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バーベキュー後の炭の処理!簡単に片付けができる方法と注意点を初心者向けに紹介

バーベキュー後の炭の処理!簡単に片付けができる方法と注意点を初心者向けに紹介

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キャンプなどのレジャーの楽しみといえばバーベキュー。子供から大人まで楽しめるイベントです。しかしながら炭の処理方法を誤ると、楽しかった思い出が苦い思い出になってしまう可能性もあります。

この記事では、適切な炭の処理方法について詳しく解説しています。しっかりと炭の処理方法を学んで、バーベキューを最後まで楽しみましょう。

バーベキューで使った炭火の消し方

バーベキューで使った炭火の消し方

まずは、バーベキューで使った炭の消火方法について解説します。主な方法は以下の3つです。

  1. 火消し壺に入れて消火する
  2. 燃え尽きるのを待つ
  3. 水の中にひとつずつ入れて消火する

火が完全に消えていないのにもかかわらず、そのまま炭を処理してしまうと事故につながります。そのため、必ず正しい方法で炭火を処理しましょう。

方法その1:火消し壺に入れて消火する

炭火を消すために便利なアイテムが火消し壺です。火消し壺は炭の保管ケースとしても使用でき、入れた炭はそのまま次のバーベキューで再利用できます。また、取っ手が付いているものが多く、持ち運びしやすい点もメリットです。ただし、種類によっては再利用できない炭もあるため注意してください。

火消し壺に入れて消火する際は、まず専用のトングを使って燃えたままの炭を火消し壺に入れましょう。フタをすると酸素が送られなくなるため、放置しておくだけで自然と火が消えていきます。

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炭火を入れた直後は火消し壺が高温になっているため、絶対に触らないようにしてください。炭火を入れた火消し壺を持ち運ぶ際は、耐熱手袋をつけると安心です。

方法その2:燃え尽きるのを待つ

炭火が燃え尽きるのを待つ方法もあります。一般的に使用されている炭の場合、約10~20分で鎮火します。放置しておくだけで手軽に消火でき、道具を揃える必要もないので初心者にもおすすめです。

しかし、オガ炭や備長炭は自然に燃え尽きるのを待つと数時間から丸1日かかってしまうこともあります。そのため、事前に使用する炭の種類を確認しておきましょう。

次々に炭を投下してしまうと、帰る直前になっても鎮火していないという事態になりかねません。バーベキューを終える時間を決めておき、できるだけ早めに炭の投下をやめるようにしましょう。

方法その3:水の中にひとつずつ入れて消火する

水の入ったバケツの中にひとつずつ炭火を入れる方法は、短時間で消火できる点がメリットです。バケツは、必ず金属製のものを用意しましょう。プラスチック製のバケツは安価で手に入りますが、炭火の熱で溶けてしまうおそれがあります。

炭を入れる際は、直接炭火に触れないように、専用のトングで水の入ったバケツにひとつずつ入れていきます。一気に水の中に入れてしまうと水蒸気が発生し、やけどしてしまう危険性があるので注意してください。

また、水の中に入れた炭火は、20分ほど放置してください。炭火は、水に入れたからといってすぐに消えるわけではありません。しっかりと時間をおくことで、やけどのリスクを減らし、安全に炭火の処理を行えます。

バーベキューでやってはいけない炭火の消し方

バーベキューでやってはいけない炭火の消し方

バーベキューで使った炭火は、水をかければすぐに消火できると考えている方もいるでしょう。しかし、火のついた状態の炭に水をかけることは非常に危険なので、絶対にしてはいけません。

炭火は高温になっており、水をかけることで水蒸気が発生します。水蒸気が舞い上がると、顔や腕などにやけどを負ってしまう危険性があります。

また、高温の炭に低温の水をかけると、炭が割れて破片が飛び散ることもあります。さらに、水をかけた炭はドロドロになってしまうので、後処理に手間がかかるデメリットもあります。

水をかけることは避け、先述した3つの方法で適切に消火してください。

バーベキュー後の炭の処理方法

バーベキュー後の炭の処理方法

バーベキューで使った炭火をうまく消火できたら、次は鎮火した炭の処理をおこないましょう。ここでは、以下3つの処理方法をご紹介します。

  1. 施設にある炭捨て場に捨てる
  2. 家庭ごみとして捨てる
  3. 再利用する

炭はそのまま捨てる以外にも、さまざまな活用法があります。ご家庭で取り入れられる方法もあるので、ぜひ参考にしてみてください。

処理方法その1:施設にある灰捨て場に捨てる

多くのキャンプ場やバーベキュー場には、専用の灰捨て場があります。使い終わった炭を持ち帰るのは非常に面倒なので、灰捨て場があればそこへ捨てるといいでしょう。

施設にある灰捨て場では、きちんと火が消えていないのにそのまま炭を捨ててしまう人が後を絶ちません。使った施設やほかの人の迷惑にならないためにも、必ず炭の火が完全に消えたことを確認してからまとめて捨てるようにしてください。

また、バーベキュー場やキャンプ場によって捨て方が異なる場合もあるので、バーベキューを行う前に施設の人にきちんと確認しておきましょう。

処理方法その2:家庭ごみとして捨てる

キャンプ場やバーベキュー場に灰捨て場がなければ、家に持ち帰って家庭ごみとして捨てましょう。完全に冷えた状態の炭は、燃えるごみで処分できます。

熱い状態のままゴミ袋に入れると火事の原因となるため、必ず炭が完全に冷えたことを確認してから袋に入れてください。家庭で捨てる場合は、火消し壺を使って持ち帰るとやけどのリスクが少なく安全です。

ただし、自治体によって炭の捨て方が異なる場合もあります。適切な捨て方がわからないときは、自治体のルールを確認しましょう。

処理方法その3:再利用する

バーベキューで使った炭は、捨てるのではなく再利用することも可能です。再利用の方法としては、主に以下の3つが挙げられます。

  1. 消し炭
  2. 消臭剤
  3. 肥料

消し炭とは、炭が燃え尽きる前に火消し壺に入れることで、再利用できる状態にした炭のことです。一度使った炭は火付きが良く、次のバーベキューをスムーズに行えるメリットがあります。火消し壺に保管しておいた炭をそのまま持っていけばいいので、新しい炭を購入する手間もお金もかかりません。

また、消臭剤として利用する方法もあります。炭には非常に小さな穴が開いており、そこからニオイを吸収するので、高い消臭効果が期待できます。
炭がしっかりと冷めたことを確認したら、おしゃれな麻袋などに入れましょう。

自宅の玄関やトイレ、靴箱に入れておくだけで、気になるニオイを消し去ってくれます。麻袋の見た目が気になる場合は、瓶やポプリの中に入れたり、外から見えないように小さい木箱に入れたりするのがおすすめです。

ハンマーなどで砕いて細かくした炭や灰は、肥料として再利用できます。炭はカリウムが豊富に含まれているので、少量を花壇や鉢植えなどの土に混ぜることで栄養になります。家庭菜園をおこなっている家庭や畑がある家庭であれば、肥料として再利用する方法を検討してみてはいかがでしょうか。

バーベキュー後にやってはいけない炭の処理方法

バーベキュー後にやってはいけない炭の処理方法

バーベキュー場やキャンプ場でよく見られるのが、炭を砂や土の中に埋めてしまう処理方法です。炭は土の中に埋めても自然に分解されることはなく、環境に悪影響を及ぼします。

また、熱いまま土をかぶせてしまうと、ほかの人が熱をもった状態の炭に触ってしまい、やけどをするおそれもあります。近くに葉っぱや小枝が転がっていた場合、そこから火がついて大きな火災にもつながりかねません。

また、炭に砂や土をかけて放置する行為は、不法投棄に当たることを覚えておいてください。通報されれば、廃棄物処理法違反となり、懲役や罰金に科せられるおそれがあります。みんなが気持ちよくバーベキューを楽しめるよう、炭は必ず正しい方法で処理してください。

バーベキュー後の炭の処理は火消し壺が簡単でおすすめ

バーベキュー後の炭の処理は火消し壺が簡単でおすすめ

本記事では、バーベキューで使った炭火と炭の処理方法について解説しました。炭火を消す方法はさまざまですが、もっともおすすめなのは火消し壺を使う方法です。ひとつずつ入れるだけで安全に消火できるほか、そのまま保管して再利用することもできます。

また、火消し壺のなかには、火起こしとして使用できるものや、持ち運びがしやすいものもあります。1つ持っておくだけで非常に便利なアイテムなので、ぜひこの機会に購入を検討してみてください。

本記事で解説した炭の正しい処理方法をマスターし、安全にバーベキューを楽しみましょう。

 

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