう。「赤」と「緑」をメインに使うと、クリスマスらしい雰囲気に仕上がります。 たとえば、冬の寄せ植えにおすすめの「ガーデンシクラメン」は、赤色や濃いピンク色の花が豊富です。また、ハート型の葉っぱとの組み合わせはクリスマスにぴったりですよ。 関連記事 シクラメンの育て方|初心者向けの栽培方法のポイントを解説 「ホワイトクリスマス」をテーマに、白色の花やシルバーリーフを組み合わせる方法も人気。また、赤と黒系でまとめれば、シックな大人のクリスマスを演出できます。 作りたい寄せ植えのイメージに合わせてカラー選びをしてみましょう。 Tips クリスマスカラーの赤と緑には、それぞれ以下のような意味が込められているといわれています。 赤:キリストが贖罪のために流した血の色で、神の愛を表す。 緑:常緑樹(葉が一年中緑色の木)の色で、永遠の命を表す。 ポイントその2:クリスマスを象徴する草花 クリスマスらしさを出すために欠かせないのが、クリスマスを象徴する草花です。クリスマスツリーに似たコニファーや赤い実の付くチェッカーベリーなど、クリスマスを象徴する代表的な草花をご紹介します。 ・西洋ヒイラギ 西洋ヒイラギは、クリスマスホーリーの別名を持つ木で、クリスマスの象徴として飾られます。モチノキ科の植物の特徴である赤い実と、ギザギザと尖った光沢のある緑の葉が、クリスマスらしい雰囲気を演出します。 ・コニファー コニファーとは針葉樹の総称ですが、園芸では一般的に、ゴールドクレストなどの柔らかい葉で山型の樹形を作る品種の針葉樹を指します。 クリスマスツリーを連想させる形状が特徴です。 また、コニファーの枝葉はクリスマスリースの材料としても利用されます。 寄せ植えに選ぶ際は、プランターとのバランスを考慮しながら小型に仕立てられている木を選びましょう。 緑色系のエメラルドグリーンやゴールドクレストは、シクラメンやポインセチアなどの赤い植物と組み合わせて、クリスマスカラーの寄せ植えを作りたいときにおすすめです。ブルーアイスなどブルー系のコニファーは、薄く雪化粧したような見た目なので、ホワイトクリスマスをイメージした寄せ植えを作ることができます。 ・チェッカーベリー チェッカーベリーは、クリスマスやお正月の寄せ植えに人気の小低木です。さくらんぼのような赤い実がつく姿が特徴で、葉の緑が濃くクリスマスの寄せ植えにぴったりです。 赤い実の付くチェッカーベリーは、お正月の寄せ植えにもぴったりなので、クリスマス〜お正月にかけて飾ることができます。寄せ植えは、ガーデンピックなどを飾れば簡単に雰囲気を変えられます。クリスマスが過ぎたら飾りを取り替えて、長く寄せ植えを楽しむのもおすすめです。 ポイントその3:オーナメントをプラス 寄せ植えに使用する草花が決まったら、クリスマスのオーナメントをプラスしてより華やかさを演出するのがおすすめです。 クリスマスのガーデンピックを挿したり、クリスマスの置き物を鉢の上に飾ったりするといいでしょう。また、コニファーに直接飾り付けをすれば、小さなクリスマスツリーが完成します。 初めて寄せ植えを作る場合、植えてからクリスマスまでに花が終わってしまうなど、思いどおりにならないことがあります。オーナメントを使えばクリスマスの雰囲気を簡単に演出できるため、よりイメージに合った寄せ植えに仕上がるでしょう。 初心者でもできるクリスマスイメージの寄せ植え方法 クリスマスの寄せ植えを作る際には、草花だけではなくプランターや鉢選びも重要です。また、レイアウトの仕方や植え方のポイントもしっかりと確認しておきましょう。 初心者でも失敗せずにクリスマスの寄せ植えを作る方法をご紹介します。 方法その1:必要なもの まず、クリスマスの寄せ植えに必要なものを用意してきましょう。主な材料は以下のとおりです。 寄せ植えに使う草花 プランター(鉢) 鉢底石 鉢底ネット 培養土 マルチング材(バークチップなど) クリスマスの飾り(オーナメント、ピックなど) 草花は、プランターや鉢の大きさによって必要な数が異なります。初心者の方は、まずメインの草花を決めてからプランターを選び、そのあと合わせる草花を選ぶといいでしょう。 ▶鉢・プランターの関連商品を見てみる 土の上に敷くマルチング材には、バークチップを選ぶのがおすすめ。見た目を良くするだけではなく、冬の寒さや乾燥を防いでくれます。 ▶マルチング材の商品を見てみる また、オーナメントやガーデンピックといったクリスマスの飾りも、プランター鉢や草花に合わせて選んでいきましょう。 方法その2:レイアウトの仕方 クリスマスの寄せ植えは、以下のポイントを意識してレイアウトしていきましょう。 メインとなるフォーカルポイントを決める 植え付ける前に仮置きをする フォーカルポイントとは「視線が集まる場所」のこと。たとえば、クリスマスツリーを演出したいコニファーは、寄せ植えの中心または一番後ろにレイアウトし、コニファーの周りを埋めるように草花を配置するとバランスが良くなります。 また、濃い花色が目をひくガーデンシクラメンを中央や手前に植えて、鮮やかに見せるのもいいでしょう。植え付ける前には、オーナメントと合わせて仮置きをすることも大切です。 寄せ植えを正面から見る機会が多いのか、側面からの見栄えも意識したいのかなど、置く場所によっても適切なレイアウトは変わってきます。実際に飾る場所で仮置きをしながら全体のバランスを確認し、自分好みのレイアウトを決めていきましょう。 Tips クリスマスの寄せ植えは、レイアウトを調整することでお正月用の寄せ植えに仕立て直すことができます。オーナメントを片付けてお正月飾りやピックを付けなおすのが、もっとも簡単なやり方です。また、和風のイメージを加えるため、丸葉の葉牡丹を追加するのもおすすめです。 葉牡丹の寄せ植えのやり方は以下の記事で解説しているので、あわせて参考にしてみてください。 ▶葉牡丹の寄せ植えを成功させるポイント!初心者でも簡単におしゃれな寄せ植えを作る方法 方法その3:植え方 寄せ植えのレイアウトが決まったら、中心または一番奥から順番に植え付けていきましょう。 鉢底には水が流れ出るように鉢底ネットと鉢底石を敷き、鉢の半分〜1/3程度の培養土を入れます。培養土に肥料が入っていない場合は、ゆっくり効くタイプの緩効性肥料を混ぜ込んでおきましょう。ポットから苗を取り出したら、苗と苗の間にすき間ができないようにしっかりと植え付けていきます。 なお、クリスマスの寄せ植えに人気のガーデンシクラメンは、球根の頭が見えるくらいの「浅植え」にする必要があるため、土のかぶせ過ぎには注意してください。 クリスマスの寄せ植えは詰め気味でOK クリスマスの寄せ植えを作る秋~冬は、植物の成長がゆっくりな時期。根もほとんど伸びなくなり根詰まりが起こりにくいため、苗を少し詰め気味で植えても大丈夫です。 春の寄せ植えは成長後をイメージすることが大切ですが、冬は株全体の成長スピードが遅くなります。そのため、クリスマスの寄せ植えは植えたときに完成させるイメージで作っていきましょう。 クリスマスの寄せ植えを管理する方法 クリスマスの寄せ植えは11月〜12月に制作し、クリスマスシーズンの1〜2カ月ほど飾ることになります。寄せ植えを作ってからクリスマス当日まで元気な状態を維持するために、適切な管理方法をチェックしておきましょう。 置き場所や水やりのポイント、枯れた花の手入れ方法などをご紹介します。 置き場所 寄せ植えの置き場所は、使用する草花に合わせて日当たりの良い場所〜明るい半日陰を選びましょう。西洋ヒイラギなどは日陰にも耐えてくれますが、コニファーやシクラメンなどは日当たりを好みます。 また、クリスマスの寄せ植えには寒さに強い草花を選びますが、寒風が直接当たると苗が弱る原因となるため注意が必要です。12月に0度を下回るなど、寒さが心配な地域では、なるべく朝日が当たる軒下などに置いて寒風や霜から守りましょう。 水やりと肥料 土の表面が乾いたら、水をたっぷりと与えます。12月は乾燥しやすい時期なので水切れに注意しましょう。 冬の水やりは、気温が上がる午前中〜昼頃までに与えるのがポイント。気温が下がる夜に水をやると、凍結して根腐れの原因になります。花や葉っぱに直接水がかからないよう、株元にやさしく与えてください。 肥料は、植え付けてから1カ月ほどは不要です。ガーデンシクラメンなどの花付きが悪くなってきたら、追肥として液体肥料または緩効性肥料を与えるといいでしょう。 花がら摘み 花が咲き終わったら、花がら摘みをして寄せ植えをキレイに保ちましょう。 種を付けると次の花が咲きにくくなるほか、枯れた花をそのままにしておくと病気の原因となるため注意が必要です。クリスマスの寄せ植えに使われるガーデンシクラメンやビオラは、花が終わったら株の根元から花の付いている茎ごと摘み取ってください。 クリスマス直前には、伸びすぎた枝などを整えてクリスマスの準備を楽しみます。また、黄色くなった下葉は緑色には戻らないため、花がら摘みの際に取り除いておきましょう。 クリスマスの寄せ植えで家を彩ろう クリスマスに家を華やかに演出してくれる寄せ植えの作り方をご紹介しました。 クリスマスの寄せ植えを作るポイントは、クリスマスカラーを意識した植物選びをすること。西洋ヒイラギやコニファーのようなクリスマスを象徴する草花を選べば、初心者の方でも簡単にクリスマスらしい寄せ植えを作れます。 また、お好みでクリスマスオーナメントを飾れば、より華やかでオリジナリティのある寄せ植えが完成します。寒い冬に飾るクリスマスの寄せ植えは、日当たりなどを考慮して置き場所を決め、花がら摘みなどの手入れをしながらクリスマス準備を楽しみましょう。 関連記事 12月に植える花8選!花壇やベランダを彩るおすすめの植物を紹介 ガーデニング特集を見てみる
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