グランピングに必要な持ち物は？持っていくと楽しいアイテムも紹介

グランピングとは「グラマラス（豪華）」と「キャンピング（キャンプ）」を組み合わせた造語で、気軽にラグジュアリーなキャンプを体験できる新しいスタイルのキャンプです。

テントや調理道具などを持っていく必要がなく、手ぶらで楽しめるアウトドアアクティビティとして人気のグランピングですが、より快適に過ごすために必要な持ち物がいくつかあります。

そこで本記事では、グランピングに必須の持ち物や、あると便利なアイテムをご紹介します。

グランピングの持ち物を決めるときに確認すること

グランピングに必要な持ち物は、通常のキャンプとは異なります。まずは、利用するグランピング施設が提供している設備やサービスを確認しましょう。また、どんなアクティビティを楽しむかによっても必要な持ち物は変わってきます。

グランピング施設に備わっている設備を確認

グランピング施設には、キャンプに必要な設備や道具がすべて揃っているほか、ホテルのように快適に過ごせる点が魅力です。多くのグランピング施設では、以下のような設備が完備されています。

• 宿泊施設（テント、コテージなど）
• ベッド、寝具
• 冷暖房
• トイレ
• シャワー
• キッチン
• 調理器具（BBQセット）
• テーブル
• ソファー、椅子
• 冷蔵庫
• タオル
• アメニティ（歯ブラシ、シャンプーなど）

ただし、グランピング施設によって備わっている設備はさまざまです。タオル類や歯ブラシ、シャンプーなどのアメニティ、食器や調理器具などのキッチン用品は用意されていない場合もあります。

宿泊する前には、グランピング施設のホームページや予約サイトで設備の詳細をチェックしたうえで、必要な持ち物を決めていきましょう。また、電源やWi-Fiの有無も確認しておくと安心です。

アクティビティで必要な持ち物を確認

グランピングでは、さまざまなアウトドアアクティビティを楽しめます。ハイキングやサイクリング、カヌーなどのアウトドアスポーツからバーベキュー、星空観察まで自然を満喫するためのアクティビティが豊富です。

これらのアクティビティに必要な装備や道具は、施設側で貸し出していることもありますが、自分専用の道具を使いたい場合やサイズが合わない場合もあるため、事前に必要な道具をリストアップしておくといいでしょう。

【必須】グランピングの持ち物

大自然の中で非日常を味わいながらも、日常の快適さを保ちたい方は多いのではないでしょうか。そんな方々に向けて、グランピングを快適に過ごすためにマストなアイテムを6つのカテゴリーに分けてご紹介します。

着替え・パジャマ

自然の中で過ごすグランピングでは、汚れや湿気に対応できる衣服が重要です。アクティビティによっては服が汚れたり濡れたりする可能性があるため、着替えを多めに持っていくことをおすすめします。

とくに、山の近くは気温の変化が激しく、夜は気温が下がりやすくなります。また、急に雨が降ることもあるでしょう。そのため、寒さ対策として暖かいパジャマや重ね着ができる服を用意しておきましょう。レイヤリング（重ね着）は体温調節に役立つほか、汚れたときもすぐに交換できるメリットがあります。

タオル類

ほとんどのグランピング施設では、シャワーやトイレなどが完備されていますが、タオル類があるとは限りません。また、タオル類があったとしても、グランピングでは汚れたり汗をかいたりしやすいため、多めに用意しておくと役立つでしょう。
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バスタオルやフェイスタオルはもちろん、汚れた手や食器を拭くためのキッチンタオルやウェットティッシュなどもあると便利です。
普段の生活にも使えるものなので、多めに用意しておいて損になりません。
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雨具

レインコートやレインブーツなどの雨具を持っていくと、雨が降っても楽しめます。

また、濡れたレインコートやレインブーツを入れるためのビニール袋や防水バッグも持参しましょう。
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充電器・モバイルバッテリー

グランピングでは、スマートフォンやカメラなどの電子機器を使う機会が多いため、充電器を持っていきましょう。自然の中ではスマートフォンの使用はできるだけ避けたいという方でも、緊急時の連絡手段として使えるよう、充電が切れたときに備えて充電器は必要です。

また、グランピング施設によっては電源を確保できない場合があるため、モバイルバッテリーも持参することをおすすめします。大容量のモバイルバッテリーであれば、数日間の電力を確保することが可能です。
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飲み物・食材

施設で用意された飲み物や食材だけでは足りない可能性があるため、必要であれば自分たちで持っていきましょう。

冷蔵庫や冷凍庫が備わっていない場合は、クーラーボックスや保冷剤を持参してください。食材は、できるだけ調理が簡単で保存しやすいものがおすすめです。

ただし、飲食物に関するルールは施設によって大きく異なるため注意しなければなりません。なかには、飲み物や食材の持ち込みを禁止している施設もあります。ホームページや電話で事前に確認し、ルールを守って必要なものを持参しましょう。

常備薬・救急グッズ

自然の中では、思わぬトラブルに遭ったり怪我をしたりする危険性があるため、万が一の事態に備えて常備薬や救急グッズが欠かせません。

虫刺されの薬や絆創膏、消毒液のほか、頭痛薬や胃腸薬などもあると安心です。

アメニティ

グランピング中は外気の影響で肌が乾燥しやすくなるため、保湿クリームやローションは忘れずに持参しましょう。小分けのボトルに入れ替えて持っていくと、荷物をコンパクトにできます。
アメニティが用意されている施設も多くありますが、より快適に過ごすためには、普段から使い慣れているアイテムを持っていくといいでしょう。

また、次の日もしっかりとメイクをしておしゃれを楽しめるよう、メイク道具も忘れずに持参しましょう。紫外線から肌を守るために日焼け止めも欠かせません。

多くのグランピング施設には、最低限の洗面用具が備わっていますが、肌や好みに合わないケースも考えられます。そのため、普段使っている歯ブラシや歯磨き粉、石鹸、シャンプー、コンディショナーなどのトラベルセットを用意しておくと安心です。

また、洗顔フォームやメイク落としは備わっていないところが多いため、使い慣れたものを持っていきましょう。日中のアクティビティ後は、メイクや汚れをしっかりと落として、清潔な肌を保つことが大切です。

【持っていくと楽しい】グランピングの持ち物

自然の中でのグランピング体験をさらに豊かにするために、持っていくと役立つアイテムをご紹介します。

ポータブルスピーカー

アウトドアで音楽を楽しみたい場合は、ポータブルスピーカーがあると便利です。自然の中で音楽を聴くことで、一層リラックスした時間を過ごせます。

焚き火を囲んで歌ったり、星空の下で静かな音楽を流したりと、さまざまなシーンで活躍してくれるでしょう。

ポータブルスピーカーを選ぶ際には、防水・防塵機能、持ち運びやすさ、バッテリーの持ち具合などをチェックすることが重要です。

アナログゲーム

カードゲームやボードゲームなどのアナログゲームは、インターネットや電源がなくても遊べるためグランピングに最適です。天候が悪いときでも、仲間や家族と飽きずに楽しめます。

また、アナログゲームはコミュニケーションツールとしてもおすすめ。チームを組んで対戦したり、協力して課題を解決したりと、自然の中で盛り上がれば、絆がより深まるでしょう。

モバイルプロジェクター

モバイルプロジェクターとは、スマートフォンやタブレットなどの映像を投影できる小型のプロジェクターです。コンパクトかつ軽量なものが多いほか、テントやシートなどをスクリーン代わりにできるため、荷物が多くなる心配がありません。

モバイルプロジェクターは、明るさや解像度などの画質や、長時間再生できるバッテリーの持続力があるものを選ぶといいでしょう。

ランタン・キャンドル

雰囲気を盛り上げるのに役立つのが、ランタンやキャンドルを使ったライトアップです。

ランタンやキャンドルは、暗闇を明るく照らすだけではなく、温かみのある炎のゆらぎでロマンチックな雰囲気を演出してくれます。

電源がない場合や、火気厳禁の施設もあるため、光量を調整できるLEDタイプや電池式のものを持参するといいでしょう。
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持ち物を準備してグランピングを満喫しよう！

自然との一体感や非日常を味わえるグランピング。多くの施設では不自由なく過ごせる設備が充実していますが、持ち物を工夫することで楽しみ方はさらに広がります。

本記事でご紹介した基本的な持ち物や、あると便利なアイテムを参考に、訪れる時期やプランに合わせて必要なものを用意しましょう。

グランピング施設の設備を事前によく確認したうえで、万全な準備をして最高のグランピング体験を作り上げてください。