人気のタグ

コーナンTips

ペット

猫の暑さ対策おすすめ6選!エアコンとの併用で夏の室内を快適にする方法

猫の暑さ対策おすすめ6選!エアコンとの併用で夏の室内を快適にする方法

Featured Image
クリップボードにコピーしました
         

暑い日が続く夏は、猫にとってもストレスを感じやすい時期です。人と同じように、熱中症になってしまうリスクもあります。室温の調節や適切な水分補給をおこない、愛猫の暑さ対策をしていきましょう。

また、愛猫が熱中症になってしまったときに適切な対応ができるよう、症状の見分け方と対処法を確認しておくことも大切です。

この記事では、猫の暑さ対策におすすめの方法や、熱中症になってしまったときの対処法を紹介します。猛暑の夏に備えて、ペットや家族にとって快適な環境を整えていきましょう。

猫の暑さ対策と快適な室温

猫の暑さ対策と快適な室温
猫にとって快適に感じる室温は20~28℃、湿度は40〜60%です。猫も人と同じように、季節に合わせて室温を調整してあげる必要があります。

猫は毛で覆われており暑そうに感じるかもしれませんが、本来は暑さに強い体質です。そのため、エアコンの設定温度を低くしすぎる必要はありません。夏は室温を26〜28℃、冬は20~23℃に調整するとよいでしょう。

ただし、猫にも個体差があるため注意してください。猫は体温調節用の汗腺が肉球と鼻にしかなく、人のように体温調整がうまくできません。愛猫の様子を見ながら室温を調節してあげることが大切です。

猫の暑さ対策おすすめ6選

猫の暑さ対策おすすめ
猫が夏バテを起こさないためにも、室内の暑さ対策をしていきましょう。また、エアコンを付けていても部屋から出られるようにするなど、居心地のよい場所を自分で見つけられる仕組みづくりも大切です。

猫の暑さ対策におすすめの方法を6つ紹介します。

対策1.エアコンで室温調整

猫の暑さ対策として簡単かつ効果的なのが、エアコンで快適な温度に設定する方法です。前述のとおり、夏は26~28℃を目安に設定してください

ただし、猫はエアコンの風が当たるのを嫌がるため、羽の向きに注意しましょう。

バスケットなどを用意し、体に直接風があたらないスペースを確保してあげると安心です。また、ちぐらと呼ばれる、かまくらのような形状の猫用ベットもあるので、体がフィットする場所が好きならこちらもおすすめです。

「愛猫にとって居心地のよい場所はどこなのか」「設定温度が低くないか」「エアコンの音を嫌がっていないか」など、愛猫の行動や体調をよく観察しながら、適切な室温に調整していきましょう

tips
エアコンを付けたまま長時間外出するときは、リモコンをテーブルや床に放置しないように気を付けてください。愛猫が踏んだ拍子に、エアコンが止まってしまう場合があります。

対策2.扇風機で空気を循環

扇風機とエアコンを併用すれば、室内の空気を循環させることができ、より涼しく感じられます。扇風機を使用する際も、猫に風が直接当たらないように注意しましょう。

また、空気を循環する目的のサーキュレーターを使用することもおすすめです。エアコンの風を扇風機やサーキュレーターで循環させれば体感温度が下がるため、設定温度を上げても快適に過ごせます。その結果、電気代の節約にもつながります。

対策3.水分補給がしっかりとできる環境

熱中症を防ぐためには、水分補給がとても大切です。人でものどが乾きにくい体質だったり、水分補給を忘れてしまったりすることがありますよね。猫はもともと水を頻繁に飲む習慣がないため、夏場は水分不足になる危険性が高まります

いつでも水分補給ができるように、水飲み場を数カ所つくってあげましょう。留守番をさせる機会が多い場合や、猫を複数匹飼っている場合は、水を自動的に補充してくれる自動給水機を使うのもおすすめです。自動給水機は、猫が好きな「流れる水」が出るため、器からあまり飲まない場合にも試してみてください。

水をあまり飲まない猫には、ウェットフードを与えて水分補給させる方法もあります。水分補給ができるおやつなども市販されているので、愛猫の日々の食事の中に取り入れてみてください。

対策4.カーテンで日差しを調整

夏の暑い日差しや西日対策には、カーテンで直射日光をさえぎる方法が効果的です。遮光カーテンであればしっかりと日差しをさえぎれるため、室温が上がることを防げます。

遮光カーテンには、紫外線カット効果があるタイプや、冬に室内の暖気が外に逃げるのを防ぐ断熱効果があるタイプもあります。日差しの入り方は方角によっても異なるため、窓の位置に合わせたカーテンを選んで快適な室内環境を目指しましょう。

対策5.ブラッシングで冬毛を除去

猫の毛は徐々に生え変わりますが、冬毛が残っていると暑さを感じやすくなる可能性があります。寒い時期が過ぎて暖かくなってきたら、ブラッシングなどで冬毛を取り除いてあげましょう

ブラッシングが好きな猫であれば、コミュニケーションとして定期的にブラッシングをしてあげるのもおすすめです。ブラッシングが嫌いな場合は、お菓子などで気を引いた隙におこないましょう。ただし、猫のストレスになるようであれば、無理には続けないようにしてください。

対策6.グッズを活用

暑さが厳しい夏の時期には、冷感マットなどの暑さ対策グッズを設置して、猫がいつでも休めるように工夫することもおすすめです。冷感マットには、ジェルタイプやアルミタイプ、ござタイプなどさまざまな種類があります。

猫のグッズは見た目がかわいいものも多く開発されているため、選ぶ楽しさもありますよ。愛猫の性格や好み、体型などに合わせて、最適なグッズを選んでみてください。

猫の暑さ対策で大切な注意点

猫の暑さ対策で大切な注意点
ここでは、猫の暑さ対策をするうえで注意したいポイントを紹介します。

夏は、家の中でも温度差が激しくなる日があります。また、子猫や老猫は体温調整がうまくできないため、とくに注意しなければなりません。
愛猫の様子を見ながら暑さ対策をおこなうと同時に、急激な温度変化によって体調を崩さないようにしてあげることが大切です

注意点1.子猫や老猫の室温調整

まだ体が小さい子猫は、体温調整がうまくできないため、冷えすぎにならないように注意が必要です。

また、老猫も体力が落ちていると、体温調節がうまくおこなえません。暑さ対策の冷感マットを設置するだけではなく、エアコンをつけている部屋には毛布や囲いのあるベッドを用意するなど、暖をとれる場所を用意しておくと安心です。

注意点2.部屋の温度差

成猫でも、部屋間の温度差が大きいと体調を崩す危険性があります。室温差がなるべく起こらないように、扉を開けっ放しにしたり、扇風機やサーキュレーターで空気を循環させたりしましょう。

また、外出をする猫の場合、外から帰ってきて急に寒い室内に入ると体がびっくりして体調を崩してしまうかもしれません。エアコンの温度を普段から低くしすぎない、定期的に空気を入れ替えるなどして、室内と室外の温度差にも注意しましょう

tips
空気を入れ替えるときには、部屋の窓を2カ所、なるべく対角線上に開けると空気が流れやすくなり効率的です。窓がひとつだけの部屋の場合、窓の外に向けて扇風機やサーキュレーターを置くと、室内の空気を効率的に外に出すことができます。

猫が熱中症になったときの症状と対処法

猫が熱中症になったときの症状と対処法
猛暑日が続くと、猫も人も熱中症のリスクが高まります。猫は自分で知らせることが難しいため、飼い主がなるべく早く変化に気づいて対処してあげることが大切です。

熱中症は重症化すると、命にも関わる病気のひとつです。万が一のためにも、猫が熱中症になったときの症状や対処法を確認しておきましょう。

1.熱中症の症状

猫が熱中症になると、「呼吸が早くなる」「ふらついてうまく歩けない」といった症状が出ます。

また、嘔吐や下痢で食欲がないときや、猫がぐったりとしている様子が見られたときも熱中症を疑いましょう。

体温が高い状態が続く場合は、重度の熱中症を起こしているおそれがあります。重症化させないためには、愛猫の小さな変化にも気づいてあげられるよう、日々のスキンシップを欠かさないことが大切です。

2.熱中症の対処法

愛猫に熱中症の症状が見られたら、まずは動物病院に連絡をして対処法を確認しましょう。

対応方法は医師の指示に従うことが第一ですが、応急処置として体を冷やす方法があります。保冷剤をガーゼやタオルなどでくるみ、愛猫の首や脇を冷やしましょう。このとき、保冷剤をかじったり引っ掻いたりして、内容物が漏れださないように気を付けてください。
濡れタオルで全身をくるみ、体温を下げてあげることも効果的です。

ただし、慌てて対応すると猫の体温を急激に下げてしまう危険性があるため注意が必要です。体が冷たいと感じたら冷やすのを止め、すぐに動物病院を受診しましょう。

猫の暑さ対策をして快適に暮らせる環境をつくろう

猫の暑さ対策をして快適に暮らせる環境をつくろう
愛猫にとって快適な室温を維持して熱中症を防ぐためには、適切な暑さ対策が欠かせません。とくに、猛暑日が続く夏は、エアコンや扇風機、サーキュレーターなどで室温を調節して、空気の循環をよくしておきましょう。エアコンをつけている部屋は扉を開けるなどして、家の中の温度差を最小限に抑えることもポイントです。

また、適度な水分補給をする、ブラッシングで冬毛を取り除く、冷却マットを活用するなど猫のケアも大切です。愛猫の年齢や性格に合わせた、適切な対策を見つけてあげましょう。

呼吸が早くなる、ふらつく、下痢や嘔吐があるなど、熱中症の症状が見られたら、すぐに動物病院へ相談して応急処置をおこなうことが重要です

熱中症は、重症化すると命に関わることもあります。愛猫だけではなく、自分や家族のためにも、しっかりと対策をして暑い夏を乗り切りましょう。

関連記事 今話題の人気記事!

同じカテゴリから記事を探す