コーナンTips 園芸 ヘチマの育て方とは?初心者でも失敗しないプランター栽培のコツを徹底解説! ヘチマの育て方とは?初心者でも失敗しないプランター栽培のコツを徹底解説! 園芸 クリップボードにコピーしました ヘチマの育て方とは?初心者でも失敗しないプランター栽培のコツを徹底解説! この記事をシェアする! クリップボードにコピーしました 夏が近づくと、大きく育つ植物を自宅で育ててみたくなるものです。中でもヘチマは成長が早く、日差しを遮るグリーンカーテンとしても活躍します。学校の授業で育てることも多いため、ご自宅で一緒に栽培に挑戦したいと考える方も多いのではないでしょうか。しかし、ガーデニングに慣れていないと、どのような土や道具を準備すればよいのか、水やりや肥料の与え方はどうすればよいのか、不安に感じることもあります。この記事では、ヘチマの育て方について、準備する道具から日々の手入れ、収穫の方法までを詳しく解説します。 目次 ヘチマの基本事項用途で選ぶヘチマの品種栽培前に準備する道具類必須となる支柱とネットヘチマの栽培カレンダーヘチマの育て方のポイント日当たりと風通しの確保苗の選び方と植え付け夏の水切れを防ぐ水やりスタミナ切れを防ぐ追肥つるの誘引と摘心の方法実付きを良くする人工授粉目的に合わせた収穫時期美味しく食べる食用の収穫タワシを作る完熟の収穫注意すべき病気と害虫対策うどんこ病やべと病の予防ウリハムシなどの害虫駆除まとめ ヘチマの基本事項 ヘチマは、夏の日差しを浴びて元気に育つウリ科の植物です。まずは、ヘチマの基本的な情報について確認していきます。原産地はインドなどの熱帯アジアと言われており、日本の高温多湿な夏の気候によく合います。そのため、植物を育てることに慣れていない方でも比較的育てやすいのが特徴です。ここでは、ヘチマの基本情報を表にまとめました。 項目 内容 科名 ウリ科 属名 ヘチマ属 和名 糸瓜(ヘチマ) 英名 Sponge gourd 学名 Luffa cylindrica 別名 トウリ(唐瓜) 原産地 インド 分類 つる性一年草 販売時期 【苗】3月~5月 開花時期 7月~9月頃 収穫時期 8月~10月 耐暑性 強い 耐寒性 弱い 用途で選ぶヘチマの品種 ヘチマには大きく分けて、食用に向いている品種と、タワシ作りに適した品種があります。食用として育てる場合は、実が柔らかく筋が少ない短形品種が適しています。沖縄県でよく食べられているナーベラーなどの品種を選ぶと、美味しく食べることができます。一方で、タワシやグリーンカーテンを作ることが目的の場合は、実が長く大きくなる長形品種がおすすめです。目的の用途に合わせて、購入する種や苗を選ぶことが大切です。 栽培前に準備する道具類 ヘチマの栽培を始めるにあたって、いくつか揃えておくべき道具があります。成長が早く、つるを長く伸ばす植物であるため、それに適した環境を整えることが成功の鍵となります。ここでは、準備するべき道具について紹介します。 道具の種類 説明 プランター 深さ30cm以上で、土が30~40リットル程度入る大型のものを選びます 培養土 野菜用の水はけと水もちが良い土を用意します 肥料 植え付け時の元肥と、成長に合わせて与える追肥を準備します 支柱園芸ネット つるを巻き付けるために必要です 園芸ハサミ 収穫やつるの整理に使用します 必須となる支柱とネット ヘチマはつる性植物であるため、自立して成長することができません。つるを巻き付けて上へ上へと伸びていくための支柱とネットが必ず必要になります。プランターに立てた支柱に園芸用のネットを張り、つるがしっかりと絡みつくように固定します。グリーンカーテンを作る場合は、窓の大きさに合わせたネットを用意し、しっかりと固定することが重要です。強風で倒れないように、頑丈に設置することを心がけてください。 お近くのコーナンはコチラ ヘチマの栽培カレンダー ヘチマは春に種をまき、夏に花を咲かせ、秋にかけて収穫を行うというスケジュールで育ちます。季節ごとの作業を把握しておくことで、適切なタイミングでお世話をすることができます。 時期 作業内容 4月~5月 種まき、または苗の植え付け 6月~7月 つるの誘引、摘心、追肥を行う 7月~8月 開花に合わせて人工授粉を行い、水やりを増やす 8月~10月 目的に合わせて、食用やタワシ用として収穫する 春に植え付けたヘチマは、気温の上昇とともにぐんぐん成長します。梅雨が明ける頃には黄色く大きな花を咲かせます。その後、夏の終わりから秋にかけて実が大きくなり、収穫の時期を迎えます。お住まいの地域の気候に合わせて、無理のないスケジュールで育ててください。 関連記事 4月に植える野菜10選|初心者も安心の苗から育てるプランター栽培 | コーナンTips ヘチマの育て方のポイント ヘチマを元気よく育て、立派な実を収穫するためには、日々の管理がとても重要です。植え付けから収穫まで、いくつかのポイントを押さえることで失敗せずに育てることができます。 日当たりと風通しの確保 ヘチマは日光を非常に好む植物です。そのため、プランターは日当たりが良く、風通しの良い場所に設置することが大切です。半日以上は直射日光が当たる場所を選ぶと、葉が大きく育ち、花もたくさん咲きます。日照不足になると生育不良を起こすため注意しましょう。また、風通しが悪いと病気や害虫が発生しやすくなるため、壁や他の植物との間隔を空けて配置するようにしてください。 苗の選び方と植え付け ホームセンターなどで苗を購入する際は、茎が太くしっかりとしていて、葉の緑色が濃いものを選びます。病気の兆候である斑点や、害虫がついていないかもよく確認してください。植え付けの際は、プランターの底に鉢底石を敷き、野菜用の培養土を入れます。苗の根鉢を崩さないように優しく取り出し、やや浅植えにして植え付けます。土に植え付けた後はたっぷりと水を与えます。 夏の水切れを防ぐ水やり ヘチマは葉が大きく水分の蒸散が激しいため、特に夏場は水切れに注意が必要です。土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水を与えます。真夏の暑い時期は、朝と夕方の2回に分けて水やりを行うと効果的です。日中の気温が高い時間帯に水を与えると、土の中の水が熱湯のようになり根を傷めてしまうため、必ず涼しい時間帯に行うようにしてください。 スタミナ切れを防ぐ追肥 長期間にわたって花を咲かせ、大きな実を育てるためには、定期的な栄養補給が欠かせません。植え付けから1ヶ月ほど経過した頃から、月に2回程度の頻度で化成肥料を与えます。液体肥料を使用する場合は、1週間に1回程度のペースで水やりの代わりに与えると良いです。葉の色が薄くなったり、実の成長が遅くなったりした時は、肥料が不足しているサインですので注意してください。 関連記事 追肥のやり方を解説|野菜や花を大きく元気にする肥料の重要性 | コーナンTips つるの誘引と摘心の方法 つるが伸びてきたら、ネット全体に広がるように手で優しく絡ませて誘導します。これを誘引と呼びます。また、本葉が5枚から6枚になった頃に、つるの先端をハサミで切り取る摘心を行います。摘心をすることで、横から新しい子づるがたくさん伸びて葉が茂り、立派なグリーンカーテンを作ることができます。 実付きを良くする人工授粉 ヘチマは虫が花粉を運ぶことで受粉しますが、確実性を高めるために人工授粉を行うことをおすすめします。ヘチマには雄花と雌花があり、雌花は花の付け根に小さな実のふくらみがあるのが特徴です。よく晴れた日の午前中に、その日に咲いた雄花を摘み取り、花びらを取り除いて雌花の柱頭に優しく花粉をこすりつけます。これにより、実がつく確率が大きく上がります。 目的に合わせた収穫時期 ヘチマの収穫のタイミングは、どのように利用するかによって大きく異なります。食べるのか、それともタワシにするのか、目的に応じて最適な時期を見極めることが重要です。 美味しく食べる食用の収穫 食用として収穫する場合は、実が大きくなりすぎる前に早めに収穫することがポイントです。開花してから2週間ほど経った、長さが20cmから30cm程度のものが食べ頃です。手で触ってみて、少し柔らかみを感じる時期が最も美味しくいただけます。収穫が遅れると、中に繊維が発達して硬くなり、食べられなくなってしまうので注意してください。 タワシを作る完熟の収穫 タワシを作るためには、ヘチマの実を完熟させる必要があります。開花から40日から50日ほど経過し、実の皮が黄色から茶色に変色し、持った時に軽く感じるようになったら収穫のサインです。ヘチマたわしの作り方はいくつかありますが、一般的な方法は、収穫した実を輪切りにして大きな鍋で煮る方法です。20分ほど煮込むと皮が柔らかくなり、簡単につるりと剥くことができます。中の果肉や種を水でしっかりと洗い流し、残った繊維を数日間天日干しにして完全に乾燥させれば、天然のヘチマたわしの完成です。 注意すべき病気と害虫対策 ヘチマを健康に育てるためには、病気や害虫への対策を怠らないことが大切です。早期に発見し、適切に対処することで、被害を最小限に抑えることができます。 うどんこ病やべと病の予防 ヘチマの葉に白い粉が付着したような症状が見られたら、「うどんこ病」の可能性があります。また、葉に角張った黄褐色の斑点ができるのは「べと病」のサインです。これらの病気は、風通しが悪かったり、水はねによって土の中の菌が葉に付着したりすることで発生しやすくなります。予防のためには、株間を十分に開けて風通しを良くし、水やりの際には土がはねないように根元に優しく水を注ぐことが重要です。 ▶園芸農薬|ホームセンターコーナンの通販サイト 関連記事 植物の病気対策|主な種類と症状、家庭菜園でできる予防策と対処法を解説 | コーナンTips ウリハムシなどの害虫駆除 ウリ科の植物には、「ウリハムシ」というオレンジ色の小さな虫がつきやすいです。ウリハムシは葉を丸くかじって穴をあけてしまうため、成長の妨げになります。動きが鈍い朝方の時間帯に見つけ次第、粘着テープなどで捕獲するか、払い落として駆除します。被害が大きい場合は、野菜用の殺虫剤を適切に使用して被害の拡大を防ぐことが効果的です。 関連記事 ガーデニングの害虫対策!初心者でも簡単にできる方法を紹介|コーナンTips まとめ 夏の日差しを和らげるグリーンカーテンとしての役割に加え、若い実は美味しく味わい、完熟した実はタワシとして活用できるなど、ヘチマは非常に魅力の多い植物です。日当たりや水やりに注意してつるを上手に誘引するなど、ポイントを押さえることで、初めての方でも失敗せずにたくさんの実を収穫することができます。種まきから日々の成長観察、そして収穫後の工作や料理まで、ご家族で季節の移ろいを感じながら充実した栽培の時間をぜひお楽しみください。 プランター栽培の関連商品|ホームセンターコーナンの通販サイト
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