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文鳥の上手な飼い方!初心者が飼うための基礎知識と注意点を詳しく解説

文鳥の上手な飼い方!初心者が飼うための基礎知識と注意点を詳しく解説

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小さくて愛くるしい文鳥は、江戸時代初期からかわいがられてきた鳥で、今もペットとして高い人気があります。

文鳥は、インコやオウムといった他の鳥類よりも比較的お世話が簡単なので、はじめてペットを迎えるという方にもおすすめです。また、賃貸の部屋でも飼育できるペットとしても知られています。

そこでこの記事では、初心者が文鳥を飼うための基礎知識と注意点を解説します。

文鳥の飼い方に役立つ基礎知識

文鳥の飼い方に役立つ基礎知識

文鳥はスズメ目カエデチョウ科の小鳥で、インドネシアのジャワ島とバリ島が原産地です。

英名では「JavaSparrow(ジャワスズメ)」と呼ばれており、成鳥の全長は15〜17cmほどで、スズメとほぼ同じ大きさになります。

日本には、17世紀初頭(江戸時代初期)から、愛玩鳥として持ち込まれたとされており、我々日本人にとっても関わりの長い鳥です。

ここからは、文鳥の特徴や種類、オスとメスの違いについて解説します。

特徴

文鳥の大きな特徴は、全体的にピンク色で先端が白色のくちばしです。くちばしはとても硬く先端が尖っていますが、嚙む力は強くありません。

文鳥はかしこい鳥で、付けた名前を覚えたり、飼い主によく懐いたりするといわれています。性格は明るく活発で、甘えん坊の個体が多いです。文鳥の寿命は一般的に約8〜10年と長いため、最後まで愛情をもってお世話してあげてください。

種類

飼育されている文鳥にはさまざまな品種があり、カラーバリエーションも豊富です。そもそも文鳥という名前は、「色鮮やかで美しい模様の鳥」であることに由来しています。「文」は文章ではなく、模様や色合いのことである「文(あや)」を意味しています。

文鳥の代表的な品種は以下のとおりです。

ノーマル文鳥(並文鳥)

黒い頭部と白い頬を持ち、顔から下全体が灰色の見た目が特徴です。野生の文鳥や、野生に近い模様の個体はノーマル文鳥と呼ばれています。

白文鳥

頭から尻尾まで全身の羽毛が白色の見た目が特徴です。文鳥の繁殖が盛んになった明治時代に、突然変異種として愛知県で生まれて以降、徐々に増えてきました。

夏目漱石の『文鳥』という作品で登場することでも知られています。

桜文鳥

ノーマル文鳥と白文鳥の交配で生まれた品種です。白いまだら模様が桜の花びらに見えることから、桜文鳥と名付けられました。

シナモン文鳥

ノーマル文鳥に模様は似ていますが、頭部のカラーは茶色です。また、メラニン色素を持たないため、目が赤色であることも特徴です。

シルバー文鳥

色素を抑える遺伝子が作用しており、ノーマル文鳥よりも全体のカラーが淡く銀色のように見える文鳥です。

オスとメスの違い

鳥類の多くは、ヒナの時期に見た目での性別の違いがほとんどありませんが、成鳥になると見た目から性別の判断がしやすくなります。しかし、文鳥は成鳥になってもオス・メスで外見に明確な違いがあらわれず、ひと目見ただけでは違いを判別できません

確実ではありませんが、オスとメスを外見で見分ける方法として、くちばしの形状やアイリングの濃さなどがあります。

くちばしの形状 オスのくちばしはメスよりも大きく、付け根が盛り上がっている
アイリングの濃さ オスはメスよりもアイリングが太く、鮮やかな赤色をしている。メスのアイリングは細く、色も控えめなピンクであることが多い

確実に文鳥のオスとメスを見分けるためには、オスやメスがとる行動パターンや鳴き声で判断する必要があります。

【オスの行動的特徴】

  • 求愛のダンスを踊る
  • さえずりが長い
  • メスよりもきれいな声で鳴く

【メスの行動的特徴

  • 受け入れ行動として尾羽を上げて小刻みに振る
  • 短い鳴き声が多い

こうした行動パターンをヒナ鳥の頃から観察することで、オスかメスの判別が確定し、ペットショップでは性別が表示された状態で販売されています

初心者が文鳥を選ぶときのポイント

初心者が文鳥を選ぶときのポイント

文鳥を選ぶときは、以下のポイントを押さえておくことでスムーズにお迎えできます。健康状態や年齢などを確認して、初心者でも飼いやすい文鳥を選びましょう。

ポイントその1:購入する場所と時期

文鳥はペットショップやホームセンター、ブリーダーから購入できます。ただし、一般的なペットショップでは鳥に詳しいスタッフがいなかったり、取り扱っている種類が少なかったりするかもしれません。可能であれば、鳥専門のペットショップを探すことをおすすめします。

また、文鳥は熱帯原産であるため暑さに強く、寒さには弱い生き物です。しかし、夏場の猛暑にさらされると、熱中症や脱水症状を起こして衰弱してしまうおそれがあります。

ポイントその2:健康状態

文鳥を選ぶ際は、健康な個体かどうかをよく観察することも大切です。以下の項目をもとに、健康状態をチェックしてみてください。

  • 活発さがある
  • 人に近寄ってくる
  • 羽毛にハリとツヤがある
  • 鼻水やくしゃみ、目やになどの症状がない
  • フンが水っぽくない(下痢をしていない)

ポイントその3:年齢

生後間もないヒナ鳥は非常にデリケートなため、はじめて文鳥を飼う方は早くても5週齢(生後36〜42日)の文鳥をお迎えすることをおすすめします。

この頃になると、成鳥用のエサを食べるようになり、自分で食事をします。朝晩2回の一人餌(ひとりえ)ができれば、日中に家を空けていても飼育は可能です。

また、文鳥は生後半年ほどで成鳥になりますが、成鳥からの飼育でも日々のお世話とスキンシップをおこなっていれば、手乗りするほどに懐いてくれます。ヒナよりも成鳥のほうが飼育の手間が少なく、飼いやすいメリットもあります

懐くまでに時間はかかりますが、愛情を持って根気よく接してみてください。

文鳥の飼育に必要なもの

文鳥の飼育に必要なもの

文鳥の飼育には主に以下の用品が必要です。どれもペットショップやホームセンターで購入できます。文鳥をスムーズにお迎えできるよう、適切な飼育環境を整えておきましょう。

用品 説明
ケージ ケージは底の面積が35×40センチ程度、高さ50センチ程度のサイズを用意してください。
ケージを布で覆って遮光することで、文鳥が安心して熟睡できます。
エサ箱 ケージの網部分にかけて固定できるタイプがおすすめです。
エサ 文鳥のエサはペレットや混合シードです。最初は文鳥を購入した場所で使用していたエサと同じものを与えましょう。
水入れ ケージの外から設置するタンク型の水入れであれば、ゴミの混入や蒸発を防いでくれます。
菜差し 水を入れて青菜の鮮度を保つために必要です。
ボレー粉入れ ボレー粉を与える場合に必要です。ボレー粉とは、カキ殻を砕いて作られた小鳥用の副食のことです。
止まり木 止まり木は12〜15ミリ程度の太さのものを選んでください。
ブランコ 文鳥はブランコ遊びが好きなので、ケージに設置してみてもいいでしょう。
水浴び器 文鳥は綺麗好きで水浴びを好みます。また、水浴びは運動不足やストレスの解消にも効果的です。
ヒーター 文鳥は寒さに弱いため、ヒーターが必須です。20ワットか40ワットが適しています。
サーモスタッド ケージ内の温度を一定に保つために必要です。
温度計・湿度計 ケージ内の温度や湿度を確認するために設置します。
キャリーケース 文鳥をお迎えするときや、病院へ連れていくときに必要です。
キッチンペーパー・新聞紙 フンでケージが汚れないように、床面に敷いておきます。

文鳥をお迎えするときにやるべきこと

文鳥をお迎えするときにやるべきこと

文鳥をペットショップやブリーダーからお迎えしたら、すぐにやるべきことがいくつかあります。以下3つのポイントを押さえておけば、文鳥との生活をスムーズに始められるでしょう。

保温できるものを持っていく

文鳥を自宅へ迎える季節によっては、寒さで文鳥が体調を崩してしまうおそれがあります。

文鳥が快適に過ごせる温度は20〜25度です。冬場は、ペットショップなどで引き取ってから自宅へ運ぶまでに寒さにさらされないよう、カイロや毛布など保温ができるものをキャリーケースへ入れておきましょう。

動物病院に連れていく

ペットショップなどで複数の鳥と一緒にいた文鳥は、感染症にかかっていることがあります。そのため、引き取ったあとはすぐに動物病院へ連れて行きましょう

お迎えする前に、小鳥を診てくれる動物病院を探しておくと安心です。

落ち着かせる

自宅にお迎えしたばかりの文鳥は、新しい環境にまだ慣れていません。周囲を警戒している状態でストレスも感じています。

最初はヒーターやエサ、水をセットしたケージに文鳥を1日入れておいて、必要以上に近づかないようにしましょう。

文鳥の上手な飼い方

文鳥の上手な飼い方

文鳥が快適に過ごすには、適切な飼育環境とエサを用意し、毎日丁寧にお世話をすることが大切です。ここからは、文鳥の上手な飼い方について解説します。

飼い方その1:飼育環境

文鳥が元気に過ごすためには、エサやヒーターの設置だけでは十分ではありません。ケージを設置する場所も重要です。

ケージは明るく風通しの良い場所に置きましょう。ただし、長時間日光を浴びると体に負担がかかってしまいます。紫外線が直接あたらない場所を選んでください。また、本来群れで生活する文鳥は寂しがり屋なので、人の気配が感じられる場所にケージを設置すると安心できるでしょう

飼い方その2:エサのあげ方

文鳥の主食は混合シードとペレットの2種類があります。混合シードはさまざまな植物の種子を混ぜたもので、ペレットは人工的に作られたフードです。混合シードのみを与えると栄養が偏ってしまうため、青菜やサプリメントなどで不足した栄養を補う必要があります。

一方ペレットは、文鳥が必要とする栄養素をバランスよく配合しており、副食で足りない栄養素を補う必要はありません。そのため、ペレットを主食に、食後のおやつとして時折シードや青菜を与えるのがいいでしょう。

なお、生後4週齢くらいまでのヒナを飼う場合は、ヒナ用のエサが必要です。3〜4時間に一度、スポイトなどを使って挿し餌(さしえ)をおこないます。

飼い方その3:毎日のお世話

文鳥の飼育では毎日のお世話が欠かせません。具体的には、以下の内容を毎日おこないましょう。

エサと水の入れ替え

文鳥のエサと飲み水の交換は毎日おこないます。

エサは1日に1回まるごと入れ替えます。1日に食べ切れる量よりも少し多めに入れ、前日に残ったものはすべて破棄してください。1日に与えるエサの量は、約5gが目安です。また、水は1日2〜3回交換しましょう。

エサと水の入っている容器は、週に数回は食器用洗剤で清潔に保つことをおすすめします。

ペーパーを取り替える

ケージ下に敷いた新聞紙やキッチンペーパーは、毎日取り替えてあげましょう。また、フンが付いた止まり木や水浴び器はきれいに拭き取ってください。月に一度はケージを水洗いして大掃除をしましょう。

放鳥

放鳥とは、飼育されていた鳥を野外に放すことですが、ペットの場合はケージから出して部屋の中で自由に遊ばせることを指します。

放鳥は基本的に、毎日約30分~1時間おこないましょう。文鳥にとって放鳥は、運動不足やストレスを解消するために欠かせません。放鳥する際は、必ず窓がしまっていることを確認し、部屋の安全を十分に確認したうえでおこなってください

文鳥初心者に注意してほしいポイント

文鳥初心者に注意してほしいポイント

初心者の方が文鳥を飼育するときに注意するべきポイントを3つご紹介します。

ポイントその1:幼鳥のときからしつける

エサや放鳥、キャリーケースなどは、幼鳥のうちから慣れさせておくことが大切です。

文鳥は人懐っこい性格ですが警戒心も強いため、慣れないことは拒む傾向があります。

ポイントその2:中毒症状に注意

文鳥にとってアロマやたばこの煙などは、中毒症状を起こす原因となります。

アロマやお香、香水のような香りの強いものを使用したり、室内で喫煙したりすることは避けましょう。また、調理中に発生する煙にも注意してください。

ポイントその3:長期の留守はNG

文鳥は、毎日エサやりや放鳥をする必要があります。また、急激な温度変化に弱いことから、長期間の留守は避けるべきです。

旅行や出張で家を空けるときは、誰かにあずかってもらいましょう。

ポイントその4:定期的に健康診断を受ける

文鳥とスキンシップをとりながら、健康状態をこまめに観察することも大切です。また、異常が見られなくても、動物病院で定期的に健康診断を受けましょう。

健康診断の頻度に決まりはありませんが、病気の早期発見や健康維持のためにも、健康なときに受けることが大切です。元気であれば、年に2〜3回を目安に病院へ連れていくといいでしょう

初心者でもできる手乗り文鳥

初心者でもできる手乗り文鳥

手乗り文鳥に憧れて、文鳥の飼育を始めようとしている方も多いでしょう。前述のとおり、手乗り文鳥にするにはヒナから育てるのがおすすめです。成鳥をお迎えする場合でも、毎日の丁寧なお世話とスキンシップを心がけることで、手乗り文鳥になるほどの信頼関係を築けるでしょう。

文鳥を懐かせるためには、仲間であると認識してもらうことがポイントです。怖がらせるような行為は避け、毎日やさしく話しかけてください

文鳥が人に慣れてきたら、ケージから出て自分で行動するのを見守ります。コミュニケーションを毎日欠かさずにとることで、徐々に文鳥から近付いてきたり、手や体に乗ってきたりするようになるでしょう。人に慣れていない状態だと、手乗りさせるまでに多くの時間がかかります。焦らずに、少しずつ文鳥との距離を縮めていきましょう。
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文鳥は愛情のある飼い方をすれば応えてくれる

文鳥は愛情のある飼い方をすれば応えてくれる

文鳥は人にとても懐きやすい小鳥です。愛情を注いでやさしく接していれば、早いうちに手や肩にとまってくれるでしょう。

本記事でご紹介した飼い方のポイントや注意点を参考にしながら、丁寧にお世話をして、愛くるしく色鮮やかな文鳥との毎日を楽しんでくださいね。

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