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犬が寝るときの寒さ対策!6つのグッズと守ってほしい注意点を解説

犬が寝るときの寒さ対策!6つのグッズと守ってほしい注意点を解説

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寒さに強いイメージのある犬ですが、実際は犬種や体格によって寒さへの感じ方はそれぞれです。なかでも毛が短い犬種や小型犬は寒さに弱く、冬になると震えている姿を目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

冬場の朝や晩はとくに冷え込むため、愛犬が寒さで睡眠不足にならないように、しっかりと寒さ対策をしてあげることが大切です。本記事では、犬が快適に寝るための寒さ対策や役立つグッズなどをご紹介します。

犬の寒さ対策の基本

犬が寝るときの寒さ対策!6つのグッズと守ってほしい注意点を解説
愛犬の寒さ対策を実施するうえで、まずは犬にとって必要な環境や、寒さを感じているときのサインを理解しておきましょう。

また、犬種による毛の長さや体格の差によって寒さへの耐性が変わるため、愛犬がどの程度寒さに強いタイプなのかを判断することも大切です。

犬が快適に過ごせる環境

犬は、人間よりも低い位置で生活しているため、下に集まった冷気に当たりやすく、おなかや足裏から体温が下がる傾向があります。

そのため、犬が快適に過ごせる環境をつくるには、フローリングやベッドなど一日の多くの時間を過ごす場所に、毛布を敷いたり暖房が行き届くようにしたりすることがポイントです。

室温は20度前後をキープし、なるべく床に近い位置を温めましょう。また、暖房器具などを使用する際には、人と同じように乾燥にも配慮して対策をしてあげてください。

寒がっているときのサイン

犬は人のように「寒い」と言葉で伝えられないため、しぐさや行動をよく観察して変化に気づいてあげる必要があります。
身体を小刻みに震わせたり、縮めて丸まったりしていたら、寒さを感じているサインだと考えられます。また、外に出たがらなくなったり、水を飲む量が減ったりした場合にも注意が必要です。

身体が冷えると尿の量が減り、下痢や泌尿器系の病気を引き起こすおそれがあります。排泄物のチェックは犬の体調を知る重要な方法のひとつなので、毎日積極的におこないましょう。

ちなみに、暑さを感じているときも同じように犬はサインを出します。呼吸が荒く舌を出していたり、ぐったりと身体を伸ばして横になっていたりと、元気がない様子が見られたら暑がっている可能性が高いため、暖房を使用する際は注意してください。

寒さに弱い犬種

寒さの感じ方は、犬種によっても差があります。原産地が寒冷地域である犬種や、体格が大きな犬は生まれつき寒さに強い子が多く見られます。一方で、室内犬として人気が高い小型の犬種は、寒さに弱いタイプが多いです。

とくに、身体を守る毛が短い犬種や、皮膚の表面を覆う毛が生えていないシングルコートの犬種は、冷たい空気をより感じやすいため、しっかりと寒さ対策をしてあげましょう。

トイプードル、チワワ、パグ、フレンチ・ブルドッグ、ブルテリア、イタリアングレーハウンド、トイプードル、ボストン・テリア、ヨークシャー・テリア、ミニチュア・ピンシャー、ウィペット、ドーベルマン、ダルメシアンといった多数の犬種が「寒さに弱い」といわれています。

Tips
犬種に限らず、室内飼いの場合や体力が低下している状態の犬は、温度変化への耐性が強くないので、注意して温度管理をしてあげましょう。

犬が寝るときの寒さ対策グッズ6選

犬が寝るときの寒さ対策!6つのグッズと守ってほしい注意点を解説
愛犬が寒さに弱いタイプであっても、きちんと対策をしてあげれば、寝るときも快適な環境を整えられます。

ここでは、犬が寝るときの寒さ対策におすすめのグッズをご紹介します。人間と一緒に使えるものから犬専用のグッズまで、さまざまなお役立ちアイテムが展開されているため、愛犬に合うものを探してみてください。

グッズその1:毛布

防寒目的のみならず快適な寝心地も得られる「毛布」は、寝るときには欠かせないアイテムです。

一般的な毛布はもちろん、犬専用にサイズ感が工夫されたものも豊富に販売されているため、お気に入りの一枚を見つけてみてください。

寝床となるベッドやクッションをはじめ、愛犬がよくいる場所にも毛布を敷いてあげるのがおすすめです。ふわふわと気持ちよくてあたたかい環境をつくってあげれば、きっと喜んで寝転ぶ姿を見られるでしょう。

グッズその2:パジャマ

ドッグウェアのなかには、寝るときに着用できるパジャマタイプの商品も多くあります。日頃から洋服を着ることに抵抗がないワンちゃんであれば、全身を保温しながら眠ることができるパジャマは非常におすすめです。豊富なデザインが展開されているため、ぜひ飼い主さんも愛犬も気に入る一着を見つけてみてください。
愛犬が洋服を着慣れていない場合は、無理に着用させるとストレスになってしまいます。最初は短い時間から徐々に慣れさせていき、もしも愛犬が嫌がるようであればすぐに脱がせてあげてください。
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グッズその3:ドーム型のハウス

愛犬がケージやペットベッドなどで寝ている場合は、寝床をドーム型のハウスにすると防寒効果が期待できます。

入口を除く上下左右すべての方向がクッション性のある生地に囲まれるため、風を通さないうえに熱がこもってハウス内の気温が上がりやすくなるのが魅力です。

ただし、最初はハウス内の暗くて狭い空間を怖がってしまう子もいるかもしれません。抵抗する愛犬を無理矢理ハウスに入れるようなことはせず、様子を見ながら挑戦しましょう。ハウスの中に慣れたら、きっと自分だけの快適な居場所となるはずです。
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グッズその4:ペットベッド

愛犬が眠るスペースとして、ペットベッドを用意するのもおすすめです。
また、カドラーと呼ばれる、犬の全身がすっぽりと収まるようなつくりの浅いベッドを使用するのも良いでしょう。
丸や四角などさまざまな形がありますが、どれも周りがふかふかなクッションで囲まれているため、寒さをしっかりと防げる点が特徴です。

ドーム型のハウスを怖がって入りたがらない子や、就寝時以外にもペットベッドで過ごすことが多い子にはとくにおすすめのアイテムなので、ぜひ一度使ってみてください。
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グッズその5:エアコン

室温を上げるためには、暖房器具を使用することがもっとも簡単な方法です。

ヒーターやストーブよりも、なるべくエアコンの暖房機能を活用すると、けがや火事のリスクを軽減できます。

また、部屋の広さにかかわらず均一に室温を上げることができるため、飼い主さんと愛犬の両方が快適に過ごせる環境をつくれるでしょう。
エアコンなしで寒さ対策を行いたい場合は、他のグッズを組み合わせて使用してみてください。
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グッズその6:湯たんぽ

コスパがよく、手軽に取り入れられる寒さ対策グッズとして「湯たんぽ」も人気があります。お湯を入れたり、電子レンジで温めたりするだけで何度も繰り返し使用でき、誰でも簡単に導入が可能です。

寝る直前に用意してあげれば、商品のタイプによっては朝方までぬくもりを感じられるでしょう。ペット用に開発された安全性の高い湯たんぽもあるため、気になる方はぜひチェックしてみてください。

犬が寝るときの寒さ対策の注意点

犬が寝るときの寒さ対策!6つのグッズと守ってほしい注意点を解説
寒さ対策を行う際には、使用するアイテム次第ではいくつか注意しなければならない点があります。とくに、暖房器具を扱う場合は、人も犬も同じようにけがや事故が起こらないよう、安全面に気をつけるようにしましょう。

逃げられる場所を作る

私たち人間は、衣類の着脱やエアコンの温度調節などで体温をコントロールできますが、犬にはできません。また、犬の体温は人よりも高いため、私たちが快適だと考えている室温を不快に感じている可能性があります。

犬のためにとさまざまな防寒対策をした結果、逆に暑さを感じさせてしまえば、体調不良につながるでしょう。

そのため、なるべく犬が快適な場所で過ごせるように、部屋の一部には「涼しい場所」も用意してあげてください。暖房が届きにくい場所を選び、ひんやりとした床やマットなどを用意します。

就寝時はもちろん、日中犬を残して家を空ける場合にも、どこか一か所「逃げ場」があるだけで、飼い主さんも安心できるためおすすめです。

体調の変化に注意する

犬の体調は、気温や室温によって大きく左右されることを必ず頭に置いておきましょう。寒さで風邪を引いたり、暑さで熱中症になったりと、人間のように体調不良になってしまう前に、しっかりと温度調節をしてあげることが大切です。
寒さ対策をおこなううえでは、長時間の暖房器具の使用に気をつけてください。

暖房器具の設定温度をあげすぎると、熱中症や脱水症状になる危険があります。
また、ヒーターや湯たんぽなどで低温やけどをしてしまったりと、気づかないうちに愛犬を危険にさらしているかもしれません。

暖房器具を使うときは、定期的に愛犬の様子をチェックして体調面を気にかけてあげましょう。

犬が快適に過ごせるよう寝るときの寒さ対策を検討しよう

犬が寝るときの寒さ対策!6つのグッズと守ってほしい注意点を解説
人も犬も、寒さに凍えるような環境では満足のいく睡眠はとれません。とくに犬は、自分の力だけで温度調節をすることが難しいため、飼い主さんがしっかりと管理をしてあげる必要があります。

愛犬に合う寒さ対策グッズを取り入れて、工夫しながら快適な環境をつくってあげましょう。暖房器具の使用時には、安全面や愛犬の体調に注意することも忘れないでくださいね。

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