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猫の脱走防止はホームセンターで対策!3つのアイデアとDIYのポイントを紹介

猫の脱走防止はホームセンターで対策!3つのアイデアとDIYのポイントを紹介

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室内で放し飼いされることが多い猫は、思わぬところから脱走してしまう心配があります。飼い猫が家から脱走してしまい、見つけるのに苦労した経験がある方もいるかもしれません。

猫は好奇心が強い動物であり、ストレス発散や縄張りの確認、鳥や虫の捕獲などの目的で外に出てしまうことがあります。しかし、家に帰ろうとしても迷子になってしまったり、交通事故に遭ってしまったりすることは防ぎたいですよね。

この記事では、ホームセンターで揃えられる材料を使った猫の脱走防止対策や、DIYで失敗しないためのポイントを紹介します。

猫の脱走を防ぐための対策は、窓や玄関など場所によって方法が異なります。住まいに合わせたアイデアを見つけていきましょう。

窓に設置できる猫の脱走防止対策

窓に設置できる猫の脱走防止対策
猫は、窓の外を眺めるのが大好き。動いているものを目で追いかけたくなる習性があり、好奇心の強い猫はとくに外へ出たくなってしまうかもしれません。また、猫の発情期のピークである春〜夏は、猫が脱走しやすくなる時期です

春〜夏は窓を開ける頻度が多くなりますが、窓からの脱走防止対策や、転落を防ぐための安全対策をしていきましょう。

対策1.網戸を開けられないようにする

まず、猫が網戸を開けないようにするための対策が必要。横スライド式の網戸は、閉まっていても猫が手で開けてしまう可能性が高いです。

網戸は、突っ張り棒で開かなくする方法や、網戸ストッパーを使う方法が有効です。

対策2.網戸を破られないようにする

爪とぎも大好きな猫は、網戸の網を破ってしまう可能性があります。網戸を破る心配がある場合は、網を2重にするなどの対策が効果的です。

メッシュメッシュパネル(マルチネット)もDIYで簡単に取り付け可能。網戸に合わせたサイズを用意し、マジックテープや突っ張り棒と結束バンドで固定させましょう

網戸が部分的にも破れてしまうと、猫が脱走しなくても虫の入口を作ってしまい、網戸の効果が半減してしまいます。網目の細かいものを使用するほか、定期的にチェックして劣化で破れそうなときは早めに交換しましょう。

ベランダでの猫の脱走防止と安全対策

ベランダでの猫の脱走防止と安全対策
普段は室内飼いの猫も、気分転換やストレス発散のためにベランダや庭などへ出してあげると喜びますよね。

ただし、ベランダから脱走してしまうと、転落事故などにつながりかねません。ベランダにも適切な対策をおこなうほか、外に出るときは目を離さないようにして猫の安全を守りましょう。

対策1.ネットやパーテーションで囲う

ベランダでの脱走対策として、べランダの屋根から手すりまでにネットを張る方法があります。ただし、アパートやマンションなど共同住宅の場合、ネットを設置していいかどうかを事前に確認しておきましょう。

ホームセンターでは、園芸用のネットやカラス対策などのベランダネットが販売されています。ネットは必要な長さだけ切り売りできるものもあるのでおすすめです。ネットを設置するときは、風で飛ばされないように注意しましょう

パーテーションで囲う方法もありますが、共同住宅の多くはベランダに物を置いてはいけないという規約があるので確認が必要です。

パーテーションを設置する場合は、転倒しないように固定してください。また、2階以上のベランダは、猫がパーテーションに登って転落するおそれがあるため、パーテーションは使わないほうが安全です。

対策2.リードに繋いで一緒にいる

猫をベランダに出すときには、リードをつけて行動を制限する安全対策が有効です。また、飼い主も一緒にベランダに出て、柵の上に登らないように見守ってあげましょう。

柵から転落した場合、リードで首をしめてしまうことも考えられます。首輪やリードに慣れていない猫の場合は、嫌がって抜け出そうとしてしまうかもしれません。普段から首輪をつける、好きなおもちゃを用意して一緒に遊ぶなど、猫が落ち着いて過ごせる環境づくりをしていきましょう。

猫の脱走防止扉のアイデアとホームセンターのアイテム

猫の脱走防止扉のアイデアとホームセンターのアイテム
猫の脱走対策として、脱走防止扉を設置するアイデアを紹介します。玄関や廊下など、猫が脱走してしまう可能性がある場所は、設置を検討しましょう。

脱走防止扉は、木材用のアジャスター(突っ張りアイテム)を使用すると固定しやすく、賃貸でも壁や天井を傷つけずに設置することができます。置くだけのタイプの扉は倒れやすいので、固定できるタイプを選んでください。

突っ張りタイプの格子扉

突っ張り棒タイプの格子扉で脱走防止扉を作るには、まず木材用のアジャスターを使って柱を立てていきます。そこへ、格子状に作った扉を蝶番と金具で固定しましょう。格子は、猫の手が挟まらないよう、大きさに注意してください。

ホームセンターでは、柱を天井ピッタリに設置したい場合など、希望の長さに合わせた木材のカットも可能です。壁にフィットしやすく、造り付け家具のように見た目もスッキリおさまるのでおすすめですよ。

突っ張りアイテムやオリジナル扉を使った作り方は、必要なサイズに合わせて設置でき、しっかりと固定できるメリットがあります。

猫の脱走防止対策の材料をホームセンターで選ぶ際のポイント

猫の脱走防止対策の材料をホームセンターで選ぶ際のポイント
猫の脱走対策のための材料は、ホームセンターでほとんどそろえられます。しかし、設置したい場所や高さがあいまいな状態で選んでしまうと、調整に苦労したり、失敗する原因になってしまうかもしれません。

とくに、若い成猫は好奇心が強くジャンプ力もあります。ジャンプで乗れそうな高さだと飛び乗ってしまう危険性も。また、細いすき間からすり抜けないように格子の間隔を狭くすることも意識していきましょう。

ホームセンターでは、ジャストサイズの材料が見つからないこともあります。設置場所の広さをしっかりと把握して「許容範囲のサイズ」や「木材のカット寸法」を明確にしておくことが大切です。

ポイント1.高さのあるものを選ぶ

脱走防止対策に使用する格子扉やフェンスは、猫が飛び越えてしまわないよう、しっかりと高さのあるものを選びましょう。DIYで作成する際は、猫の行動やジャンプ力を考慮し、事前によく計画をしておくことが大切です。

また、脱走防止扉の近くに棚や椅子があると、飛び移ろうとしてケガをしてしまう危険性もあります。近くに飛び移れるものを置かないなどの対策をして、思わぬ事故を防ぎましょう。

住まいの状況にもよりますが、天井まである高さにして、床と天井屋根を突っ張りアイテムで固定するのが理想です。

ポイント2.格子の間隔は3cm以下にする

脱走防止扉の格子は、すり抜けられないように3cm以下の間隔にしましょう。猫は、頭の幅ほどしかないすき間でもスルリと通り抜けてしまうことがあります。

DIYは縦に長い細格子が作りやすいですが、すき間が空き過ぎないように注意してください。園芸用の木製ラティスは、種類も多く手軽にDIYができるのではじめての方にもおすすめです。

また、すのこを活用して作成する方法もありますが、横の格子では猫が登れてしまうので注意が必要。すのこで作成する場合は、猫が手を引っかけられないようにすき間を埋めるなど、登りにくくなる工夫をしましょう。

Tips
猫の体には人間と違い鎖骨が無いため、頭が通り抜けられる幅があれば、体を縮めて通り抜けることができます。

ポイント3.設置場所のサイズをしっかり測る

脱走防止扉のDIYでは、設置場所のサイズをしっかりと測ることが重要です。木材でDIYする際には図面を書いて、必要なサイズと本数を確認しておきましょう。

木材は、欲しいサイズの規格がそもそも売り場にない可能性もあります。また、オリジナルで作成した計画図に合わせて材料をそろえたら、半端材がたくさん残ってしまったというケースも少なくありません。

木材の長さはメートル単位ではなく、フィート単位で表記されている場合があるので、以下の目安を参考にしてください。

〇参考
1フィート=約304.8mm

〇販売されている木材の長さの目安

  • 6フィート:約1.820mm
  • 8フィート:約2.438mm
  • 10フィート:約3.048mm
  • 12フィート:約3.650mm

設置場所の高さや幅に合わせることが最優先ですが、たとえば6フィートの材料を半分にすれば材料の半端を少なくでき、カット代金も安く抑えられます。ただし、木材カットの際には、刃の厚みの分、約3mm~4mmが削れることを計算に入れておきましょう。

猫の脱走防止対策はホームセンターのアイテムで対応可能

猫の脱走防止対策はホームセンターのアイテムで対応可能
猫の脱走対策の方法やDIYのアイデアなどを紹介しました。猫の脱走対策は、家の状況によっても適切な方法が異なります。
まずは脱走防止扉などで、脱出しやすい窓まわりの対策をしていきましょう。木材などを使って簡単にDIYが可能です。

2階以上で飼っている場合には、ベランダからの転落防止対策も大切。

普段は大人しい猫も好奇心のまま外に出てしまったり、地震などの災害でびっくりして不用意に家から脱走したりするかもしれません。室内飼いの猫は、交通事故の危険度が高まるのでとくに注意が必要です。

ホームセンターでは、DIYの材料を豊富にそろえています。大切な猫の安全を守るためにも、適切な脱走対策をして暮らしやすい環境を整えていきましょう。

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