人気のタグ

コーナンTips

園芸

ノースポールの育て方とポイント|種まきから育てる方法も解説

ノースポールの育て方とポイント|種まきから育てる方法も解説

Featured Image
クリップボードにコピーしました
         

ノースポールは、寒さに強くて丈夫な性質を持ち、初心者の方でも育てやすい草花のひとつ。秋冬からはじめるガーデニングにもぴったりの花です。

緑色の葉と白花のコントラストも美しく、繊細な花が1株でたくさん咲くため、花壇のボリュームアップにもなるでしょう。また、1年草のノースポールは、種から育てる楽しみ方もあります。

この記事では、ノースポールの特徴や育て方についてわかりやすく解説します。ノースポールをキレイに長く楽しむためのポイントや種まきの方法を知って、ガーデニングを楽しみましょう。

ノースポールとは?

まず、ノースポールの基本情報について見ていきましょう。

学名 Chrysanthemum paludosum
科名 キク科
属名 フランスギク属
別名 クリサンセマム、パルドサム
原産地 地中海沿岸(主に北アフリカ)
分類 1年草
開花時期 12月~5月

ノースポールは、クリサンセマムの品種のひとつで「クリサンセマム・ノースポール」とも呼ばれています。クリサンセマムは、1970年頃に日本に輸入された園芸品種です。冬から春にかけて花径2〜3cmほどの白色の花を咲かせます。

春になると次々にたくさんの花が咲くため、鉢植えにも花壇にもおすすめです。夏の暑さや蒸れには弱く、夏には枯れてしまいますが、こぼれ種(自然に落ちた種)からまた新しい花が咲くこともあります。

ノースポール栽培に必要なもの

ノースポールの育て方とポイント|種まきから育てる方法も解説
ノースポール栽培に必要なものは、ホームセンターなどで簡単に入手できます。ほかの植物と一緒の土で育てられるため、寄せ植えにしてもいいでしょう。

ノースポール栽培に必要なものは以下のとおりです。

  • 園芸用の培養土
  • 肥料
  • スコップ
  • 園芸ハサミ
  • 苗(または種)
  • 鉢・プランター(または花壇に植える場所を確保)
  • マルチング材(バークチップなど)

ノースポールは、基本的な園芸用品があれば簡単に栽培できます。草丈は20cm位でこんもりと育つため、花壇に植える場合は十分なスペースを取りましょう。

種から育てる場合には、育苗トレイや9cmポットなどで育ててから植えるとバランス良く植え付けられます。また、寒冷地では冬越し対策として、バークたい肥などでマルチングをしておくといいでしょう。

ノースポールの育て方のポイント

ノースポールの育て方とポイント|種まきから育てる方法も解説
ノースポールをうまく育てるためのポイントをご紹介します。ノースポールは丈夫な花ですが、適切な場所に置かないと花付きが悪くなったり、蒸れが原因で枯れてしまったりすることもあります。

ノースポールが好む環境を整えれば、ある程度ほったらかしでも元気に育ってくれますよ。ノースポールの栽培環境や育て方のポイントを知って、より長くキレイな花を楽しみましょう。

栽培環境・置き場所

花を次々と咲かせるノースポールは、日当たりの良い場所を好みます。

鉢植えの場合は、日当たりの良い玄関先などに置きましょう。霜や寒風に当たると葉が茶色くなるため、冬は軒下で育てるのが安心です。

ノースポールを花壇に植える場合は、一度植えたら移植が難しいため、できるだけ日当たりの良い場所に植えてください。寒冷地では、寒くなる前の秋に植え付けて、しっかりと根を伸ばしておくといいでしょう。

冬の寒さに当たると葉が茶色くなり枯れたように見えますが、寒さに強いノースポールは根が生きていれば春に復活するため、様子を見てあげてください。

水やり

ノースポールの水やりは、土が乾いたらしっかりと与えるのが基本。ただし、花壇など庭植えの場合は、植え付けのときにたっぷり与えたあとの水やりは基本的に不要です。

鉢植えの水やりは、葉っぱや花に水が当たらないように株元に優しく与えるのがポイント。また、春の成長期には根がたくさん伸びて土が乾きやすくなるため、水切れに注意しましょう。

Tips
冬場の水やりは晴れた日の朝に行うのが基本です。気温が下がる夜に水やりを行うと、土が凍結して根を傷める原因になります。

剪定

ノースポールは基本的にほったらかしでも育てられますが、伸びすぎた枝などを剪定すると株が整理されてより美しい状態を楽しめます。寄せ植えや花壇のバランスが悪くなったときは、剪定をして株を整えていきましょう。

株の風通しを良くすれば、葉が蒸れにくくなり病害虫の発生を防げます。葉をかき分けたときに中の葉が黄色くなっていたら蒸れのサイン。蒸れの症状を見つけたら、剪定をして風通しを良くしてあげましょう。

また、ノースポールはこぼれ種で増えるため、増えすぎて困ってしまうかもしれません。こまめに剪定をして種を付けないようにすると、繁殖を防ぐことにもつながります。

肥料

ノースポールは、1年草のため花がたくさん咲きます。植え付けの際には「元肥」を与えて栄養を十分にしておきましょう。はじめから元肥入りの培養土を使うのもおすすめです。

肥料を与えなくても花は咲きますが、花の最盛期である春には栄養をたくさん使います。鉢植えの場合は栄養不足になりやすいため、追肥を与えるといいでしょう。

追肥は、粒状の化成肥料を開花中の月に1回程度与えるか、即効性のある液体肥料を、10日に1回を目安に水やりのタイミングで与えます。土が乾いている状態で与えると肥料も一緒に流れ出てしまうため、水やりで湿った土に液体肥料を加えた水を再度流して与えるのがポイントです。

花がら摘み

ノースポールの花をよりたくさん咲かせるためのコツは花がら摘みです。

花が咲き終わった後は「種」になりますが、種に栄養が取られると次の花が咲きにくくなります。そのため、こまめに咲き終わった花を取ることで、よりたくさんの花を楽しめますよ。

花が咲き終わると花びらが茶色く変化するため、花がら摘みをすると見た目が良くなるメリットもあります。ノースポールの花がらは手で摘み取れますが、ハサミを使って次の蕾がある所で切ると、よりバランスの良い株を維持できるでしょう。

ただし、ノースポールは花数が多いため、たくさん育てている場合はすべての花がらを取ることは難しいかもしれません。無理のない範囲でお世話を楽しんでください。

病害虫

ノースポールは、比較的病害虫に強い植物です。ただし、生育環境が悪いと病害虫が発生しやすくなるため注意しましょう。

ノースポールがかかりやすい病気は「灰色かび病」「立ち枯れ病」などです。水のやり過ぎで土が常に湿っていたり、茎や葉が込み合っていたりして風通しが悪くなると、病気になりやすくなります。

また、害虫ではアブラムシに注意が必要です。アブラムシは、風通しや日当たりが悪いと発生しやすく、病気の原因にもなります。

病害虫を見つけたら早めに対処し、剪定によって風通しを良くしてあげましょう。

増やし方

1年草のノースポールは、種で簡単に増やせます。また、庭植えの場合には、こぼれ種で翌年も花が咲くこともあります。

種を採取する際は、花の終わりの時期に近づいたら花がら摘みをストップさせて種を成熟させます。種は湿気のない日陰で保管し、秋の種まき時期まで保管しておきましょう。

ノースポールを種から育てる方法

ノースポールの育て方とポイント|種まきから育てる方法も解説
ノースポールは、種から育てる方法を知れば、よりたくさんの花を手軽に楽しめます。

こぼれ種から芽が出ることもありますが、地面から移植すると枯れてしまうリスクがあります。ノースポールを種からたくさん育ててみたい場合には、種まきトレイなどを使いましょう。

強健な性質を持つノースポールの種まきは、適切な材料と環境を用意すれば初心者でも挑戦できます。ノースポールを種から育てる方法についてご紹介します。

種の購入

まず、ノースポールの種を入手しましょう。定番種子のノースポールはお店で手軽に入手でき、「クリサンセマム」という名前でも販売されています。

クリサンセマムとは、キク属の植物の総称です。

土作り

種まきの土は赤玉土小粒やバーミキュライト、ピートモスなどで作りますが、初めての場合は「種まき用の土」を使用するといいでしょう。種まき用の土で種を発芽させて育ててから、鉢や花壇へ移植します。
移植する際は園芸用の培養土を別途用意してください。

種まき

ノースポールは10〜11月の秋まきが基本ですが、2〜4月の春まきも可能です。春まきにした場合は、6月頃に開花します。種まきの時期については、種袋に記載されている適期も確認してください。

種まきを成功させるポイントは、発芽条件を整えること。ノースポールの発芽適温は15〜20度であり、気温が高すぎても低すぎてもうまく生育しません。

また、ノースポールは好光性種子のため、発芽させるには種に光を当てる必要があります。種をまいたら土を被せ過ぎないように注意しましょう。

種から育てた苗は、ポットに根が回ってきたら定植時期です。黄色の葉っぱなどを取り除き、鉢や花壇に植え付けていきましょう。

ノースポールの夏越しと冬越し

ノースポールの育て方とポイント|種まきから育てる方法も解説
ノースポールの最盛期は春ですが、夏と冬に適切な環境を整えればより長くキレイな花を楽しめます。

ノースポールの夏越しと冬越しについて、管理のポイントをご紹介します。

夏越し

ノースポールは毎年花が咲く多年草ではなく、夏には寿命を迎えて枯れる1年草。ノースポールに夏越し対策の必要はありませんが、春の花が咲いたあとに切り戻しをおこなうと、より長くキレイな花を楽しめますよ。

ノースポールは日本の高温多湿の環境で育つことが難しいため、気温が上がり枯れてきたらほかの花に入れ替えるか、翌年用の種を採取します。種を採取する場合は、数個の花を残して種を充実させてから収穫しましょう。

冬越し

ノースポールは寒さに強い性質のため、冬越ししやすい植物。特別な防寒対策は必要ありませんが、寒冷地などの霜や寒風が当たる場所では冬越し対策をおこないましょう。

寒さで枯れる心配がある地域では、鉢植えから育てるのがおすすめです。庭植えにしたい場合は、土の上にマルチングを敷き、できるだけ日当たりの良い場所に植えましょう。

ノースポールを美しく咲かせよう!

ノースポールの育て方とポイント|種まきから育てる方法も解説
寒さに強く、春には繊細な花をたくさん咲かせてくれるノースポールについてご紹介しました。ノースポールは、とても丈夫で初心者の方にもおすすめの花です。

強健な性質と主張しすぎない白花は、ほかの植物とも合わせやすいでしょう。成長すると株が大きくなるため、植える間隔には注意してください。また、剪定で株の蒸れを防いだり、こまめに花がら摘みをしたりすることも長く楽しむためのポイントです。

1年草のノースポールは、種から育てれば少ないコストでお庭を花いっぱいにできることも魅力のひとつ。ノースポールを育てて、ガーデニングを楽しみましょう。

関連記事 今話題の人気記事!

同じカテゴリから記事を探す

草花