コーナンTips レジャー キャンプでの炊飯方法4選|初心者でも簡単においしく炊くポイント キャンプでの炊飯方法4選|初心者でも簡単においしく炊くポイント レジャー クリップボードにコピーしました キャンプでの炊飯方法4選|初心者でも簡単においしく炊くポイント この記事をシェアする! クリップボードにコピーしました キャンプに行ったら、まず挑戦してみたいのが炊飯。キャンプでの炊飯は失敗してしまっても、それが醍醐味と感じられるものです。とはいえ、せっかくならおいしいご飯を炊きたいというのが、キャンパーの思いではないでしょうか。 そこで本記事では、初心者でも簡単においしく炊けるキャンプ炊飯の方法を解説します。また、炊飯に必要な道具や材料も紹介しますので、これからキャンプで炊飯に挑戦したい方はぜひ参考にしてください。 目次 キャンプで炊飯|4つの方法ライスクッカーで炊くメスティンで炊く鍋で炊く飯盒で炊くキャンプでの炊飯に必要な道具・材料ライスクッカー・メスティン・鍋・飯盒バーナー・燃料風防・ウインドスクリーン耐熱手袋お米と水キャンプでおいしく炊飯する方法・ポイントライスクッカーで炊飯する方法・ポイントメスティンで炊飯する方法・ポイント鍋で炊飯する方法・ポイント飯盒で炊飯する方法・ポイントキャンプ場で炊飯にチャレンジしよう! キャンプで炊飯|4つの方法 キャンプでご飯を炊く方法としてもっともポピュラーなのが飯盒(はんごう)です。そのほか、ライスクッカーやメスティン、鍋を使って炊く方法もあります。それぞれの特徴を以下の表にまとめました。 飯盒(はんごう) 鍋 ライスクッカー メスティン 用途 ・炊飯・煮る・蒸す ・炊飯・煮る・蒸す・揚げる ・炊飯 ・炊飯・煮る・蒸す・焼く・揚げる 素材 ・アルミ・チタン・鉄・ステンレス ・銅・アルミ・鉄・ステンレス・ホーロー ・アルミ・ステンレス ・アルミ・チタン・ステンレス サイズ ・中~大 ・大中小さまざま ・大中小さまざま ・コンパクト 重量 ・素材や大きさによる ・素材や大きさによる ・素材や大きさによる ・素材による 形状 ・兵式・丸型・角型 ・丸型 ・長方形・円筒形 ・角型 ここからは、失敗しにくい順に、各炊飯方法のポイントをご紹介します。なお、鍋や飯盒は火力の調整が難しいため、初心者の方にはライスクッカーもしくはメスティンがおすすめです。 それぞれのメリットやデメリットを把握して、自分に合った方法を見つけましょう。 ライスクッカーで炊く アウトドア調理に使う器具のなかでも、特に炊飯向けに作られたものをライスクッカーと呼びます。 ライスクッカーは、飯盒と比べると厚みのある設計で、吹きこぼれや焦げ付き、熱ムラなどが起こりづらい点がメリットです。また、ライスクッカーには基本的に目盛りがついており、水をはかる必要がありません。 丸型タイプや四角型タイプなど、さまざまな種類があるため、好みに合わせて選びましょう。内側にこびりつきづらい加工が施されているものもあります。 ▶ライスクッカーの商品を見てみる メスティンで炊く メスティンとは、主にアルミ製の飯盒を指し、角形で取っ手がついたものが定番です。一般的な飯盒よりもコンパクトなサイズで、持ち運びがしやすいメリットがあります。また、炊飯のほかにも「蒸す」「煮る」「焼く」「揚げる」などさまざまな調理が可能です。 初心者には、バリ取りやシーズニングといった手入れが不要で、購入後すぐに使用できるタイプがおすすめです。 ▶メスティンの関連商品を見てみる 関連記事 キャンプで作るおつまみ16選|お酒に合うおいしいおつまみでキャンプを楽しく! 鍋で炊く 鍋は炊飯以外の料理にも幅広く活用できるため、1つ持っておくと便利です。「焼く」「蒸す」「煮る」「揚げる」など、さまざまな調理法に対応しています。荷物が多くなりがちなアウトドアでは、大活躍するアイテムといえるでしょう。 ゆっくりと温度が上がる土鍋を使えば、ふっくらとした美味しいご飯を堪能できます。使えば、ふっくらした美味しいご飯を堪能できるのが嬉しいポイントです。 ただし、鍋でご飯をおいしく炊くには、正しい計量や浸水、火加減の調整が必要です。そのため、自宅でも炊飯の練習をしておくといいでしょう。 ▶キャンプ用の鍋の関連商品を見てみる 飯盒で炊く 飯盒は、アウトドアでご飯を炊く際によく使われるアイテムです。ワイルドな印象を与える見た目は、まさにキャンプにピッタリといえるでしょう。 上手に炊ければ、ふっくらとしたご飯を味わえるほか、おこげも楽しめます。飯盒は中蓋があることで内部の蒸気圧が安定しやすく、炊き上がりのムラを抑えて全体を均一に仕上げることができます。火加減がうまく調整できると甘みのある美味しいご飯を炊き上げられますが、初心者にはやや難しいため、コツをつかむ必要があります。 基本的な飯盒は、そら豆のように曲がった形状をしています。これは、ぶら下げて持ち運ぶ際、体にフィットさせるためといわれています。 サイズは大きめのものが多く、2合以上炊きたい場合に適しています。そのため、家族や友人など2人以上で使用する場合に使うのがおすすめです。 初心者は安定感のある「丸型飯盒」を選ぶといいでしょう。また、水量線がついているものや、蓋と中蓋をつなげることで食器として使用できるものもあります。 ▶飯盒の関連商品を見てみる キャンプでの炊飯に必要な道具・材料 ご飯を炊く手段がわかったところで、次は必要な道具や材料を確認していきましょう。炊飯には、それほど多くの道具を必要としません。そのため、初めてキャンプ飯に挑戦する方にも適しています。 必ず用意するべきアイテムは以下のとおりです。 ライスクッカー・メスティン・鍋・飯盒 バーナー・燃料 耐熱手袋 お米と水 さらに、ご飯のお供になるおかずを持っていけば、普段とは違う白米を楽しめるでしょう。 ライスクッカー・メスティン・鍋・飯盒 まずは、ライスクッカー・メスティン・鍋のなかから、お好きなものを選んでください。それぞれ炊き方や特徴が異なりますが、初心者におすすめなのは、炊飯を目的として作られたライスクッカーやメスティンです。手間がかからず、失敗もしにくいメリットがあります。 ▶メスティン・飯盒の関連商品を見てみる バーナー・燃料 バーナーと燃料があれば、簡単にご飯を炊けます。マッチやファイヤースターターで火をつけたり、炭や着火剤を使って焚き火でご飯を炊いたりすることも可能ですが、難易度が高いため初心者には向いていません。 初めのうちは、バーナーや燃料で炊飯に挑戦してみましょう。 ▶バーナーや燃料の商品を見てみる 関連記事 火おこしの方法がわかる!焚き火やバーベキューを成功させるコツ 風防・ウインドスクリーン 風防やウインドスクリーンは、火力を安定させるためのアイテムです。屋外で火を使うと火が揺れて、均一に熱が通りづらく、炊き上がりにもムラができます。 風防やウインドスクリーンを使えば風を避けられるため、安定した火力を確保できます。 ▶風防・ウインドスクリーンの関連商品を見てみる 耐熱手袋 飯盒やライスクッカーは、加熱すると非常に熱くなります。素手で持ち上げることはできないため、必ず耐熱手袋を用意しておきましょう。 タオルなどでも代用できますが、隙間から火傷してしまうおそれがあります。耐熱手袋はおしゃれなデザインのものも多く販売されているため、お気に入りを見つけてキャンプをさらに楽しみましょう。 ▶耐熱手袋を見てみる お米と水 そして最後に、欠かせないのがお米と水です。キャンプでは使える水の量が限られているため、お米は無洗米を使うのがおすすめです。 事前に自宅で研いで行く方法もありますが、お米に湿気を含ませたままにしておくとカビが生える危険性があります。事前に自宅で研いでおく場合には、一度乾燥させてから食品保存用袋などに入れて、乾燥材を入れておくといいでしょう。 お米と水の量に関しては、以下の表を参考にしてください。 ふつう かため やわらかめ 1合(150g) 200㏄ 180㏄ 230㏄ 2合(300g) 400㏄ 360㏄ 470㏄ 3合(450g) 600㏄ 540㏄ 700㏄ キャンプでおいしく炊飯する方法・ポイント ここでは、キャンプ初心者でもおいしくご飯を炊く具体的な手順と注意点を、炊飯方法ごとにご紹介します。 ライスクッカーで炊飯する方法・ポイント ライスクッカーでの炊飯方法は、以下のとおりです。 お米を研ぐか、無洗米を用意する ライスクッカーにお米と水を入れる 蓋をして浸水させる ライスクッカーを火にかける 蒸らす ライスクッカーにお米と水を入れたら、夏場は30分、冬場は60〜90分ほど浸水させます。 次に、蓋を開けたまま強火にかけます。底が焦げないようにときどきかき混ぜましょう。沸騰してきたら蓋をして、弱火まで火を落として15〜20分ほど待ちます。このとき、途中で蓋を開けると冷たい空気が入り込み、炊きあがりにムラが出るため注意してください。 最後に火を止め、蓋を開けないまま、5〜15分ほど蒸らせば完成です。 メスティンで炊飯する方法・ポイント メスティンでの炊飯方法は、以下のとおりです。 お米を研ぐか、無洗米を用意する メスティンにお米と水を入れる 蓋をして浸水させる メスティンを火にかける 蒸らす コンパクトなメスティンは、2合くらいまでしか炊けません。そのため、用意するお米の量には注意しましょう。 メスティンにお米と水を入れたら、蓋をして夏場は30分、冬場は60~90分ほど浸水させます。 中火で20分ほど火にかけます。次第に蓋が持ち上がって沸騰するため、石などを重しにしてください。メスティンは長方形で火が偏りやすいため、本体を動かしながら火にかけると全体に火が当たります。 パチパチという音が聞こえ、お米が炊けた匂いがしてきたら火を止めましょう。火からおろしたらメスティンをひっくり返し、タオルなどで巻いて温度が下がらないようにしながら10~15分ほど蒸せば完成です。 鍋で炊飯する方法・ポイント 鍋での炊飯方法は、以下のとおりです。 お米を研ぐか、無洗米を用意する 鍋にお米と水を入れる 蓋をして浸水させる 鍋を火にかける 蒸らす 鍋にお米と水を入れ、夏場は30分、冬場は60〜90分ほど浸水させます。 蓋をしてから強火にかけ、ブクブクと大きい泡が出てくるくらい沸騰させましょう。沸騰したら弱火にし、10分ほど炊きます。炊きあがったら、火を止めて蓋をしたまま10〜15分ほど蒸らせば完成です。 厚みの薄い鍋を使用している場合は、蒸らすときにタオルなどで包み、温度を下げないようにしましょう。 飯盒で炊飯する方法・ポイント 飯盒での炊飯方法は、以下のとおりです。 お米を研ぐか、無洗米を用意する 飯盒にお米と水を入れる 外蓋を外し、浸水させる 飯盒を火にかける 蒸らす 飯盒は基本的に、本体のほかに中蓋と外蓋に分かれています。中蓋のすり切りで2合、外蓋だと3合分と、お米の量を計りやすいのが特徴です。 お米を入れたら、2合なら下の目盛り、4合なら上の目盛りまで水を入れてください。目盛りがない場合は、適量の水を入れましょう。外蓋を外したまま夏場は30分、冬場は60〜90分ほどお米を浸水させます。 最初は中火から始め、沸騰して吹きこぼれてきたら弱火まで火を落としてください。5分ほどで吹きこぼれるため、タイミングを逃さないように注意しましょう。 チリチリという音が聞こえ、お米が炊けた匂いがしてきたら、火を止めます。飯盒を火からおろし、ひっくり返して10~15分ほど蒸らしてください。こうすることで、残った水分が全体に馴染み、よりおいしく仕上がります。 ただし、飯盒の種類によっては、ひっくり返してはいけないものもあるため、使用前に説明書で確認してください。 キャンプ場で炊飯にチャレンジしよう! 自然のなかで楽しむ炊飯は、キャンプの醍醐味のひとつです。水の量や火加減、加熱の時間さえ守れば、おいしいご飯を炊けるため、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。 ご飯の基本的な炊き方がわかれば、パエリアや炊き込みご飯など、アレンジを加えてさらにキャンプ飯を楽しめます。 アウトドアの関連商品を見てみる
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