コーナンTips レジャー 自転車がパンクした際の修理の仕方|自宅や出先でも対応可能な手順を紹介 自転車がパンクした際の修理の仕方|自宅や出先でも対応可能な手順を紹介 レジャー最新情報 クリップボードにコピーしました 自転車がパンクした際の修理の仕方|自宅や出先でも対応可能な手順を紹介 この記事をシェアする! クリップボードにコピーしました 自転車を使っていて、一番厄介な故障がタイヤのパンク。自転車を持っている人であれば一度は経験したことがあるでしょう。自転車がないと生活が不便な方は、パンクの修理をすぐ行わなければなりません。 この記事では、自宅などで簡単に自転車の修理ができる方法を解説していくので、庭や玄関先で自分自身でパンクを直す際には参考にしてください。 自転車の種類は以下の記事で解説しているので、あわせて参考にしてみてください。 自転車を12種類紹介!自分に合ったおしゃれな1台を見つけよう 目次 自転車のタイヤの状態を確認する方法パンク箇所の調べ方パンク修理に必要なものホームセンターで購入可能なものタイヤレバーゴムのりヤスリパンク修理用のゴムパッチ自宅などで用意できるもの自転車のパンク修理の手順チューブを外すパンク箇所を特定して塞ぐチューブを戻す自転車専門店やホームセンターでの修理 自転車のタイヤの状態を確認する方法 パンクを修理する前にしっかりと確かめる必要があるのはタイヤの状態です。空気が抜けてしまうのはタイヤのチューブに穴が空いたからとは限りません。 チューブに穴が空く以外に、バルブ(タイヤに空気を入れる部分)のナットが緩んでしまっていないか、また虫ゴム(バルブの中に入っているゴム)にひび割れなどがないかを確認しましょう。空気入れで空気を入れる部分から空気が漏れやすくなってしまう可能性もあるので、その部分を確認し、空気を入れてみて漏れてしまっているかどうかを様子見してください。 また、目に見えるようなチューブの裂傷(ひび割れや裂け目)がある場合は、自宅でのパンク修理が困難な場合が多いので、ホームセンターや自転車専門店などの自転車修理を受けてくれる店舗に相談が必要です。 Tips 夏場はアスファルトの温度が上昇し、タイヤが熱されることで、他の季節よりもパンクのリスクが高くなります。また、雨が降った後はタイヤが濡れることで、地面に落ちている小石や金属片を吸着しやすくなり、同様にパンクのリスクが高くなります。走行前に空気圧が適正か確認し、地面に落ちているものをなるべく踏まないようにするなど、特に注意してください。 パンク箇所の調べ方 チューブに穴が空いてパンクしてしまっている場合、穴を探すことがとても難しいです。チューブはゴム製で、黒い見た目なので、目で見て探すのは困難です。 修理手順の際に細かく説明しますが、チューブの空気が抜けている箇所を確認するために、風呂桶やバケツなどを用意して、水の中にチューブを入れると、空気の出口を簡単に見つけることができます。 パンク修理に必要なもの 実際に自転車のパンク修理を自分で行うにはいくつか道具が必要になります。自宅においてあるものやホームセンターなどで購入が必要になるものがあるので、それぞれアイテムを紹介していきます。 ホームセンターで購入可能なもの 修理専用のアイテムはホームセンターやサイクルショップなどで購入可能です。パンクした時にすぐ対応できるように、自転車購入時に買い揃えておいてもいいかもしれません。 タイヤレバー タイヤ自体を自転車のホイールから取り外すために必要になるアイテム。マイナスドライバーや定規で代用すると、タイヤ、チューブ、ホイールを傷つけてしまう可能性があるので、専用のものを使うようにしましょう。また、同様に傷がつくことを防ぐため、タイヤレバーの素材は金属製のものではなく、プラスチック製のものを使うことをおすすめします。 ゴムのり ゴムを溶かさないように製造された、自転車修理用ののり(圧着剤)です。パンク用修理パッチなどを貼るために使用します。ゴムのり以外を利用すると、成分によってはゴムを溶かしてしまう恐れがあるので注意が必要です。 ヤスリ 修理パッチを貼る際に、パンク部分をこすることでパッチとゴムのりを付きやすくする溝を作るために必要になります。中目、荒目程度の紙やすりが扱いやすいです。(パンク修理用のセットで付属している場合もあります。) パンク修理用のゴムパッチ タイヤチューブの穴が空いた箇所を塞ぐためのパッチ。 自宅などで用意できるもの 自宅で用意可能なもので修理時に必要なものとしては、穴を確認するための水バケツもしくは風呂桶。 チューブの水気を取るためのタオル。手を守るための手袋、作業用の厚手のものが望ましいです。 それから、バルブを固定しているナットを取り外すための、スパナやペンチ等の工具が必要になる場合があります。 作業途中、作業終わりにはタイヤに空気を入れる必要があるので、空気入れは必須です。また、パンク箇所を見失わないために白の油性マジックなど印をつけられるものがあると便利です。 バケツやタオルは修理時に汚れてしまう可能性があるので、修理用に新しいものを購入してもいいかもしれません。 自転車のパンク修理の手順 修理用の道具を一式揃えたら、いよいよ修理を行います。 修理にはある程度のスペースが必要になるので、なるべく広い場所で、近隣に迷惑がかからないように行ってください。自転車1台を置き、周囲に大人2人が座れるくらいの広さが目安です。また、障害物などがない平らな場所で行いましょう。 チューブを外す 初めに、タイヤに異物が刺さっていないか確認しておきましょう。パンクの原因となるもの(小さな棘や金属片など)が残っている可能性があり、パンク箇所の特定にもつながります。 確認ができたら、まずチューブの空気をできる限り抜きましょう。空気が入ったままの状態では作業が難しくなります。空気を抜く際には空気を入れる箇所のバルブを抜いてください。空気が抜けたら、バルブを固定している根本のナットを取り外します。これでチューブをタイヤの枠(リム)から外せる状態になります。 タイヤレバーを使ってチューブを取り出します。タイヤとリムの間の隙間にタイヤレバーを差し込み、隙間を作ることでチューブを取り出せるようになります。この時、タイヤレバーを無理やり差し込んでしまうと、チューブを傷つけてしまうので、注意が必要です。 隙間が作りづらい時は、タイヤレバーを2つ利用して隙間を大きくすれば引っ張り出しやすくなります。 パンク箇所を特定して塞ぐ チューブを取り出せたらパンク箇所を特定します。チューブが外れた状態で再度チューブに空気を入れておきます。チューブをパンパンにするのではなく、多少膨れる程度にしておきます。 水を張ったバケツにチューブを入れ、チューブに力を入れれば、穴の空いた部分から空気が漏れてきます。 パンク箇所は1箇所ではない可能性もあるので、チューブを1周させて確認するといいでしょう。パンク箇所を見失わないために、穴を見つけたらタオルで水気を取り、白い油性マジックなどで印をつけておきます。 パンク箇所を特定したら、チューブから再度空気を抜き、傷のついた周辺をヤスリで表面を擦ります。ヤスリで擦らないとゴムのりで圧着ができないので忘れずに行ってください。擦った部分にゴムのりを薄く均等に塗り、ゴムのりが乾くのを3分程度待ちます。ゴムのりが乾いたことが確認できたら修理パッチを貼ります。 Tips チューブのヤスリがけは、タイヤの表面にある油膜を落とし、ゴムのりに十分な接着力を持たせるための作業です。紙ヤスリで擦る程度であれば、極端に強くしない限り擦りすぎて穴が開く心配はないので、黒色のチューブがグレーに近い色になるまで擦りましょう。 修理パッチの接着側を押し付け、なるべく圧着させましょう。地面にチューブを置き、棒状のものでパッチ部分を押さえつけると効果的です。最後にセロハンを剥がし穴を塞ぐ作業は終了です。チューブに空気を十分に注入して、修理が完了したか空気が漏れていないか確認してください。 チューブを戻す パッチでチューブを補修できた後は、チューブをリムに戻します。戻す前に、タイヤの内側やリムなどに異物がないか確認しておきましょう。パンクの原因となるもの(小さな棘や金属片など)が残っている可能性があります。 タイヤの確認が済んだら、バルブの部分からチューブをタイヤに入れていきます。 チューブがねじれて入らないように注意しておきましょう。多少チューブに空気が入っていると、ねじれの抑制になります。 チューブを入れ終えたらバルブ部分にナットを取り付けて、空気を入れれば完了です。バルブ部分が真っ直ぐになっているかどうかはしっかりと確認しましょう。もし傾きがある場合は、チューブの入れ方がねじれてしまっている可能性もあるので、注意が必要です。 自転車専門店やホームセンターでの修理 チューブの劣化によるパンク(修理パッチよりも大きな傷ができた場合など)や、バルブの破損などが原因の場合には、ホームセンターや専門店での修理が必要になります。自転車を購入した店舗はもちろん、ホームセンターや自転車専門店などではパンク修理、チューブ交換などをしてくれます。 もしご自身で修理が難しいと感じたらぜひプロに相談しましょう。 道具さえあれば1時間程度でパンク修理は可能です。この記事を参考に、愛車の修理に挑戦してみてください。 自転車特集を見てみる
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