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アウトドアチェアの選び方|主な種類と確認するべきポイント

アウトドアチェアの選び方|主な種類と確認するべきポイント

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アウトドアチェアはどれも同じだと思っていませんか。実は、アウトドアチェアにはさまざまな種類があり、高さや収納性などが異なるため、用途に応じて選ぶことが大切です。
本記事では、アウトドアチェアの失敗しない選び方についてご紹介します。アウトドアチェアは必須のアイテムではありませんが、用意しておくとキャンプの楽しさや利便性が向上するので、ぜひ購入を検討してみてください。

アウトドアチェアの主な種類

アウトドアチェアの選び方!主な種類と確認するべきポイント
アウトドアチェアは、主に下記の6つの種類に分けられます。

  1. ローチェア
  2. ハイチェア
  3. リクライニングチェア
  4. ベンチ
  5. 座椅子
  6. スツール

それぞれに適した用途があるので、購入する前に確認しておきましょう。各種類の特徴やメリット、デメリットを詳しく解説します。

ローチェア

一般的に、座面高が30cm以下のものをローチェアと呼びます。地面から近いタイプのアウトドアチェアで、焚き火を囲んだり、テントやタープの中で使用したりするのに最適です。
座ったときの焚き火との距離が近いのでダイナミックに火が燃える様子を味わうことができます。

また、足をゆったりと伸ばせるので、体を休めてリラックスしたいときにも役立つでしょう。低いテーブルとあわせれば、さらに自然を楽しめます。

比較的小さくて持ち運びに便利なほか、収納しやすい点もメリットです。

ただし、立ったり座ったりする際に体に負荷がかかりやすいため、人によっては腰への負担が気になるかもしれません。

ハイチェア

ハイチェアは、座面高が40cm以上のアウトドアチェアです。背もたれに高さがあることから、背中をしっかりと預けてリラックスしたい場合に適しています。

また、ハイチェアは地面から距離があるので腰に負担がかかりづらく、立ち上がる動作をしやすいこともポイントです。テーブルをあわせるのであれば、70~80cmの高さのものを選びましょう。

一方で、ハイチェアは大きくて重量のあるものが多く、収納がしづらいデメリットがあります。小さめの車には載せられないおそれがあるので、購入時には大きさや重さをしっかりと確認しましょう。

リクライニングチェア

リクライニングチェアは、背もたれを倒すことができるアウトドアチェアです。どこまで倒せるのか、何段階で倒せるのかは製品によって異なるため、お好みのものを選んでください。座面高も製品によってさまざまですが、一般的には20〜40cm程度です。

リクライニングチェアは体を預けてリラックスできるので、キャンプだけではなく、自宅の庭などで使用するのもおすすめです。

ただし、リクライニングチェアもハイチェアと同様、サイズが大きくて重量があり、持ち運びや収納がしづらいデメリットがあります。

ベンチ

ベンチタイプは、2人同時に座れる大きさで、背もたれ付きと背もたれが付いていないものがあります。
広々と座れるので、ファミリーやカップルでキャンプをおこなうときに最適なアウトドアチェアです。

また、テントの入り口付近に置いておけば、座って靴を脱ぐことができて便利です。

荷物を置くこともできますが、収納性はあまりよくありません。また、ほかのアウトドアチェアよりも重さがあり持ち運びが大変なので、駐車場から移動させないオートキャンプなどに向いています。

座椅子

ローチェアよりもさらに低いタイプのアウトドアチェアで、座面が地面についています。あぐらをかいたり、足を伸ばしたりと好きな体勢になれるので、のんびりとキャンプを楽しみたい方におすすめです。レジャーシートを敷いた上に設置すれば、裸足で快適にくつろげるでしょう。

また、座椅子タイプのものは非常にコンパクトで持ち運びやすく、収納にも困りません。使い勝手の良さから、キャンプだけではなく、ピクニックや運動会などでも活躍するでしょう。

ただし、地面が硬い場所では、長時間座っているとお尻が痛くなるおそれがあります。座りながら作業をする場合は注意してください。

スツール

スツールタイプの特徴は、背もたれがない点です。座面と脚部だけのシンプルな構造で、座面高も20~40cmと非常にコンパクトなので、持ち運びに適しています。
ちょっとした荷物置きやテーブルとしても使用でき、汎用性が高いアウトドアチェアといえるでしょう。

一方で、背もたれがないので体を預けられず、長時間座ると疲れてしまうおそれがあります。

アウトドアチェアの選び方

アウトドアチェアの選び方!主な種類と確認するべきポイント
アウトドアチェアを選ぶ際に確認するべきポイントを解説します。

座り心地はもちろん、持ち運びやすさや収納のしやすさなども考慮して、シチュエーションに合ったアウトドアチェアを選びましょう。

座面を確認する

座面はアウトドアチェアを選ぶ際に最も重要な「座り心地」に直結します。
なるべくお店などで実際に座ってみてから購入することをおすすめします。

また、試しに座ってみた感触が良くても、長時間座ったままでいると疲れてしまう場合もあります。例えば、座面がハンモックのような形状になっているチェアは座ったときに心地よいフィット感がありますが、姿勢が崩れるため長時間座っていると腰への負担がかかりやすいというデメリットがあります。そのため、アクティビティをメインとしたキャンプでたまに腰かけるくらいの使い方には向いていますが、チェアリングなどには向いていません。
長時間座るのであれば、座面がやや固めに張っており、背もたれがついているものの方が疲れにくいのでおすすめです。

ひじ掛けを確認する

ひじ掛けの高さや角度は、なるべく体に合うものを選ぶのが基本です。
また、金属製のひじ掛けは経年でさびが付く場合があるので、長く愛用したい場合は木製のひじ掛けが使われているチェアを選ぶのがおすすめです。

ドリンクホルダーの有無もアウトドアチェアを選ぶポイントのひとつですが、「デザインは気に入ったけどドリンクホルダーがついてない!」といった場合は、取付できるドリンクホルダーを別に用意する手段もあります。

組み立て方式を確認する

収納のしやすさも、アウトドアチェアを選ぶときに重視したいポイントです。アウトドアチェアは組み立て方式によって大きく「収束式」と「組み立て式」の2種類に分けられ、収納のしやすさが異なります。

以下では、それぞれの組み立て方式の特徴やメリットをご紹介します。収納性だけではなく、組み立てやすさや持ち運びのしやすさも考慮して自分に合うタイプを選びましょう。

収束式

収束式は、開くだけで組み立てられるアウトドアチェアです。使用後も素早くたためるメリットがあり、設営に時間をかけたくない場合に適しています。

手軽に使いやすいサイズ感のものが多いので、キャンプ以外にお花見やピクニック、運動会などのイベントでも活躍するでしょう。

ただし、重さのある製品が多いので、問題なく持ち運びできるかどうか、実際に持ってみてから購入することをおすすめします。

組み立て式

組み立て式は、ポールと座面が分かれているタイプのアウトドアチェアです。組み立てに少々時間はかかりますが、移動時や使っていないときはコンパクトに収納できるメリットがあります。

また、収束式に比べて軽いものが多く、ハイキングやツーリングなど、荷物をできるだけ減らしたい場合にもおすすめです。

耐荷重を確認する

耐荷重とは、どのくらいの重さまで耐えられるかを数値であらわしたものです。耐荷重が自身の体重を下回っているアウトドアチェアは、安全性が高いとはいえません。製品によって耐荷重は大きく異なるので、購入時には必ず確認し、自分の体重を支えられるものを選びましょう。

自分が座るときはもちろん、荷物を置くケースも考慮して、耐荷重にある程度余裕のあるものを選ぶと安心です。耐荷重よりも重たいものを乗せたり、体重が耐荷重を超えたりすると、破損やケガ、転倒につながる危険性があります。

アウトドアチェアはコットで代用できる

アウトドアチェアの選び方!主な種類と確認するべきポイント
アウトドアチェアがない場合は、就寝時に使用する「コット」で代用することもできます。

とくに、ハイチェアはコンパクトなものが少なく、なかなかお気に入りのものを見つけられないこともあるでしょう。そこで、ハイタイプのコットをアウトドアチェアとして使用してみてください。

大人1人がゆったりと寝れるサイズの大きさなので、2~3人で座ることが可能です。
いくつもアウトドアチェアを用意するよりも、コット1つにまとめれば持ち運びや収納がグンと楽になりますよ。

アウトドアチェア選びは高さと収納サイズがポイント!

アウトドアチェアの選び方!主な種類と確認するべきポイント

本記事では、キャンプに持っていくと便利なアウトドアチェアの選び方について解説しました。アウトドアチェアにはさまざまな種類があり、高さや収納サイズ、耐荷重などが異なります。実際にお店でチェックして、座り心地が良く使いやすいものを購入してください。

また、アウトドアテーブルもセットで用意しておくと、キャンプをより快適に楽しめます。ロースタイルとハイスタイルのどちらのキャンプをしたいかによって、アウトドアチェアの高さに合ったテーブルを探してみましょう。

アウトドアチェアは、1つ持っていると非常に便利なアイテムです。ぜひこの機会にお気に入りのチェアを見つけて、ワンランク上のキャンプを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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