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フローリング汚れの落とし方|汚れ別の掃除方法とキレイに保つコツを紹介

フローリング汚れの落とし方|汚れ別の掃除方法とキレイに保つコツを紹介

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落ちないフローリングの汚れに困ったことはありませんか。フローリングを掃除する際、強くこすると汚れが広がったり、ワックスが剥がれたりするおそれがあるため注意が必要です。

そこで今回は、フローリング汚れの正しい落とし方について解説します。汚れ別の掃除方法も詳しくご紹介しますので、ぜひそちらもご参照ください。キレイなフローリングを保ち、快適な日常生活を送りましょう。

フローリングの主な汚れの種類

フローリングの主な汚れの種類
フローリングで気になるおもな汚れは以下の3つです。

  • 皮脂汚れ
  • 調理油の汚れ
  • カビ

それぞれの汚れの性質を理解しておくことで、掃除を効率良く進められますよ。

皮脂汚れ

フローリングでよく見られる黒ずみのおもな原因は皮脂汚れです。特に、素足で歩くことが多い家庭では、皮脂や汗が付きやすく、ベタつきも見られます。

汚れが蓄積して黒ずみになると落としづらくなるため、こまめに掃除をおこなうことが大切です。

調理油の汚れ

調理油の汚れが原因で、黒ずみが発生する場合もあります。調理中は、思っている以上に油が周囲に飛び散るほか、煙に含まれる油も少しずつ蓄積してベタベタの原因になります。知らず知らずのうちに、その油を踏んで広げてしまうこともあるでしょう。

ほかにも、ポテトチップスのように油を多く含むお菓子などが床に落ち、黒ずみ汚れにつながるケースもあります。

油汚れを放置すると酸化したり、油とホコリが混ざったりして、さらに掃除が困難になります。そうなる前に、きちんと対処しておきましょう。

カビ

窓や洗面所など、湿気が発生しやすい場所に黒ずみが見られる場合、カビが原因である可能性が高いでしょう。とくに、室外と室内の寒暖差が大きい季節は、窓に結露が発生し、湿度が高くなります。きちんと湿気対策をしていないと、フローリングにカビが発生する可能性あります。また、風通しが悪い部屋もカビが生えやすくなるため注意が必要です。

カビは増殖するだけではなく、根を伸ばすため、放置すればするほど除去することが難しくなります。

フローリング掃除で用意する道具

フローリング掃除で用意する道具
汚れの種類が分かったところで、必要な道具をそろえていきましょう。フローリング掃除に必要な道具は、下記にまとめております。

  • フローリングワイパー
  • 掃除機
  • 中性洗剤
  • 床用クリーナー
  • エタノール(アルコール)

フローリングの黒ずみやベタつきを落とすには、中性洗剤や床用クリーナーが効果的です。床用クリーナーは落としづらい皮脂汚れや油汚れを落とせるほか、濃度を濃くすることでワックスはがしにもなります。

中性洗剤はそれほど洗浄力が強くないため、フローリングの素材を傷めにくい点がメリットです。軽い汚れであれば、中性洗剤のみでも十分でしょう。

床用の中性洗剤がない場合は食器用洗剤でも代用できます。

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また、フローリング掃除では、掃除機やフローリングワイパーも用意しておいてください。いきなり洗剤やクリーナーを使うと、床に落ちた髪の毛やホコリがべたつき、掃除しづらくなります。

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エタノールは、カビの除去や予防に役立つアイテムです。霧吹きボトルに入れればいろいろな場所に使えるエタノールスプレーが完成します。

Tips
エタノールは消毒用として販売されている、アルコール濃度70~80%程度のものを使用してください。無水エタノールの場合は原液で使用すると濃度が高すぎてフローリングの素材を傷つける可能性があるため、無水エタノールと水を8:2の割合で希釈してから使いましょう。

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番外編

洗剤や専用のクリーナーがない場合は、以下のような身の回りにあるアイテムでも代用できます。

  • ハンドクリーム
  • リンス・コンディショナー

ハンドクリームには油分が含まれており、ゴム跡や滑り止めシートで出来た跡、油性ペンの汚れを落としてくれます。使いきれなかった古いハンドクリームは、掃除に使うために捨てずに保管しておくことをおすすめします。

リンスやコンディショナーには、中性洗剤と同じように界面活性剤が含まれています。バケツ1杯にリンスやコンディショナー5滴程度を混ぜましょう。雑巾にしみ込ませてしっかりと絞れば、床掃除に使用できる状態となります。リンスやコンディショナーでフローリングを拭けばホコリが付きづらくなるだけでなく、香りも楽しめるためおすすめです。

ただし、フローリングの素材によっては変色するおそれがあるため、目立たないところで試してから使用することをおすすめします。

【汚れ別】フローリングの汚れの落とし方

【汚れ別】フローリングの汚れの落とし方
掃除用具がそろったら、いよいよフローリングの汚れを落としていきましょう。汚れの種類別に、効果的な落とし方をご紹介します。

皮脂汚れ|中性洗剤で拭き取る

皮脂汚れによるベタつきが気になる場合、ホコリや髪の毛などを取り除いたあとに、中性洗剤を使用します。

水2Lに対し、中性洗剤小さじ1を混ぜましょう。作った洗剤を雑巾に染みこませて、しっかりと絞ってから気になる部分を拭き取ります。

中性洗剤の使用後、水拭きは必須ではありませんが、小さいお子さんや飼っている動物がいる場合は水拭きで中性洗剤を取り除いてから、乾拭きをしてください。中性洗剤はワックスに影響がないため、日常的な掃除に適しています。

調理油汚れ|床用クリーナーで拭き取る

調理油汚れが原因の場合は、床用クリーナーを使うといいでしょう。中性洗剤でも問題ありませんが、落としづらい油汚れには床用クリーナーが適しています。

付着しているホコリや髪の毛を取り除いたら、床用クリーナーをまんべんなく吹きかけ、黒ずみが気になる箇所を雑巾で拭き取ってください。床用クリーナーの使用後は、必ず水拭きと乾拭きを忘れないようにしましょう。

カビ|エタノール(アルコール)を使う

カビが原因の汚れには、エタノールが効果的です。霧吹きボトルに入れて使用しましょう。無掃除中にカビが舞い上がる可能性があるため、事前に換気をおこなってください。

まず、雑巾でカビの表面を拭き取ります。溝部分にカビが生えている場合は、爪楊枝の先端で取り除きましょう。次に、エタノールスプレーを雑巾に吹きかけ、隅々までカビを拭き取ってください。そして、湿っていない雑巾で拭きあげたらおしまいです。

フローリングの黒ずみを落とす手順

フローリングの黒ずみを落とす手順
ここからは、中性洗剤を使ってフローリングの黒ずみを落とす具体的な手順をご紹介します。

また、ビニール床の黒ずみ落としを行う際も、こちらをご参照ください。

1.ホコリを取り除く

フローリングの掃除では、まずホコリを取り除く必要があります。フローリングワイパーとドライシートである程度ホコリを取り除いたあと掃除機を使用するといいでしょう。

最初に掃除機を使うとホコリが舞い上がる可能性があるため、フローリングワイパーがあると便利です。

2.中性洗剤を水に混ぜる

バケツを用意し、中性洗剤と水と混ぜます。分量は水2Lに対して、中性洗剤小さじ1程度が目安です。

3.2に浸した雑巾を絞って黒ずみを拭く

中性洗剤と水が混ざり合ったら雑巾を浸し、しっかりと絞ってから汚れを拭き取ります。

4.水拭きで洗剤を落とす

洗剤の付いた雑巾をよく洗ったら、次は水拭きをおこないましょう。小さいお子さんやペットがいる場合は、中性洗剤が残らないように拭きあげてください。

5.乾いた雑巾で拭き取る

最後に、清潔な湿っていない雑巾で乾拭きをして、しっかりと乾燥させましょう。水気が残っていると新たにカビが発生する可能性があります。

フローリングをキレイに保つコツ

フローリングをキレイに保つコツ
フローリングの黒ずみやベタつき、カビを防ぐためには、定期的な掃除が欠かせません。しかし、ただ頻繁に掃除すればいいわけではなく、適切な対応が必要となります。フローリングをキレイに保つコツを知り、家中を快適な空間にしましょう。

頻繁に水拭きをしない

フローリングの素材は水に強くないため、洗剤や水は使用することで表面のワックスがはがれたり、傷んだりするおそれがあります。そのため、水を使用した掃除は週に1回、床用クリーナーの使用は月1回程度に抑えてください。

そして、日常的な掃除では、掃除機やドライタイプのフローリングワイパーを使ってください。

定期的にワックスがけをする

フローリングのメンテナンスでは、定期的なワックスがけも重要です。ワックスをかけていないと、フローリングが傷つきやすくなったり、汚れが蓄積しやすくなったりします。年に1回を目安にワックスがけをするといいでしょう。

自分ではワックスがけが難しい場合は、ハウスクリーニング業者を利用する方法もおすすめです。

アルカリ性洗剤の使用には注意する

アルカリ性の洗剤は頑固な汚れを落とすのに効果的です。しかし、フローリングに使用するとワックスがはがれる危険性があるため注意して使用しなければなりません。

ワックスがはがれると、より多くの手間がかかってしまうため、できるだけ中性洗剤を使用してください。

フローリングの汚れを落として快適に!

フローリングの汚れを落として快適に!
フローリングの汚れを放置すると、黒ずみとなって蓄積し、どんどん目立つようになってしまいます。定期的に洗剤やクリーナーを使って汚れを取り除き、年に一度はワックスがけをおこなうことが大切です。

また、汚れを付着させないための対策も欠かせません。皮脂汚れであれば、スリッパや靴下を装着するだけで予防できます。調理油もすぐに拭き取ることで、広がりを防ぎ、べたつきも気にならなくなるでしょう。

日常のちょっとした意識で、フローリングの汚れはかなり減ります。ぜひこの機会に落とすのが億劫だったフローリングの汚れをキレイにすし、快適な家づくりに取り組んでみてはいかがでしょうか。

 

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