コーナンTips ペット ウーパールーパーの飼い方|色の種類と初心者向けの飼育方法を紹介 ウーパールーパーの飼い方|色の種類と初心者向けの飼育方法を紹介 ペット クリップボードにコピーしました ウーパールーパーの飼い方|色の種類と初心者向けの飼育方法を紹介 この記事をシェアする! クリップボードにコピーしました 愛嬌のある表情や小さなサイズ感が魅力的なウーパールーパーは、ペットとしても高い人気があります。しかし、実際に飼うとなると、どのように管理をすればいいのか、どんな道具やエサが必要なのかわからず、悩んでしまう方も多いでしょう。 ウーパールーパーは、適切な飼育環境を整えてあげれば初心者でも飼育が可能です。本記事では、ウーパールーパーの基礎知識や正しい飼育方法、飼うときの注意点などを詳しく解説します。これからウーパールーパーをお迎えしたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。 目次 ウーパールーパーを飼育する前に知っておきたいことその1:性格の特徴その2:好む環境その3:寿命ウーパールーパーの種類リューシスティックマーブルアルビノゴールデンブラックレアな種類ウーパールーパーの飼い方飼い方その1:飼育環境をつくる飼い方その2:エサをあげる飼い方その3:水換えをするウーパールーパー飼育の季節ごとのポイント夏の暑さ対策冬の寒さ対策ウーパールーパーを複数飼いする際の注意点ウーパールーパーの飼い方は簡単!こまめにお世話をしてあげよう ウーパールーパーを飼育する前に知っておきたいこと ウーパールーパーは、イモリやカエルと同じ両生類です。日本ではウーパールーパーという名前が浸透していますが、正式名称は「メキシコサラマンダー」といい、「メキシコサンショウウオ」や「アホロートル」と呼ばれることもあります。 これからウーパールーパーを飼育したい方は、基本的な特徴や快適に過ごすために必要な環境などを理解しておきましょう。また、家族としてお迎えしてからどれほどの歳月を一緒に過ごせるのか、平均的な「寿命」も知っておくことをおすすめします。 ウーパールーパーを飼育する前に確認しておきたい基礎知識について解説します。 その1:性格の特徴 ウーパールーパーはとてものんびりとした性格をしており、日々水槽のなかでマイペースに過ごす生き物です。食事の時間のみ活発に動いて、喜んで近寄ってきたり、餌を待ち構えたりする姿を見せてくれます。 とにかく穏やかに生きているため、水槽越しにまったりと眺めているだけで癒されますよ。 その2:好む環境 ウーパールーパーを飼育する際は、適切な水温管理をおこなうことが大切です。寒さに強く、暑さに弱いため、15~20度ほどの低めの水温を維持してあげましょう。30度以上になると体調不良を起こすおそれがあるため注意してください。 一方で、寒さに強いとはいえ、冬場の寒さ対策は必要です。とくに、部屋の暖房器具を付けたり消したりして、急激な水温の変化が起こると、ウーパールーパーの身体に大きな負担がかかってしまいます。エアコンや水槽用のヒーターなどを利用して、一年を通して同じ水温を保てるように工夫してください。 その3:寿命 ウーパールーパーの寿命は、平均で5~8年といわれています。なかには20年以上生きる個体もいるようです。飼育環境では、10年ほど生きられれば長寿といえるでしょう。 長生きさせるためには、適切な飼育環境を整え、深い愛情を注ぎながらお世話をしてあげることが大切です。 ウーパールーパーを長生きさせるポイントは以下の記事でも解説しているので、あわせて参考にしてみてください。 ウーパールーパーの寿命は5年?基礎知識と長生きさせるための飼い方 ウーパールーパーの種類 ウーパールーパーといえば、薄いピンク色の姿を想像する方が多いでしょう。実は、ウーパールーパーには豊富な種類があり、体の色や大きさなどが異なります。 ここでは、代表的なウーパールーパーの種類をご紹介します。それぞれの特徴を知って、ぜひ気になる子をお迎えしてみてください。 リューシスティック 写真やイラスト、店頭などでもっとも多く見かける「リューシスティック」は、ややピンクを帯びた白色の体に、黒くてつぶらな瞳が特徴的です。個体によっては、そばかすのような黒い斑点やエラの黒ずみがあります。 目のまわりに「金環」と呼ばれる金色の輪を持つ子もいますが、数が少ないため販売価格は高めです。黒目が大きく見えてとてもかわいいので、目にする機会があればぜひじっくりと観察してみてください。 マーブル 茶色の体に黒っぽい模様が特徴的な「マーブル」は、原種に近いカラーといわれており、個体によってさまざまな見た目をしています。模様の細かさや色の濃さなどが異なり、一匹一匹に個性を感じられるため、きっとお気に入りの子が見つかるでしょう。 アルビノ 色素欠乏により誕生した「アルビノ」は、見た目はリューシスティックに近いものの全体的に色素が薄く、目も黒目ではなく白っぽいのが特徴です。 リューシスティックのように黒い斑点が出ることはなく、どの個体も均一に真っ白な体をしています。美しい赤いエラがとても目立つため、華やかで個性的な見た目のウーパールーパーを飼いたい方におすすめの種類です。 ゴールデン 名前のとおり、体全体が明るく、まるで黄金のように光って見える「ゴールデン」は、ぱっと目を引く美しい見た目が人気の種類です。濃い黄色はとても目立つため、水槽内が華やかになります。 ゴールデンはアルビノの一種なので、目は少し白っぽい色をしています。 ブラック 「ブラック」は、黒っぽい体に黒色の目を持つ種類のウーパールーパーです。シンプルな見た目ゆえに、リューシスティックに次いで多くの人に選ばれています。 色の濃さは個体によって異なり、濃い灰色をしている子や、青みがかった色の子もいます。角度や照明によって、さまざまな色を見せてくれるでしょう。 レアな種類 ウーパールーパーには、リューシスティックやブラックといった店頭で見かける機会が多い種類のほかにも、まだまだ豊富な種類が存在します。 たとえば、黒っぽい模様がまだらに入った「ダルメシアン」や、ブラックよりもさらに深い黒色をした「スーパーブラック」などは希少性が非常に高い種類です。 少し薄めの黒色と模様をもつ「グレースポット」や、短い胴体と長い尻尾が特徴的な「ショートボディ」などもレアな種類といわれています。 希少であるほど販売価格は高くなります。 ウーパールーパーの飼い方 実際にウーパールーパーを飼育する際に必要なものや注意点などをご紹介します。適切な飼育環境を用意してお世話を続けることで、長く健康に生きられるため、飼い方のポイントをしっかりと確認しておきましょう。 飼い方その1:飼育環境をつくる ウーパールーパーを育てるためには、まず飼育用の水槽を用意する必要があります。両生類であるウーパールーパーは水陸どちらでも生活でき、虫かごのような小さい容器でも飼育は可能です。しかし、ストレスなく快適に過ごしてもらうために、なるべく大きめの水槽を用意してあげることをおすすめします。 水槽は幅が45cm以上あるものを選び、ろ過フィルターやカルキ抜き用の薬剤、水温計などもあわせて購入すると飼育環境をスムーズに整えられます。 そのほか、水草や隠れ家などもあると、快適な環境を整えつつ水槽内のレイアウトを楽しめるでしょう。 また、底砂や砂利を敷くと水質浄化効果が期待できますが、ウーパールーパーの頭よりも小さいものを置いておくと、誤って飲み込んでしまうことがあります。飲み込んだもののサイズや個体によっては排泄できなくなる危険があるので注意してください。特にウーパールーパーが小さいうちは、底砂や砂利は敷かずに育てたほうが安心です。大きくなってきたら、飲み込んでも排泄できる小さめのサイズの砂利を敷いて育ててみてください。 飼い方その2:エサをあげる ウーパールーパーに与えるエサは「人工飼料」や「冷凍アカムシ」などを選んでください。ホームセンターやペットショップなどで手軽に購入できるため、いくつかの種類を試してみてウーパールーパーの好みに合うものを与えるといいでしょう。 食事は、基本的に1日1回与えます。ただし、体のサイズが大きい個体であるほどエネルギーの消費量は少なくなるため、場合によっては2~3日に1回のエサやりで構いません。 飼い方その3:水換えをする 水槽内の水は、常に清潔な状態を保ちましょう。ろ過フィルターを設置したり、定期的に手作業で水を入れ換えたりして、ウーパールーパーにとって快適な状態を維持してあげることが大切です。 一見きれいに見えても、日々食べかすや排泄物などは増えています。最低でも1週間に一度は新しい水を入れるようにしてください。 小さな容器で飼育をしている場合は、容量が少ない分、汚れるペースも早いため、数日に一度の水換えが必要です。 ウーパールーパー飼育の季節ごとのポイント 寒さに強くて暑さには弱いといわれているウーパールーパーにとって、季節に応じた室温や水温の管理は非常に重要です。暑すぎたり寒すぎたりすると体調を崩してしまうおそれがあるため、しっかりと対策をおこないましょう。 水温の目安として夏場は20度以下、冬場は10度以上を維持できるようにしてください。 夏の暑さ対策 ウーパールーパーは暑さにとても弱いため、夏場の暑さ対策はとくに重要です。適切な水温を保つために、まずはウーパールーパーが過ごす部屋の室温を下げなければいけません。 エアコンを使用して室内の温度を下げたうえで、さまざまなアイテムを取り入れて水温を調節しましょう。水槽用のファンやクーラーを設置すると、効率よく水温を下げることができます。 冬の寒さ対策 水温が10度以下になると、ウーパールーパーは冬眠を始めます。ただし、眠るわけではなく、動きが鈍くなってエサをあまり食べなくなるのがウーパールーパーの冬眠状態です。 冬眠をさせるのであれば、低い水温をキープしたままで問題ありません。しかし、室温の影響で水温が上下すると、冬眠状態から目を覚まして活動したり、再び冬眠をしたりすることになり、身体に大きな負担がかかってしまいます。昼と夜で室温が大きく変化する場合は、とくに注意が必要です。 そのため、冬も夏と同じように適温を維持できるよう、水槽用のヒーターを導入したりして工夫しましょう。 ウーパールーパーを複数飼いする際の注意点 自然界で過ごすウーパールーパーは共食いをして成長する特性があります。とくに、体長が3~5cm頃の時期には共食いをする可能性が高くなります。大きく成長すれば共食いの傾向は減るともいわれていますが、全く共食いをしなくなるとは言えません。 そのため、ウーパールーパーを複数飼育する際は、別々の水槽に入れるようにしましょう。 また、ウーパールーパー以外の生き物を同じ水槽に入れると、エサと間違えて食べてしまうことがあるため、ウーパールーパーのみで育てることをおすすめします。 ウーパールーパーの飼い方は簡単!こまめにお世話をしてあげよう 必要な環境や飼い方のコツをしっかりと理解すれば、ウーパールーパーは誰でも簡単に飼育できます。水温管理や水換えなど、飼育には少し手間がかかりますが、その分深い愛情を持って育てることができるでしょう。 正しい方法でこまめにお世話をすることで、きっと長い時間を一緒に過ごせます。ぜひこの機会に、愛らしい姿のウーパールーパーを家族としてお迎えしてみてください。 アクアリウムの関連商品を見てみる
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