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葉牡丹の寄せ植えを成功させるポイント!初心者でも簡単におしゃれな寄せ植えを作る方法

葉牡丹の寄せ植えを成功させるポイント!初心者でも簡単におしゃれな寄せ植えを作る方法

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葉牡丹は、見た目が華やかで冬の寄せ植えには欠かせない草花のひとつ。種類が豊富で、ほかの植物との相性も良いので、初心者の方にもおすすめです。

しかし、葉牡丹の寄せ植えには、気をつけるべきポイントがいくつかあります。この記事では、葉牡丹の寄せ植えを成功させる方法をご紹介します。初めてでも簡単にできる植え方のコツを知って、素敵な葉牡丹の寄せ植えを作りましょう。
また、葉牡丹の基本情報や育て方は以下の記事でも解説しているので、合わせて参考にしてみてください。
葉牡丹の育て方|初心者でも失敗しない苗から育てる方法を詳しく解説

葉牡丹の種類と寄せ植え

葉牡丹の種類と寄せ植え

葉牡丹は、日本を代表する伝統的な園芸植物のひとつ。独特な葉の形状が魅力的で、春には菜の花に似た黄色の花を咲かせてくれます。

江戸時代から親しまれてきた葉牡丹には数多くの種類があり、それぞれ特徴が異なります。葉牡丹の寄せ植えを置きたい場所やイメージに合わせて選ぶと良いでしょう。葉牡丹の代表的な種類と、寄せ植え時の印象をご紹介します。

種類その1:丸葉


葉牡丹のなかでも流通量が多く、どんな寄せ植えにも合わせやすいのが「丸葉」です。丸葉系は江戸時代から育てられてきた葉牡丹で、丸い葉が重なることで花のような美しさを持っています。

やわらかな曲線と葉の重なりが魅力で、以下のような寄せ植えを作りたいときにおすすめです。

  • やさしい印象にしたい
  • ほかの草花を際立たせたい
  • 小さめの寄せ植えにしたい

全体的にやさしい雰囲気の寄せ植えにしたい場合や、ほかの草花を際立たせたい場合に適しています。

また、丸葉系は小さめの株が多く販売されています。コンパクトでかわいい寄せ植えにしたいときや、葉牡丹のリースを作りたいときにも使いやすいでしょう。

種類その2:ちりめん


「縮緬(ちりめん)」の葉牡丹は、葉の縁が細かく縮れていることが特徴です。明治時代に登場した葉牡丹の種類で、丸葉よりもボリューム感があります。

1株でも存在感のあるちりめん系は、寄せ植えの主役にもぴったり。寄せ植えの中心に植えて、その周りに添えるように草花を植えるといいでしょう。

種類その3:切れ葉


葉に切れ込みがあり、個性的な見た目が特徴の「切れ葉」の葉牡丹。切り込みの大きい品種と小さい品種があります。

切れ葉系の葉牡丹は、寄せ植えにアクセントを加えたいときに役立ちます。丸葉系の葉牡丹と一緒に植えて、ひとつの鉢で葉牡丹の寄せ植えを楽しむのもいいでしょう。

冬の寄せ植えとして人気の葉牡丹は、これら以外にも、よりボリュームがあるフリンジ系やお正月飾りとして人気のラメ入りなど、新しい品種やアレンジ商品が出ています。ぜひ、お店で実際に見ながらお気に入りの葉牡丹を見つけてみてくださいね。

葉牡丹の寄せ植えを作るポイント

葉牡丹の寄せ植えを作るポイント

葉の色や形が独特で1株だけでも楽しめる存在感が魅力的な葉牡丹。しかし、初めての寄せ植えでは、どのように作ればいいのか悩んでしまう方も多いでしょう。

葉牡丹は、植えてから成長するまでの姿が変化する草花です。ほかの草花との組み合わせのコツや、葉牡丹の魅力をより引き立てるポイントをご紹介します。

ポイントその1:色合わせを決める

葉牡丹の寄せ植えを作る際には、全体的な色合わせに注意してください。葉牡丹は色のバリエーションが豊富で、赤やピンク、白、黄色、紫などがあります。

まずは、メインとなる葉牡丹の色を決めて、寄せ植え全体のイメージを決めておくと良いでしょう。

また、葉牡丹の葉色は「白〜ピンク」「ピンク〜紫」など、ひとつの株でグラデーションを楽しめる種類も多くあります。グラデーションがキレイな葉牡丹をメインに全体的な色を統一すれば、初心者の方でも簡単におしゃれな寄せ植えができるでしょう。

ポイントその2:相性の良い組み合わせ

メインで植える葉牡丹の種類や色が決まったら、次は葉牡丹と一緒に植える草花を選んでいきましょう。ほかの草花と組み合わせるときのポイントは以下のとおりです。

  • 葉牡丹と季節が同じであること
  • 葉牡丹の色と調和すること
  • 葉牡丹よりも小さな花や葉っぱを選ぶこと

葉牡丹は寒さに強く、冬〜春まで楽しめる植物。寄せ植えにする場合は、冬に咲く花や寒さに強い植物を選びましょう。たとえば、冬園芸で定番のパンジーやシクラメンと組み合わせると、華やかで季節感のある寄せ植えを作ることができます。

また、葉牡丹の色と組み合わせる草花の色が調和していることも大切です。たとえば、全体を白色とピンク色で統一させたり、紫色の葉牡丹に反対色である黄色のビオラを合わせたりと、葉牡丹が際立つように植えてみてください。

また、葉牡丹は小さな種類でも葉が厚く、存在感があります。葉牡丹に合わせる花は小さめに、葉っぱは細長い種類を選ぶと、バランスが崩れにくく失敗を防ぐことができます。

ポイントその3:高低差をつけて立体感を出す

葉っぱの形状が独特で重厚感や存在感がある葉牡丹は、立体感のある寄せ植えに仕上げるのもポイントのひとつ。寄せ植えは、異なる高さや幅の植物を組み合わせると、より魅力的に仕上がります。

葉牡丹は成長するにつれて高さが出るので、鉢の背面や中心に植えるといいでしょう。初心者の方は、四角よりも丸型の鉢を選んだほうが、立体感のある寄せ植えを作りやすくなります。

また、40cm以上の高さがある鉢に植えて、下に垂れるアイビーなどを組み合わせる方法も手軽に挑戦できます。スタンドに鉢を乗せて、全体の高低差を演出するのもおすすめです。

葉牡丹の寄せ植えを作る方法

葉牡丹の寄せ植えを作る方法

寄せ植えは、複数の植物をひとつの鉢に植えることで、華やかさやコントラストを演出できます。組み合わせる草花とのバランスを取りながら、葉牡丹を植えていきましょう。

葉牡丹の寄せ植え作りに必要な道具や、具体的な手順をご紹介します。

必要な道具

葉牡丹の寄せ植えを作るために必要な道具は以下のとおりです。

  • 葉牡丹の苗
  • プランターや鉢
  • 培養土
  • 鉢底石と鉢底ネット
  • 肥料
  • スコップ
  • ジョウロ
  • 割りばし
  • マルチング材(バークチップなど)

葉牡丹の寄せ植えに使用する鉢は、植える苗の数や作りたいボリュームに合わせて選んでみてください。冬に楽しむ寄せ植えなので、茶色のテラコッタ鉢や黒色系などがおすすめです。

葉牡丹は白〜クリーム系が多いことから、鉢が明るすぎるとぼやけた印象になってしまうおそれがあります。ダーク系の鉢は、紫の葉牡丹とも相性が良いので、モダンな家にも合うおしゃれな寄せ植えに仕上がるでしょう。

作り方の手順

寄せ植えの作り方の手順は以下のとおりです。全体がまとまるように、植える場所や高さを調整していきましょう。

  1. プランターや鉢に鉢底石を入れる
  2. 培養土を入れる
  3. 苗をポットに入れたまま仮置きして、植える位置を決める
  4. 黄色くなっている葉っぱは取り除く
  5. ポットから苗を出し、根がたくさん張っている苗は根を軽くほぐす
  6. 苗を植え付ける
  7. 割りばしなどで土を突きながら、苗と苗のすき間を埋める
  8. バークチップなどのマルチング材で土の表面を覆う
  9. 鉢底から水が流れ出るまでしっかりと水やりをする

寄せ植えを作る際には、必ず仮置きをして全体のまとまりを確認します。ときどき、少し離れた場所から見てバランスを確認すると良いでしょう。高低差を演出したい場合も、全体のバランスが崩れないように注意してください。

また、寄せ植えを置く場所に合わせて植物の向きを合わせることも、キレイに仕上げるためのポイントです。

葉牡丹の寄せ植えとその後の姿

葉牡丹の寄せ植えとその後の姿

葉牡丹は、植えてから花が咲くまで、見た目が大きく変化します。植えたばかりの葉牡丹は、発色のキレイな葉っぱが密に重なる姿を楽しめます。

その後、葉牡丹の中心がツリーのように伸びる「とう立ち」により、葉牡丹の葉が広がりながら上に向かって伸びていく姿に変化。そして、とう立ちで伸びてきたら、その先に菜の花に似た黄色の小花が咲きます。

花が咲くと寄せ植え全体のバランスが崩れてしまうので、春の花に入れ替える方法もありますが、花が終わったら「踊り葉牡丹」に仕立てるのもおすすめです。

踊り葉牡丹は、花が咲き終わったあとに切り戻しをおこない、新芽を伸ばして作ります。くねくねと曲がった枝の先に小さな葉牡丹が付く姿が踊っているように見えることから、踊り葉牡丹と名づけられました。

葉牡丹をより長く楽しみたい方は、ぜひ踊り葉牡丹にもチャレンジしてみてください。

葉牡丹の寄せ植えは初心者でも簡単にできる!

葉牡丹の寄せ植えは初心者でも簡単にできる!

冬〜春まで長く楽しめる葉牡丹の寄せ植え方法についてご紹介しました。葉牡丹は、日本で古くから愛されている花のひとつ。種類が豊富で育てやすく、初めての寄せ植えにとてもおすすめです。

葉牡丹の寄せ植えをする際には、全体の色合いや立体感に気をつけることが成功のポイント。存在感のある葉牡丹を中心に、小花やグリーンを合わせるとおしゃれな寄せ植えに仕上がるでしょう。

寒さに強くとても丈夫な葉牡丹は、寂しくなりがちな冬でも華やかさや癒しを与えてくれます。初心者でも手軽に育てられる葉牡丹の寄せ植えを楽しんでいきましょう。

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