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カメレオンの飼育法|飼いやすい種類や飼育に必要なものを詳しく解説

カメレオンの飼育法|飼いやすい種類や飼育に必要なものを詳しく解説

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カメレオンは、美しい色合いと独特な姿勢で人気のある爬虫類です。最近では、ペットとして飼育する人も増えています。しかし、カメレオンは犬や猫などと比べると飼育が難しいとされているため、適切な環境を整えてからペットとして迎え入れてあげましょう。

この記事では、カメレオンを飼う前に知っておきたい基本情報や、初心者の方でも育てやすい種類について詳しく解説します。カメレオンの飼育に興味がある方はぜひ参考にしてください。

カメレオンの飼育前に知っておきたい基本情報

カメレオンの飼育前に知っておきたい基本情報
カメレオンは、有鱗目(ゆうりんもく)カメレオン科という独立したグループに属するトカゲの総称。トカゲのなかでも独特な見た目をしています。

主な特徴や生態、性格など、飼育前に知っておきたいカメレオンの基本情報についてみていきましょう。

主な特徴

カメレオンは、見た目や動きにほかの爬虫類とは異なる特徴があります。目は、左右それぞれ別の方向に動かせるため視界が広く、舌は長く伸ばして虫などを捕えます

体の色を変えることが得意であるほか、尾を巻く姿にも目を惹かれるでしょう。大きさは種類によって異なり、もっとも小型のカメレオンは2cmほど。最大種は全長60m以上にもなるといわれています。

また、カメレオンの寿命は5〜10年ほどです。大きさや寿命は種類によって異なるため、事前に確認しておきましょう。

生態

カメレオンは、アフリカ大陸やユーラシア大陸南西部、東南アジアなどの暖かい森林地帯が主な生息地。普段は木の上で生活しているため、地面を歩くことは苦手です。

カメレオンの細く長い尾は、枝に巻いて体を支えるときに使われます。高い木に登るのが大好きで、より高い場所へ行こうとする習性があるため、ゆったりとしたスペースがあるほうが飼育しやすくなりますよ。

また、カメレオンは肉食であり、コオロギなどの動く虫を捕食して生活しています。主食は昆虫ですが、果物などを食べる種類もいるため、エサの用意についても事前の確認が必要です。

性格

カメレオンは、基本的におとなしい性格で、ストレスを感じやすい特徴があります。縄張り意識が強く、オス同士はお互いの姿を見るだけでストレスを感じることもあるため、複数飼いには向いていません

カメレオンの性格は種類によっても異なりますが、なつくと肩の上に乗ったり、エサを手から食べてくれたりするでしょう。ただし、人になつきにくい種類もいるため、ペットショップなどで直接見て相性の良い個体を探すのがおすすめです

カメレオンの変色は身を守るため

カメレオンの変色は身を守るため
カメレオンは、体の色を変えられることが魅力的な特徴の一つ。

カメレオンが変色する主な理由は、外敵から身を守るためです。明るく温度が高いところでは明るい色に、暗く温度が低いところでは暗い色に変化し、敵から見つかりづらくなるようにしています。

ただし、興奮しているときや元気がないときにも体の変色が見られるため、日頃から注意して見てあげるといいでしょう

飼育しやすいカメレオンの種類

飼育しやすいカメレオンの種類
飼育しやすく人気が高いカメレオンの種類をご紹介します。ペットとしても注目されているカメレオンですが、知り合いや近所に飼っている人がおらず、どれを選べばいいか悩むこともあるでしょう。

ここで紹介している種類は、飼育の仕方や性格なども分かりやすく初心者の方におすすめです。自宅の環境やライフスタイルに合わせて、迎え入れるカメレオンを見つけていきましょう。

種類その1:エボシカメレオン

エボシカメレオン

エボシカメレオンは、アラビア半島の南西部に生息するカメレオン。体長25〜60cmほどでメスよりもオスのほうが大きく、あたまに付いている「かぶと」が特徴です。

カメレオンのエサは基本的に動く昆虫ですが、エボシカメレオンは果物や葉っぱなども食べてくれます。そのため、初心者でも飼育の難易度が低く、カメレオンのなかでは育てやすいでしょう。

エボシカメレオンは、非常に憶病で少しの変化でもストレスを感じる性格です。オス同士を一緒に飼うとお互いにストレスを抱えてしまうため注意しましょう。

種類その2:コノハカメレオン

コノハカメレオン

コノハカメレオンは、アフリカなどに生息する体長5cmほどの小さなカメレオンです。緑色や黄色、白色などに変色しますが、基本的に落ち葉に近い落ち着いた色をしています。

性格は非常におとなしく、主に観賞用として飼育されています。カメレオンを飼育してみたいけれど、スペースに限りがある場合にもおすすめですよ。

小さくてかわいいコノハカメレオンは、エサも小さくなければいけません。ほかのカメレオンと用意するエサの大きさが異なる点には注意しましょう。

種類その3:パンサーカメレオン

パンサーカメレオン

パンサーカメレオンは、マダガスカル北部や北東部の低地の雨林に生息するカメレオン。大きさは30〜50cmほどで、幅広い体と低いとさかが特徴です。

パンサーカメレオンの魅力は、生息地域によって色や模様の違いがあること。お気に入りの肌色を探す楽しみ方もあるでしょう。

また、パンサーカメレオンは知能が高く、人の顔を見分けることが可能です。なつくと手からエサを食べてくれるようになる個体もいます

種類その4:スパイニーカメレオン

スパイニーカメレオン

スパイニーカメレオンは、マダガスカルに生息する、乾燥に強くて丈夫な体が特徴のカメレオンです。ボタンカメレオンとも呼ばれます。体長はオスよりもメスのほうが大きく、最大45cmほどまで成長します。

性格はエボシカメレオンと似て非常に憶病ですが、賢い個体が多く、慣れれば飼い主のことを覚えて穏やかに過ごしてくれるようになるでしょう。また、体が丈夫なため初心者の方にもおすすめです。

カメレオンの飼育環境をつくる

カメレオンの飼育環境をつくる
カメレオンの飼育には、正しい環境を整えてあげることが重要です。必ず事前に飼育環境をつくってから自宅に迎え入れるようにしましょう。

カメレオンの飼育に必要なものをご紹介します。

その1:ケージ

まず、カメレオンの部屋となるケージを用意しましょう。

ケージは、カメレオンがストレスを感じにくい大きさのものを選ぶことがポイント。カメレオンは木に登って生活する生態のため、高さがありケージの中に観葉植物や木の枝が入る大きさが理想です。

カメレオンは種類によって体の大きさが異なるため、成長後をイメージしながらケージを選びましょう。ただし、子供のカメレオンを飼う場合は、ケージのすき間から出てしまわないように注意してください

また、カメレオンを外に出して触れ合う回数が多い方は、扉の位置や開き方も確認します。観葉植物をレイアウトする場合は、ケージの外からでも水やりができる配置にするといいでしょう。

その2:給水器

カメレオンは、動くものに反応する習性から、動く水や滴る水からしか水分を取れません。そのため、カメレオンの水分補給には専用の給水器を使用しましょう。

環境に慣れるまでは吸水器の水を認識できないこともあります。脱水症状になると危険なため、飼い始めは水が飲めているかをよく確認してください

水分補給ができていない場合は、スポイトを使って目の前で水を垂らして直接与える方法があります。また、流木などで給水器までの道のりに動きをつくってあげるなど、水分補給ができる環境を整えていきましょう。

その3:照明

カメレオンが過ごしやすい環境をつくるには、照明の設置も欠かせません。カメレオンの飼育を行うには、「保温ライト」「紫外線ライト」という2種類の照明が必要です。照明を設置する目的は「保温」と「日光浴」を確保するためです。

カメレオンの生育温度は、日中22〜30℃、夜15〜22℃を保つことが理想。部屋全体の温度を暖かくすることも大切ですが、保温ライトを設置してケージ内の温度を管理するといいでしょう。

また、カメレオンは日光浴をすることで骨が丈夫になり、健康に過ごせます。日中にカーテンをあけて日光浴をする方法もありますが、日光が不足すると病気の原因となるため、紫外線ライトは必ず設置しておきましょう。

その4:登り木

木の枝などを足場に生活するカメレオンは、登り木が大好きです。

流木や人工木、観葉植物などをケージ内に配置して、カメレオンが心地よく過ごせる環境を整えてあげましょう。観葉植物を設置して、生息地である森林に近い空間をつくることもおすすめですよ。

登り木を置く際は、カメレオンが動きやすいように「道のり」をつくってあげることがポイント。給水器までの道のりが悪くないかなどを確認して、様子を見ながらレイアウトを変えてあげましょう。

その5:霧吹き

カメレオンが好む湿度はおよそ70%と高いため、湿度管理も大切です。適切な湿度を保つために、霧吹きを活用しましょう。

ただし、常に湿潤が良い状態ではなく、風通しが良く蒸れない状態をつくることが必要です。朝と夜の1日2回を目安に湿度を上げて、乾燥を防ぐようにしてください

湿度は、季節や暖房器具の使用によっても異なります。室内の湿度を管理できる湿度計を取り付けるだけではなく、カメレオンの様子を毎日観察して環境を整えてあげましょう。

その6:エサ

カメレオンのエサは動く昆虫が基本で、ペットのカメレオンはコオロギが主な食事です。しかし、同じエサばかりになると飽きて食べなくなることがあるため注意しましょう。

エサは爬虫類ショップで購入するほか、コオロギを自宅で繁殖させたり、バッタやカマキリなどを採集して与えたりする方法もあります。エボシカメレオンは昆虫のほかに果物や野菜も食べてくれるため、エサに不安がある方はエボシカメレオンの飼育がおすすめです。

カメレオンの飼育で気をつけること

カメレオンの飼育で気をつけること
カメレオンを飼育する際に重要なのが、健康管理とストレス対策をしっかりとおこなうことです。はじめて飼育する場合は、体調不良などの異変に気づくのが難しいかもしれません。

毎日の健康観察に気をつけながら、カメレオンが元気に過ごせる飼育環境を整えていきましょう。

注意点その1:健康管理

カメレオンは、とても繊細な生き物です。温度と湿度を生息地に近い環境に整え、ケージの中は常に清潔にして気持ちの良い空間にしてあげることが大切です。

また、以下のかかりやすい病気についても注意しましょう。

  • くる病(骨軟化症)
  • 消化器系疾患
  • 肺炎

カメレオンの健康を保つためには、紫外線を浴びさせて骨を丈夫にすることがポイントです。また、湿度が高すぎる環境でも病気にかかりやすくなるため、70%の湿度を保ちながら通気性を良くして、健康で元気な状態を保ちましょう。

注意点その2:ストレス

カメレオンは、臆病な性格で周りのストレスを感じやすいため、環境に慣れるまではよく観察してあげることが大切です。ほかのペットを飼っている場合は、なるべく離れた場所で飼育してください。

視線に人など動くものが入ることでもストレスを感じるおそれがあります。十分な広さを確保できる縦型のケージを使用し、枝や観葉植物を置いてカメレオンが身をひそめられる場所をつくってあげるといいですよ。

また、飼育環境や飼い主に慣れるまでは触れ合いの時間にも注意して、カメレオンとの関係をゆっくりと築いていきましょう。

カメレオンの飼育は難しい!飼う前にしっかり準備しよう

カメレオンの飼育は難しい!飼う前にしっかり準備しよう
独特な見た目や愛らしい動きを見せてくるカメレオンは、とてもデリケートな生き物。快適な飼育環境をしっかりと整えてから迎え入れることが大切です。

小さなコノハカメレオンは限られたスペースでも飼育に挑戦できます。また、エボシカメレオンはエサの種類が豊富な点が魅力です。

カメレオンの多くは繊細でおとなしい性格のため、飼育環境に慣れるまでには時間が必要です。ゆっくりと時間をかけてカメレオンとの絆を深めていきましょう。

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