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8月に植える花13選|プランター初心者も楽しめる開花株・球根を紹介

8月に植える花13選|プランター初心者も楽しめる開花株・球根を紹介

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8月は夏の終わりから秋にかけて、彩りを添える花を植えるタイミングです。夏らしさがある開花株のほか、秋の訪れを感じられる花や球根を植えることで、夏から秋のガーデニングを楽しめます。

本記事では、8月に植えるおすすめの花13選をまとめました。暑さが厳しい8月に植える花を管理するポイントや注意点も解説しています。8月に植えて美しい花を咲かせる方法を知って、庭やベランダを華やかに演出しましょう。

8月に植える花|初心者におすすめの開花株・観賞株10選

鉢に植えられた3種類の花

8月は夏の盛りで暑さが厳しい時期ですが、しっかりとした株を選べば、初心者でも簡単に育てられます。とくに開花株・観賞株は、植えてすぐに花壇やプランターで華やかな雰囲気を演出できるためおすすめです。

8月に花を植える場合は、暑さに強い種類を選び、根がしっかりと付くまでは水やりの頻度やプランターの置き場所に注意してください。夏に植えて元気に育つ、おすすめの開花株・観賞株10選と管理のコツをご紹介します。

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サルビア

赤色のサルビア

夏の花壇で元気に咲く、赤色の花が特徴のサルビア。サルビア属は900種ほどありますが、赤色の花が咲く種が一般的に「サルビア」の名前で流通しています。

暑さに強く丈夫なサルビアは、8月でも元気な株を入手できます。プランターに植え付けたあとはたっぷりと水を与え、水切れと肥料切れに注意して育てていきましょう。8月に植えてから秋の終わりごろまで長く楽しめます。

原産地 南米、北米
形態 一年草、宿根草
※本来は多年草だが寒さに弱く、日本では一年草扱い
草丈 20~160cm
花色 白・赤・ピンク・紫・青・複色
植え付け時期(苗) 5~7月
開花期 6~11月

ニチニチソウ

白色のニチニチソウ

暑さに強く、さわやかな色合いの花が涼しさを感じさせてくれるニチニチソウ。つぎつぎと蕾を付け、毎日のように花を楽しめることから「日々草(ニチニチソウ)」と名付けられました。

8月に植える苗を選ぶ際は、葉の色が濃く勢いのある株を選んでください。下葉が枯れていたり黄色になっていたりする場合は、植え付け前に取り除いておきましょう。

また、ニチニチソウは移植を嫌うため、植え付けの際は根を崩さないようにおこなうことが大切です。寒さで枯れてしまいますが、水切れと肥料切れに注意すれば秋まで長く花を楽しめます。

原産地 マダガスカル、スンダ列島
形態 一年草
※本来は多年草だが寒さに弱く、日本では一年草扱い
草丈 10~80cm
花色 白・赤・ピンク・紫・複色
植え付け時期(苗) 5~7月
開花期 5~10月

 

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コスモス

オレンジ色のコスモス

初夏から晩秋にかけて花が咲くコスモスは、季節の移り変わりを感じさせてくれる花の一つ。「秋桜(アキザクラ)」という和名でも有名で、秋のガーデニングに人気なため、8月に植える花にぴったりです。

道端に自生するほど丈夫なコスモスは、初心者の方でも簡単に育てられます。定番のピンクや白のほか、オレンジや黄などがあるため、お好みの花色を植えてください。草丈が高く、先端に花を付けるため、背丈の低い植物と寄せ植えにするとおしゃれにまとまります。

原産地 メキシコ
形態 一年草
草丈 50~120cm
花色 赤・白・ピンク・オレンジ・黄・複色
植え付け時期(苗) 5〜11月(品種によって異なる)
開花期 6〜12月(品種によって異なる)

 

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カリブラコア

複数色のカラブラコア

暑さに強く、1株でもたくさんの花が咲くカリブラコア。真夏に最盛期をむかえるペチュニア属から派生して誕生した花で、ペチュニアよりも晩秋まで花を楽しめる点が魅力です。

肥料を好むカリブラコアは、肥料切れを起こすと株の勢いが悪くなります。8月に植える苗を選ぶ際は、葉の色が濃く、蕾がしっかりと付いているかを確認しましょう。日当たりの良い場所に置き、水切れと肥料切れに注意して育ててください。

原産地 南アメリカ
形態 一年草
※本来は多年草だが寒さに弱く、日本では一年草扱い
草丈 10~30cm
花色 ピンク・青・黄・白・オレンジ・茶・赤・紫・複色
植え付け時期(苗) 3〜5月、9月
開花期 4~11月

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ポーチュラカ

複数色のポーチュラカ

背丈が低く、多肉質の葉に咲く花がかわいらしい印象のポーチュラカ。熱帯〜温帯地域を原産地とするポーチュラカは乾燥に強く、プランター栽培初心者の方にもおすすめです。

這い性のため、背丈の高いプランターに植えて枝垂れさせたり、足元に置いたりして、鮮やかな花が見えるように育てるのがポイントです。8月に植える際は水切れに注意が必要ですが、多湿に弱いため、しっかりと土が乾いてから水やりをしましょう。

原産地 南北アメリカ、熱帯~温帯
形態 一年草
※本来は多年草だが寒さに弱く、日本では一年草扱い
草丈 5~10cm
花色 白・赤・ピンク・オレンジ・黄・紫・複色
植え付け時期(苗) 5~8月
開花期 5~10月

トレニア

ピンクの紫色のトレニア

厳しい暑さのなかでも元気に咲き続けるトレニアは、夏のガーデニングに欠かせない花の一つ。さわやかな白とカラフルな色のコントラストが美しく、夏に元気を与えてくれます。

トレニアは1株で生育旺盛に育つため、肥料切れと水切れに注意しながら育てることで、たくさんの花を11月ごろまで楽しめます。8月に植える際は、葉の色が濃く株がぐらぐらしていない苗を選びましょう。

原産地 アジア、アフリカ
形態 一年草、多年草
草丈 20~30cm
※上に向かって伸びる「立性」か、横に広がって伸びる「匍匐(ほふく)性」かによって異なる
花色 青・紫・白・ピンク・黄
植え付け時期(苗) 4~8月
開花期 4~11月

ジニア(ヒャクニチソウ)

オレンジとピンク色のジニア

さまざまな花色を楽しめる点が魅力のジニア(ヒャクニチソウ)。とても丈夫で株が乱れにくいため、寄せ植えやプランター初心者の方にもおすすめです。

すらりと伸びた花茎の先端に花が咲くジニアは、秋の風に揺れる姿が美しいです。8月に植える花を選ぶ際は、オレンジや褐色などの落ち着いた色を取り入れると、ひと足早く秋を感じられるでしょう。

原産地 メキシコ、グアテマラ
形態 一年草
草丈 15~100cm
花色 白・赤・ピンク・オレンジ・黄・緑・複色
植え付け時期(苗) 4~9月
開花期 5~11月上旬

 

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センニチコウ

白と紫色のセンニチコウ

直径2cmほどの円形に花が咲く姿がかわいらしいセンニチコウ。開花後の花持ちが良い点が特徴で、乾燥しても鮮やかな花色を長く保つことから「千日紅(センニチコウ)」という名前が付けられました。

5月ごろから花が咲くセンニチコウですが、開花期が長く秋の花としても人気が高いため、8月でも良い状態の苗を入手できます。8月に植える際は、株元がぐらぐらしていない苗を選び、水切れと肥料切れに注意して育てていきましょう。

原産地 熱帯各地
形態 一年草、多年草
草丈 15~70cm
花色 白・赤・ピンク・黄・紫
植え付け時期(苗) 5~8月
開花期 5~11月

ケイトウ

複数色のケイトウの花

発色の持ちが良く、切花やドライフラワーとしても楽しめるケイトウ。印象的な花が目をひき、夏から秋の庭や玄関先を鮮やかに彩る際にぴったりです。

秋の寄せ植えや花壇に人気のケイトウは、8月でもさまざまな花色から選べます。ただし、直根性のため植え付けの際は根を傷めないようにやさしく扱い、しっかりと根付くまでは水切れに注意してください。

原産地 熱帯各地
形態 一年草
※本来は多年草だが寒さに弱く、日本では一年草扱い
草丈 10~200cm
花色 赤・ピンク・黄・オレンジ・淡緑
植え付け時期(苗) 4~5月、9月
開花期 7~11月

コキア(ほうき草)

薄緑と赤色のコキア

10〜11月ごろに真っ赤な紅葉を楽しめるコキア。日本では、かつて枝を乾燥させて箒(ほうき)の材料にしていたことから、別名「ほうき草」と呼ばれています。さわやかな淡緑から赤へ変化するため、夏から秋への移ろいを感じられる観賞株として人気です。

円錐型にこんもりと育つコキアは、寄せ植えの中心に植えて主役としても活用できます。8月に植える際は、葉に勢いがあり株がぐらぐらしていない苗を選びましょう。

原産地 西アジア、中央アジア
形態 一年草
草丈 50~100cm
葉色 淡緑から赤へ変化する
植え付け時期(苗) 7~9月
観賞期 6~11月(紅葉が楽しめる時期は10~11月頃)

8月に植える花|初心者におすすめの球根3選

サフランの球根と花

8月は、晩夏から秋にかけて咲く花の球根を植えるのにも適した時期。夏に植える球根は、季節の移り変わりを感じられる寄せ植えにもぴったりです。

8月に植える球根は、高温多湿で球根が腐らないように管理することがポイントです。暑さのなかから秋をまちわびる気持ちを、花とともに楽しんでみてはいかがでしょうか。

ネリネ(ダイヤモンドリリー)

ピンク色のネリネ

キラキラと輝くような花が特徴のネリネは、宝石のような見た目から「ダイヤモンドリリー」とも呼ばれます。8月下旬から植え付け時期をむかえるネリネは、8月に植える球根にぴったりです。

ただし、チューリップなどの球根と比べると流通量が限られるため、お好みの花色がある方は早めに球根を入手しておくといいでしょう。高貴な印象を持つネリネは、陶器鉢やテラコッタ鉢などのおしゃれな鉢に植え付けて、芽出しから開花までをじっくりと楽しむのがおすすめです。

原産地 南アフリカ
形態 多年草
草丈 30~40cm
花色 白・赤・ピンク・オレンジ・紫・複色
植え付け時期(球根) 8月下旬~9月
開花期 10月中旬~12月中旬

リコリス

オレンジ色のリコリス

長く伸びた花茎の先に印象的な花が咲くリコリス。8月に球根を植えることで、秋の風に揺れる美しい花を楽しめます。

リコリスはヒガンバナと同じリコリス属で、上記でご紹介したネリネとも似ています。ネリネは日当たりを好み、リコリスは半日陰でも育つため、置き場所に合わせて選んでください。7月ごろから球根が出回るため、早めの購入がおすすめです。

原産地 日本、中国、台湾、ミャンマー
形態 多年草
草丈 20~50cm
花色 赤・白・黄・オレンジ・ピンク・青・紫・複色
植え付け時期(球根) 7~8月
開花期 8~10月

サフラン

紫色のサフラン

パエリアなどを黄色に着色するための香料としても活用されるサフラン。草丈が低く、細い葉を持ち、地際にかわいらしい花を咲かせるのが特徴です。

机の上に置きっぱなしでも花が咲くほど丈夫なサフランは、初心者の方でも簡単に育てられます。8月に植える際は、植え付け後にたっぷりと水を与え、高温過湿にならないように注意して育てていきましょう。

原産地 地中海沿岸
形態 多年草
草丈 10~15cm
花色
植え付け時期(球根) 7~9月
開花期 10月中旬~12月上旬

8月に植える花はしっかりと管理をしてあげよう

紫色のコスモス

8月は暑さのなかでも育つ花に元気をもらえる時期。ガーデニングシーズンである春と秋の中間になるため、豊富な種類から選べます。

8月に植える花は、真夏の強い日差しと高温でストレスを感じやすいため、水切れや高温多湿に注意して育てることが大切です。水やりは土が乾いたタイミングでおこない、朝や夕方の涼しい時間にたっぷりと与えましょう。

また、8月は季節の移ろいを感じられる花を植える時期にもぴったりです。秋まで楽しめる花や球根を植えて、夏から秋のガーデニングを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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