コーナンTips レジャー 車のバッテリー交換は自分でできる!寿命の目安とやり方を詳しく解説 車のバッテリー交換は自分でできる!寿命の目安とやり方を詳しく解説 レジャー クリップボードにコピーしました 車のバッテリー交換は自分でできる!寿命の目安とやり方を詳しく解説 この記事をシェアする! クリップボードにコピーしました ライトをつけっぱなしにしてバッテリーが上がったり、いきなりエンジンがかからなくなったりと、車のトラブルに直面した経験はありませんか。車が突然動かなくなったとき、どうすればいいかわからず焦ってしまう方は多いはずです。 いざというときでも冷静に対処できるよう、自分でできるバッテリー交換のやり方を確認しておきましょう。また、バッテリーの寿命や交換時期の目安についても解説しているので、基礎知識として覚えておいてください。 目次 車のバッテリー交換時期は2~3年に1度いつ車のバッテリー交換をしたか覚えていないときの判断方法その1:エンジンがかかりづらいその2:パワーウィンドウやワイパーの動作が鈍いその3:ヘッドライトが暗い車のバッテリー交換をするために必要なものその1:バッテリーその2:メモリーバックアップその3:スパナやドライバーその4:ゴム手袋や軍手その5:保護メガネその6:清掃用ブラシ車のバッテリー交換をする前の大切な準備エンジンを停止させる電気関係がOFFになっているか確認するボンネットを開けステーをしっかりと固定する車のバッテリー交換を自分でやる方法方法その1:メモリーバックアップの取り付け方法その2:バッテリーケーブルの取り外し方法その3:バッテリーを交換方法その4:バッテリーケーブルの取り付け方法その5:メモリーバックアップの取り外し方法その6:最終確認車のバッテリー交換は自分でできる!まずはチャレンジしてみよう 車のバッテリー交換時期は2~3年に1度 バッテリーは、車の電気供給をすべて引き受ける部品なので、2~3年に一度は交換しましょう。通常のバッテリーで2年、高性能バッテリーでは3年が交換の目安です。 バッテリーは使わなければ消耗しないと考える方もいるかもしれませんが、そうではありません。使わなければ蓄電する機会が少なくなり、バッテリーの劣化につながります。 また、バッテリーが上がる(充電が切れる)と、バッテリーの本体にダメージを与えるため、バッテリーの寿命を縮めてしまいます。できるだけバッテリーを長持ちさせるためには、定期的にメンテナンスをおこなうことが重要です。 いつ車のバッテリー交換をしたか覚えていないときの判断方法 バッテリーを交換した際は、次の交換時期の目安を忘れないように控えておくのがベストです。しかし、「前回いつ車のバッテリーを交換したのかわからない…」という方もいるでしょう。交換時期を忘れてしまったときは、以下3つのポイントをチェックしてみてください。 エンジンがかかりづらい パワーウィンドウやワイパーの動作が鈍い ヘッドライトが暗い 上記のような動作が見られたら、バッテリーを交換するタイミングです。車に詳しくない人でも判断しやすいので、ぜひ参考にしてみてください。 その1:エンジンがかかりづらい 車のエンジンを起動させるには、セルモーターを回す必要があります。その際、大量の電力が必要になるため、バッテリーが劣化しているとうまくセルモーターが回りません。キーを回したりスイッチを押してからエンジンがかかるまでに時間がかかる場合、バッテリーが劣化している可能性があります。 あるいは、バッテリーの電池残量が少ない状態です。電力が足りないと「キュルキュル」といった音が聞こえてきます。 エンジンがかかりづらいときは、バッテリー交換が必要な時期に差しかかっていると考えましょう。バッテリーに異常がないのにエンジンがかかりづらい時は、セルモーター自体が故障している可能性があるので、ロードサービスを呼んでください。 その2:パワーウィンドウやワイパーの動作が鈍い パワーウィンドウやワイパーも電気で動く部品です。そのため、パワーウィンドウやワイパーの動きが鈍い場合も、バッテリーの劣化が疑われます。 ただし、パワーウィンドウやワイパーの動作トラブルは、モーターの動作不良などバッテリー以外の原因も考えられます。ほかの判断基準もあわせてチェックしてみてください。 その3:ヘッドライトが暗い ヘッドライトが暗いと感じることも、バッテリーが劣化している目安になります。 ヘッドライトの暗さでバッテリー交換の時期を判断する場合は、車を停止した状態でエンジンをかけて確認してください。車は走りだすとバッテリーに充電がおこなわれるため、ライトの明るさが回復して判断できなくなります。 また、日中にヘッドライトをつけても明るさは判別できないので、夜間に暗い場所で確認しましょう。 ヘッドライトが暗い原因として、電球自体が劣化している可能性も考えられるため、バッテリー交換の目安として考える際は他の判断基準もあわせてチェックしてみてください。 車のバッテリー交換をするために必要なもの 自分でバッテリー交換をする際に必須となるものは以下の6つです。 バッテリー メモリーバックアップ スパナやドライバー ゴム手袋や軍手 保護メガネ 清掃用ブラシ それぞれの道具の特徴や選び方について詳しく解説します。 その1:バッテリー まずは、バッテリー本体が必要です。現在搭載しているものと同じ形式のバッテリーを選びましょう。間違ったバッテリーを購入しないよう、事前にバッテリーの種類を確認して控えておいてください。 その2:メモリーバックアップ カーナビやオーディオ設定など、メモリーを維持するためにはメモリーバックアップが必要となります。メモリーバックアップとは、バッテリーを外したとき、バッテリーに代わって電力を供給してカーナビやオーディオを保持する機器です。 最近の車には電装品が多く使われていることから、メモリーバックアップがあったほうがバッテリー交換がしやすくなります。バッテリーターミナルに接続するものなどさまざまなタイプがあるので、お好みに合わせて選んでみてください。 その3:スパナやドライバー スパナ(レンチ)は、バッテリーを取り外すときや取り付けるとき、プラス端子やマイナス端子についているターミナル部のナットを取り外すときに使用します。スパナのサイズは車種によって異なるため、事前に調べておきましょう。また、バッテリー本体が車に固定されている場合にもスパナを使用します。 一般的に、ターミナルのナットは10mmとされています。ネジを緩めても端子が外れないときは、マイナスドライバーで緩ませることが可能です。 ボルトやネジを締める際は、適正トルク(締め付け具合)があるため、確認したうえで正しく締めるようにしてください。トルクレンチと呼ばれる、適性トルクで締めるための専用工具を使うのがおすすめです。 その4:ゴム手袋や軍手 バッテリー交換を自分でおこなう場合は、必ずゴム手袋を用意しましょう。とくに、バッテリー周りに触れる際は感電のリスクがあるため、絶縁性のある手袋が最適です。 その5:保護メガネ バッテリー内部の液体は硫酸でできているほか、腐食したケーブルやターミナルを清掃しているときには金属粉が飛び散る危険性があります。そのため、バッテリー交換の際は必ず保護メガネを使用して目を守るようにしてください。 その6:清掃用ブラシ バッテリー端子には、白い粉やサビが発生することがあります。汚れが付着している場合は、清掃用のブラシを使って汚れを落としてください。バッテリー端子に白い粉やサビがあるまま放置すると、電気の通りが悪くなるおそれがあるため注意が必要です。 車のバッテリー交換をする前の大切な準備 車のバッテリー交換をする前には、以下3つの準備をおこないましょう。 エンジンを停止させる 電気関係がOFFになっているか確認する ボンネットを開けステーをしっかりと固定する 大きな怪我や車の故障を避けるためにも、必ず事前に確認しておいてください。 エンジンを停止させる バッテリーを取り外す前に、まずはエンジンを停止させてキーを抜きます。そして、火傷防止のためにバッテリーが完全に冷めるまで待ちましょう。車種 によってバッテリーが搭載されている位置が異なるため、事前に車両説明書を確認しておくことをおすすめします。 電気関係がOFFになっているか確認する エンジンを停止させたら、電気関係がOFFになっているかを確認します。電気関係とは、ヘッドライトやエアコン、ルームランプやラゲッジスペースランプなどです。 ボンネットを開けステーをしっかりと固定する 次に、ボンネットを開けてステーをしっかりと固定しましょう。ステーの固定が不十分だと、作業中にボンネットが落ちてきてしまい、怪我や事故につながる危険性があります。そのため、しっかりと固定されているかどうかを確認してください。 このとき、バッテリーカバーなどを外しておくとバッテリー交換がスムーズになります。 車のバッテリー交換を自分でやる方法 次に、車のバッテリー交換を自分でやるときの具体的な手順を解説します。 メモリーバックアップの取り付け バッテリーケーブルの取り外し バッテリーを交換 バッテリーケーブルの取り付け メモリーバックアップの取り外し 最終確認 この手順だけを見ると簡単そうに思えるバッテリー交換ですが、ステップごとに注意点があるため、事前にきちんと確認しておきましょう。 方法その1:メモリーバックアップの取り付け まずは、メモリーバックアップの取り付けをおこないます。メモリーバックアップのクリップは赤色がプラスで、黒色がマイナスです。 プラスの赤色クリップをプラス側に挟み、マイナスの黒色クリップをマイナス側に挟んでください。ここでの注意点として、先にプラス、次にマイナスを取り付けることを覚えておきましょう。 方法その2:バッテリーケーブルの取り外し バッテリーケーブルを取り外します。先ほど取り付けたメモリーバックアップのクリップはそのままに、マイナスケーブルを外してください。その後、プラスケーブルを外します。 バッテリーケーブルを取り外すときは、ショート防止のために軍手などを被せておき、メモリーバックアップが外れないように注意しましょう。また、端子が汚れていたら、このタイミングでブラシを使って掃除してください。 方法その3:バッテリーを交換 バッテリーを固定している金具を外したら、古いバッテリーを垂直に持ち上げて取り外しましょう。 バッテリーは小さいものでも10kg程度あるため、腰を痛めてしまったり、誤って落としたりしないように気をつけてください。また、バッテリーのプラス端子とマイナス端子にスパナなどの金属を接触させると、爆発や火災の原因となるため注意しなければいけません。 古いバッテリーを外したら、取り付け台に溜まったゴミやホコリを掃除します。 方法その4:バッテリーケーブルの取り付け 掃除が終わったら、用意しておいた新しいバッテリーを取り付けましょう。バッテリーを取り付け台に置く際は、極性を間違えないようにして、取り外すときと同様、垂直に置きます。 取り付け金具で固定したあと、プラスケーブルを取り付けてからマイナスケーブルを取り付けます。バッテリーケーブルは、取り外すときと取り付けるときで手順が異なるため、間違わないように注意してください。 方法その5:メモリーバックアップの取り外し 新しいバッテリーを設置できたら、最後にメモリーバックアップを取り外します。取り付けるときとは逆の手順でおこないましょう。先にマイナスの黒色クリップを取り外し、次にプラスの赤色クリップを外してください。 方法その6:最終確認 メモリーバックアップを外したら、無事バッテリーの交換は完了です。最後に、ケーブル端子や固定用ステーなどに緩みがないか、工具の置き忘れがないかを確認してください。 ちょっとした見落としが事故につながることもあるので、最終確認は必ずおこないましょう。 車のバッテリー交換は自分でできる!まずはチャレンジしてみよう 本記事では、自分でできる車のバッテリー交換の方法や注意点についてご紹介しました。バッテリー交換は、ポイントさえ押さえればDIYでおこなうことができます。しかし、爆発や発火、感電などのリスクもゼロではありません。 そのため、バッテリーの種類を間違えないようにしたり、感電防止のために絶縁性のある手袋を使用したりなど、しっかりと注意点を理解したうえで慎重におこなうことが大切です。 バッテリーの関連商品を見てみる
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