コーナンTips その他 災害時に水がない場合はどうする?事前にできる断水対策や必要量 災害時に水がない場合はどうする?事前にできる断水対策や必要量 その他 クリップボードにコピーしました 災害時に水がない場合はどうする?事前にできる断水対策や必要量 この記事をシェアする! クリップボードにコピーしました 災害時において、水の確保はもっとも重要な課題。水が不足する状況では、事前におこなう断水対策や備蓄水の知識が必要です。 本記事では、災害時に水がない事態を防ぐための、自宅でできる対策について詳しくご紹介します。避難生活が長期化することもある災害時には、飲料水だけではなく、生活用水やペット用水も大切です。 災害時のために安全かつ十分な水を確保しておきたいという方は、ぜひ参考にしてください。 目次 災害時は水の確保が課題に飲料水の必要量生活用水の必要量ペット用水の必要量災害時のペットの持ち物リスト!防災対策と避難に必要な知識と注意点災害時の水の確保方法事前にできる断水対策【飲料水編】飲料水をローリングストックする災害対策用浄水器を用意する給水袋とリュックを用意する事前にできる断水対策【生活用水編】ウォータータンクを備蓄するお風呂の浴槽に水をためておく調理不要の食品を備蓄する非常用トイレを用意する水を使わない衛生アイテムを用意する災害時に備えて断水対策を! 災害時は水の確保が課題に 災害時には、水を確保することが重要です。災害時は断水が起こる可能性が高く、飲料水に加えて、洗い物など生活用水の水不足が問題となることもあります。 まずは、災害時に必須となる飲料水の必要量を確認しておきましょう。生活用水は、家族構成や生活習慣に合わせて必要量を想定することも大切です。また、ペットがいる場合は、ペットの安全を守るために必要な水の量も確認してください。 飲料水の必要量 災害時に飲料水が必要な理由は、飲み水、調理水、衛生面などさまざま。農林水産省の「緊急時に備えた家庭用食料品備蓄ガイド」によると、1人あたり1日3リットルの飲料水が目安です。 ただし、これはあくまでも目安であり、個々の状況によって必要な量は異なります。たとえば、小さなお子さんや高齢者、病気を持っている方は、より多くの水を必要とするでしょう。 また、汗をかきやすい夏場や片付けなどで体を動かすときは、普段よりも多くの水分補給が必要です。災害発生後、水道が復旧するまでには数日から数週間かかる場合もあるため、最低でも3日分(1人あたり2Lのペットボトル4~5本)の飲料水を確保しておくことが推奨されています。 生活用水の必要量 飲料水に加えて、生活用水も確保しておくことが大切。生活用水は、トイレ、食器洗い、洗濯、お風呂などさまざまな用途に必要です。 生活用水の必要量は、1人あたり1日10〜20リットル程度。最低でも3日分(1人あたり30〜60リットル)の生活用水を確保しましょう。 ただし、家族構成や生活習慣によって必要な量は異なります。事前に家庭で防災訓練やシミュレーションをおこなうこともおすすめですよ。 ペット用水の必要量 ペットを飼っている場合は、ペット用の水を確保することも忘れてはいけません。ペット用水の必要量は、種類や大きさによって異なります。 災害時には、ペットの支援を十分に受けられない可能性も考えられます。普段ペットが飲んでいる水の量を確認し、ペット用の飲料水も十分に用意してください。 飲料水のほか、ペットの健康を維持するために必要な水の量は、動物病院などで事前に確認しておくと安心です。また、ペット用の水のいらないシャンプーなどは、節水につながるアイテムとして役立ちます。 関連記事 災害時のペットの持ち物リスト!防災対策と避難に必要な知識と注意点 災害時の水の確保方法 災害時に水を確保する方法は、以下のとおりです。 給水車 支援物資 井戸水 河川水 雨水 災害時には、給水車や支援物資などで水を確保できます。ただし、災害の状況によっては給水車などが間に合わないことも想定されるため、日ごろから十分な水を備えておくとともに、水の確保方法を多く知っておくと安心です。 地域によっては、井戸水や近くの河川水を使用した事例もあります。雨水をためておく場所があれば、雨が降るたびに水を確保することも可能です。 お住まいの地域や自治体でおこなわれる水の確保方法を事前に確認し、自宅でできる水の確保方法を積極的に取り入れてみましょう。 事前にできる断水対策【飲料水編】 災害時でも給水車などで水を確保できますが、支援が届くまでに日数を要するかもしれません。そこで、今すぐ自宅でできる水の備蓄アイデアや、事前にできる断水対策をご紹介します。 飲料水の事前にできる断水対策には「ローリングストック」「災害対策用浄水器」「給水袋とリュックの用意」などがあります。防災用品は入手困難となることもあるため、余裕を持って用意しておくといいでしょう。 飲料水をローリングストックする ローリングストックとは、日ごろから少しずつ買い足して、常に一定量の備蓄を維持する方法です。ローリングストックを日々の生活習慣に取り入れることで、簡単に災害に備えられますよ。 防災用水は、賞味期限が5年以上のように長いことが特徴ですが、高価格であったり、期限切れに気づかなかったりするおそれがあります。ローリングストックでは、賞味期限が近いものから先に消費し、新しいものを補充することで、常に新鮮な備蓄を維持できる点が魅力です。 災害時には、家族が普段から愛用している飲料水や缶詰などがあると安心感を得られます。多めに購入する方法もおすすめです。コスパ良く備えるローリングストックを、災害対策として取り入れてみてはいかがでしょうか。 災害対策用浄水器を用意する 災害時には、水道水も濁ってしまう可能性があります。そのため、飲料水として安全に使えるように浄水器を用意しておくと、いざというときに役立ちます。 災害対策用浄水器は、持ち運びやすい小型の浄水器から、家庭用の浄水器までさまざまな種類があるため、用途に合わせて選んでください。 また、浄水能力や耐久性、浄水にかかる時間を確認することも大切です。災害対策用浄水器は、使いやすさを確認したうえで購入しましょう。 給水袋とリュックを用意する 給水袋とは、水を入れて持ち運ぶための袋。災害時に給水車から水を持ち帰る際に、あると便利な災害アイテムです。 リュックは、給水袋を入れて持ち運ぶ際に役立ちます。災害時には何往復もすることがあるため、背負いやすさや耐久性などを考慮して用意してください。 また、舗装された道を歩いて運ぶ際には、車輪の付いたキャリーケースや台車も便利です。災害時には、水を運ぶ以外の場面においても、身体の負担を軽減できるアイテムを備えておくといいでしょう。 ▶給水袋の商品を見てみる 事前にできる断水対策【生活用水編】 トイレや洗濯などの生活用水は、衛生面を守るために欠かせません。たとえば、災害時の水洗トイレを流すために必要な1回分の量は、6〜8リットル程度でバケツ1杯分が必要となります。 トイレや洗濯、お風呂など、毎日大量の水が必要となる生活用水は、事前の対策が重要です。そこで、生活用水の備蓄アイデアや断水対策についても見ていきましょう。 生活用水の事前にできる断水対策には「ウォータータンクの備蓄」「浴槽に水を溜める」「調理不要の食品を備蓄する」などがあります。災害時には、日常生活と異なる生活スタイルを余儀なくされるため、事前に備えられるものを確認しておくことが大切です。 ウォータータンクを備蓄する ウォータータンクは、水を大量に貯蔵するための容器です。置き場所を考慮するほか、災害時に使いやすいタイプを選んでください。 日ごろから水をためておく場合は、ハードタイプが向いています。収納スペースに限りがある場合には、コンパクトに折りたためるソフトタイプがおすすめです。 また、雨樋から雨水をためておける場合は、雨水タンクを設置する方法もあります。雨水タンクの設置は、災害時だけではなく、日常生活のガーデニングなどでも使用したい場合におすすめです。 ▶ウォータータンクの関連商品を見てみる お風呂の浴槽に水をためておく お風呂の浴槽は、水をためておくのに最適な場所です。一般的な浴槽で200リットルほどをためられるため、災害時の生活用水として役立ちます。 水をためておく際は必ず浴槽のフタをしておきましょう。フタをしないと浴室内の湿度が高くなり、カビが生えやすくなってしまいます。 また、小さなお子さんがいる場合は、事故防止のため浴室にカギをかける対策も必要です。 Tips 残り湯には皮脂汚れや細菌が含まれているため、衛生面に注意して使いましょう。 調理不要の食品を備蓄する 災害時には、調理に使う水も不足する可能性があるため、調理不要の食品を備蓄しておくと安心です。 調理不要の食品には、缶詰やレトルト食品などがあります。また、少量の水を加えるだけで食べられる食品は災害時に便利です。 調理不要の食品は、フライパンや鍋などの調理器具を洗う際の水も不要となるため、高い節水効果が期待できます。防災食品のほか、日ごろからローリングストックできる食品を組み合わせ、余裕を持って備えましょう。 非常用トイレを用意する 水洗トイレを流すために必要な量は1回6〜8リットル、1日5回で30〜40リットルが目安。たとえば、4人家族で毎日浴槽一杯分(約200リットル)の水が必要となります。 水の確保が難しい災害時には、水を使わずに排泄物を処理できる非常用トイレがあると便利です。自宅のトイレを使用するタイプや、庭に簡易トイレを設置するタイプなどがあります。 非常用トイレは比較的軽量でコンパクトに収納できるため、車の中に備える防災用品としても役立ちます。1人あたり35回分(7日分)を目安に、十分な数を備えましょう。 ▶非常用トイレの商品を見てみる 水を使わない衛生アイテムを用意する 災害時には限りある水を使用して生活することになりますが、衛生面が悪くなると体調不良につながってしまいます。災害時でも清潔な生活を保てる「水を使わない衛生アイテム」を用意して、健康を守ることが大切です。 水を使わない衛生アイテムは以下のとおりです。 ウェットティッシュ アルコール消毒液 汗ふきシート 水のいらないシャンプー マウスウォッシュ・歯磨きシート また「ラップ」や「アルミホイル」を活用すると、食器洗いが不要となり、食器を清潔に保てます。普段から多めにストックしておくことで、災害時の備えになります。 節水につながるアイテムは、キャンプ用品や登山用品を活用する方法もあります。断水を想定した防災キャンプなどを実施して、自宅で必要なアイテムを備えておくといいでしょう。 災害時に備えて断水対策を! 災害時には、飲料水や生活用水の水不足が深刻な問題となる場合があります。最低3日分(1人あたり9リットル)の飲料水を用意するとともに、生活用水の備えを確認してください。 災害時に起こる断水対策には、事前の備えが重要となります。また、家族構成やライフスタイルに合わせて、事前にシミュレーションをおこなうことが大切です。ウォータータンクや水のいらないアイテムなどの防災用品をそろえて、災害に備えましょう。 防災用品の特集ページを見てみる
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