コーナンTips 園芸 5月に植える野菜9選|苗から育てる初心者も安心なプランター栽培 5月に植える野菜9選|苗から育てる初心者も安心なプランター栽培 園芸 クリップボードにコピーしました 5月に植える野菜9選|苗から育てる初心者も安心なプランター栽培 この記事をシェアする! クリップボードにコピーしました 春も終盤に差し掛かり、夏に向けて段々と気温が高くなる5月。夏から秋にかけて旬を迎える野菜は、5月に絶好の植え付け時期を迎えます。なかには4月から植えられる野菜もありますが、5月は気温が安定していて育てやすいのが特徴です。 今回は、5月に植えるおすすめの野菜をご紹介します。定番の野菜から、香辛料として役立つ野菜、イモ類まで幅広い野菜をラインナップしています。市販の苗を購入してプランター栽培で育てる方法もご紹介。初心者の方もぜひ家庭菜園にチャレンジしてみてください。 目次 5月に植える野菜|プランター栽培おすすめ9選トマト・ミニトマトピーマンキュウリゴーヤ(ニガウリ)オクラ青シソ(大葉)空芯菜(クウシンサイ)サトイモスイカ5月の家庭菜園で必要なもの5月に植える野菜の栽培での注意点害虫対策水の管理5月に植える野菜の種類は豊富!家庭菜園を楽しもう 5月に植える野菜|プランター栽培おすすめ9選 冷え込むこともなくなり、本格的な初夏を迎える5月。夏から秋にかけて収穫できる野菜は、春から初夏の間に植えるのが基本です。 4月ごろから植えられる野菜もありますが、4月は霜が降りて枯れてしまったり、寒冷地では低気温で育たなかったりする場合もあります。5月は寒さ対策が不要で、野菜を育てやすい気候です。初心者の方は苗を使って、比較的簡単なプランター栽培で育ててみましょう。 トマト・ミニトマト 分類 ナス科ナス属 種まき時期(一般地) 3〜4月 苗の植え付け時期 (一般地) 4月中旬〜7月下旬 収穫時期(一般地) 7〜10月上旬(開花から約50〜60日)※ミニトマトは開花から約40日~55日、大玉トマトは約50~60で収穫 旬の時期 夏秋トマト:夏~秋冬春トマト:冬~初夏 おすすめの食べ方 サラダ、パスタ、ハヤシライス、ミネストローネなど 日持ち・保存方法 ・7〜10日保存できる ・1個ずつキッチンペーパーで包んで重ならないようにポリ袋に入れて冷暗所で保存する ・真夏は冷蔵庫の野菜室で保存する 栄養素 ビタミンC、ビタミンE、カリウム、リコピン、ペクチンなど リコピンやペクチンなど、特有の栄養素を含むトマト。サイズや色、形も品種によってさまざまで、好みの品種を楽しめるのが家庭菜園の魅力です。トマトの生育適温は日中で20〜30℃、夜間で10〜15℃。日照時間が長いほど実がしまり、おいしいトマトに仕上がります。 トマトは種からも栽培できますが、初心者の方は苗から育てる方法がおすすめです。市販の苗は植え付け時期の前後にホームセンターでチェックできるため、葉色が濃く、茎が太い元気な苗を選んでみてください。 プランター栽培では、15L以上の深型プランターを用意します。2株植えにする場合は、45Lサイズの深型プランターを使いましょう。植え付けたら苗のそばに支柱を立てて、茎と支柱を結びつける誘引をおこなってください。開花してから50日前後で赤く色付きます。全体が赤くなったら収穫タイミングです。 トマトの詳しい栽培方法は以下の記事でもご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。 関連記事 トマト栽培|初心者向けトマトの育て方と成功させるポイント 関連記事 ミニトマトの収穫に最適なタイミングは?家庭菜園で失敗しないコツ ピーマン 分類 ナス科トウガラシ属 種まき時期(一般地) 3〜4月上旬 苗の植え付け時期(一般地) 4月下旬〜6月上旬 収穫時期(一般地) 6~10月上旬※開花から約2週間~20日で収穫 旬の時期 夏~初秋 おすすめの食べ方 サラダ、炒め物など 日持ち・保存方法 ・5~6日保存できる ・空気穴のあいたポリ袋に入れて、冷蔵庫の野菜室で保存 ・温度は10℃前後を保つ 栄養素 βカロテン、ビタミンC、ビタミンKなど 食感や特有の風味を楽しめるピーマン。市場に出回っている緑色のピーマンは未熟なうちに収穫されたもので、収穫せずに完熟させると、赤・黄・オレンジなどに色づきます。 ピーマンの収穫量を増やすには、草丈を高く育てることがポイントです。深型のプランターに植えて根を伸ばせば、たくさんのピーマンを収穫できます。1つのプランターに2つ以上の苗を植える場合は、40cm以上の間隔をあけられるものを選びましょう。 品種によって異なるものの、植え付けから1カ月程度で収穫できます。実が6〜7cmまで成長したら収穫のタイミングです。上手に育てれば秋まで繰り返し収穫を楽しめます。 ナスやミニトマトなど、ピーマンと同じナス科の植物を育てると、連作障害を起こしやすくなります。同じ科の野菜を育てる場合は、培養土を使いまわさないように注意しましょう。 ピーマンの詳しい栽培方法は以下の記事でもご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。 関連記事 ピーマンの栽培方法!初心者でもたくさん収穫できる簡単な育て方 キュウリ 分類 ウリ科キュウリ属 種まき時期(一般地) 4月中旬〜5月下旬 苗の植え付け時期(一般地) 4月上旬〜7月上旬 収穫時期(一般地) 6月中旬〜10月中旬※開花から約1週間~10日で収穫 旬の時期 夏〜秋 おすすめの食べ方 サラダ、酢の物、ぬか漬け、ピクルス、炒め物など 日持ち・保存方法 ・10日前後保存できる ・夏は冷蔵庫の野菜室で保存 ・冬は冷暗所で保存 ・表面の水分を拭き取り、キッチンペーパーで包んでからポリ袋に入れて保存する 栄養素 ビタミンK、葉酸、ビタミンC、カリウム みずみずしい食感が魅力のキュウリ。水分量が約95%と高く、食感を活かした生食のレシピにするとおいしく食べられます。収穫後の新鮮なキュウリを堪能できるのも家庭菜園の醍醐味です。 キュウリは大きめのプランターに植え付けます。日中の生育適温は25〜28℃、夜間は13〜16℃ほどです。種から育てる場合は、種まきから30日前後で定植できるまでに成長しますが、栽培難易度がやや高いため、苗から育てた方が失敗しづらいです。 植え付けの作業は午前中におこない、植え付け後は支柱を立てて管理しましょう。キュウリには地を這うタイプがありますが、広いスペースが必要なため、プランター栽培では節なりタイプに分類される品種がおすすめです。 また、水分を好むキュウリはマルチングが重要です。土の表面を覆うことで乾燥を防ぎます。キュウリのつるが螺旋状になっていたら水切れのサインのため、水をたっぷりと与えましょう。 成長して実が付いたら早めに収穫するのがおすすめです。朝は適度なサイズでも、夕方にかけてあっという間に大きく成長することもあります。 キュウリの詳しい栽培方法は以下の記事でもご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。 関連記事 キュウリの育て方|プランターでの栽培手順と注意点を初心者向けに解説 ゴーヤ(ニガウリ) 分類 ウリ科ツルレイシ属 種まき時期(一般地) 4〜5月 苗の植え付け時期(一般地) 5月ごろ 収穫時期(一般地) 7〜9月 旬の時期 夏 おすすめの食べ方 炒め物、おひたし、揚げ物、和え物 日持ち・保存方法 ・冷蔵庫の野菜室なら7〜10日間保存できる ・常温の場合は2日程度 ・冷凍にすれば1カ月ほど日持ちする 栄養素 ビタミンC、ビタミンK、ビタミンE、食物繊維など 夏の野菜として有名なゴーヤは、ニガウリという名前でも知られており、8月に旬を迎えます。もともとは九州や沖縄などで食されていた野菜ですが、現在は全国で食べられるようになりました。日差しをさえぎるように窓に立てかければ、グリーンカーテンとしても利用できる点が特徴です。病気にかかりにくく、家庭菜園だけではなく学校でも育てられています。 ゴーヤは種または苗から育てられます。耐寒性がないため、気温が暖かく安定してから植え付けをおこなうことがポイント。種まきと植え付けは、どちらも5月ごろが適しています。種は前日から水につけ、吸水させてから植えます。元気な芽だけを1本だけ残して、葉が3〜4枚になるまで育てましょう。 ゴーヤは深さ30cm以上のプランターに植えて育てます。植え付けたら支柱を立てて、つるが上に伸びるようにしましょう。伸びすぎたつるや、増えすぎた葉は切り取って風通し良く育てることがポイント。水分が不足しないように、表面の土が乾いたらたっぷりと水を与えます。 ゴーヤ(ニガウリ)の詳しい栽培方法は以下の記事でもご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。 関連記事 ゴーヤの育て方|初心者でも失敗しないプランター栽培の方法を紹介 オクラ 分類 アオイ科トロロアオイ属 種まき時期(一般地) 5月中旬 苗の植え付け時期(一般地) 5月下旬〜6月下旬 収穫時期(一般地) 7〜10月上旬※開花から約3~7日で収穫 旬の時期 夏 おすすめの食べ方 生食、サラダ、煮物、天ぷら、和え物など 日持ち・保存方法 ・7〜10日保存できる ・水を少量入れた瓶にヘタを下にして入れ、瓶の口を塞いで保存する ・冷凍用保存袋に入れて冷凍すれば、そのままでもカットしても1カ月保存できる 栄養素 βカロテン、葉酸、ビタミンK、食物繊維など ヌルヌルとした食感が特徴のオクラ。オクラには、ペクチンと呼ばれる食物繊維が豊富に含まれています。オクラを栽培する際は、日当たりと水はけの良い環境がおすすめです。寒さに弱いため、気温が10℃以下になると生育が悪くなります。 オクラは種と苗の両方から育てられます。プランターは深さ30cm、直径30cm以上の大型サイズを選びましょう。苗の間隔を30cm以上あければ、1つのプランターに2株以上植えられます。 成長しすぎたオクラは実が硬くなるため、花が咲いたら収穫時期を見逃さないようにしましょう。5〜8cmになっていたら収穫のタイミングです。つぼみの状態で収穫して、そのまま天ぷらにするとおいしく食べられます。 オクラの詳しい栽培方法は以下の記事でもご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。 関連記事 【初心者向け】オクラの育て方|種まきから収穫までを初心者向けにわかりやすく解説 青シソ(大葉) 分類 シソ科シソ属 種まき時期(一般地) 4〜5月 苗の植え付け時期(一般地) 4月下旬〜6月上旬 収穫時期(一般地) 5月下旬〜10月下旬※植え付けから約1か月で収穫 旬の時期 春・夏 おすすめの食べ方 サラダ、パスタ、揚げ物、ふりかけなど 日持ち・保存方法 ・1週間ほど日持ちする ・水で湿らせたキッチンペーパーに1枚ずつはさみ、密閉できる容器に入れて冷蔵庫の野菜室で保存する ・鮮度が落ちると香りが落ちるため早めに使い切る 栄養素 α-リノレン酸、βカロテン、ビタミンKなど 和のハーブとして知られるシソには、赤シソや青シソなどの種類があります。一般的にシソとされるのは赤シソで、青シソは大葉という名称で親しまれています。爽やかな香りや特有のさっぱりとした風味は、薬味やふりかけなどに利用されています。また、香りの成分に腐敗防止作用があることも特徴です。 シソは種からでも育てられますが、発芽の難易度が他の野菜よりも高いため、初心者の方は苗から育てることをおすすめします。シソは日差しが強く暖かい気候を好みますが、日当たりが悪い場所でも収穫可能です。プランター栽培では、気候や季節に合わせて移動させながら育ててみてください。 葉の色や香りが薄くなったら、肥料切れのサインです。水やりはもちろん、植え付け後から1カ月後を目安に追肥をおこないましょう。シソは夏から秋まで長期間にわたって収穫できます。葉の収穫後も、花穂や実を収穫してさまざまな料理を楽しめます。 空芯菜(クウシンサイ) 分類 ヒルガオ科サツマイモ属 種まき時期(一般地) 4月中旬(育苗する場合)5月以降(直播きする場合) 苗の植え付け時期(一般地) 5月中旬~7月中旬 収穫時期(一般地) 6月中旬〜10月下旬※植え付けから約1か月で収穫 旬の時期 夏 おすすめの食べ方 炒め物、天ぷら、味噌汁、お吸い物など 日持ち・保存方法 ・4〜5日保存できる ・根元を湿らせたキッチンペーパーで包んでポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で立てて保存する ・使いやすいサイズにカットして冷凍すれば3〜4週間保存できる 栄養素 カルシウム、ビタミンE、ビタミンK、ビタミンB、ビタミンC、βカロテン、葉酸、鉄など 熱帯アジアを原産とする空芯菜。ヨウサイ、エンサイ、エンツァイ、アサガオ菜などの名称でも親しまれています。日本では沖縄でよく食される野菜で、炒め物、天ぷら、味噌汁などにするとシャキシャキとした食感が楽しめます。 空芯菜は熱帯アジア原産のため暑さに強く、真夏にもよく成長します。種からでも比較的簡単に育てられますが、育苗期間が30日前後あるため、苗からの方がより手軽に栽培できます。 空芯菜は乾燥に弱いため、植え付けのときに株元に敷きワラやビニールを敷いて保湿しましょう。プランターは、直径が35cm以上のものがおすすめです。追肥は2〜3週間に1回おこないます。 収穫する部分は柔らかいつるの先で、20~30cmが目安です。収穫後も再び成長するため、繰り返し収穫を楽しめることも魅力の一つです。 サトイモ 分類 サトイモ科サトイモ属 種イモの植え付け時期(一般地) 4月下旬〜9月中旬 収穫時期(一般地) 10~11月※植え付けから約85~100日で収穫(品種によって異なる) 旬の時期 秋〜冬 おすすめの食べ方 煮物、汁物、田楽など 日持ち・保存方法 ・2〜4カ月保存できる ・キッチンペーパーで包んで常温で保存する(温度7〜10℃、湿度85〜90%が目安) 栄養素 食物繊維、ビタミンB6、カリウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、ミネラルなど サトイモは縄文時代に主食であったとされる植物です。山に自生するイモではなく、人里で栽培されることが名前の由来。サトイモ株の中心にある親イモから子イモが分球して増えるのが特徴です。 サトイモは種イモを植えて栽培します。まずは芽を出す工程をおこないます。日当たりが良い場所に植え、敷きワラやビニールなどで覆って暖かさを確保しましょう。芽が5〜6cm伸びたら植え付けのタイミングです。 プランターで育てる場合は、深さ30cm以上、長さ30cm以上のものがおすすめ。植え付けたらマルチで土の表面を覆います。追肥は5〜6月の上旬に1回、収穫が始まったら1回目の収穫から2週間後におこないましょう。 8月上旬は食べたい分だけの芋を掘り出します。9〜12月は地表の茎や葉を刈り取り、すべての芋を掘り出します。親イモから外れてしまうと貯蔵しにくくなるため、丁寧に収穫することがコツです。収穫して食べる可食部は品種によって異なり、親イモを食べる品種、子イモや孫イモを食べる品種、両方を食べる兼用品種などがあります。 サトイモの詳しい栽培方法は以下の記事でもご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。 関連記事 サトイモの栽培マニュアル|プランターで育てる方法をくわしく解説 スイカ 分類 ウリ科スイカ属 種まき時期(一般地) 3月下旬 苗の植え付け時期(一般地) 5月ごろ 収穫時期(一般地) 7〜8月※大玉系は開花から約45~50日、小玉系は約35~40日で収穫 旬の時期 夏 おすすめの食べ方 生食、塩をかけて、フルーツポンチ、シャーベットなど 日持ち・保存方法 ・常温で2週間保存できる ・風通しが良く涼しい冷暗所に保存するのがおすすめ 栄養素 βカロテン、ビタミンB6、ビタミンC、カリウム、リコピンなど 夏の風物詩として日本でも広く親しまれているスイカ。水分量が多く、砂漠地帯では飲料として重宝されていました。甘みがあるため果物と感じるかもしれませんが、植物学上は野菜に分類されています。 果実の89%以上が水分、9%以上が糖質で構成されています。スイカは糖質のなかでも甘みが強い果糖を多く含むのが特徴です。果糖はエネルギーに転換されやすく、早い疲労回復効果が期待できます。 プランターを使ってスイカを育てる場合は、小玉の品種なら45cm幅、大玉の品種なら75cm幅のプランターが適しています。深めのものを選びましょう。5月から育てる場合は苗から育てる方法がおすすめです。 植え付け後は水をたっぷりと与え、敷きワラやビニールで土の表面を覆います。スイカは乾燥した土を好むため、水やりは乾燥したらおこないます。ただし、開花の時期には実を成長させるために、多くの水が必要です。 雌花と雄花をこすりつける人工授粉をおこなうと、実をつけやすくなります。また、開花から30日を目安に、果実をひっくりかえして裏側に日を当てる玉通しをおこないましょう。収穫時期は7〜8月ですが、品種ごとに人工授粉の時期から逆算する必要があります。 収穫のタイミングも含め、スイカの詳しい栽培方法は以下の記事でもご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。 関連記事 スイカの育て方|初心者でもできるプランター栽培の手順と注意点 5月の家庭菜園で必要なもの 5月の家庭菜園で必要なアイテムは次のとおりです。 野菜の苗 プランターや鉢 支柱 誘引用の紐 ネット 培養土(野菜用がおすすめ) 鉢底石と鉢底ネット 肥料 防虫ネット スコップ ジョウロ 園芸ハサミ マルチング材(敷きワラ、マルチなど) ビニール 苗やプランターなどの必須アイテムはもちろん、乾燥や防寒対策のアイテムも忘れずに用意しましょう。また、草丈が高くなる野菜には支柱と誘引用の紐が、つるを上に伸ばす野菜は支柱に加えてネットも必要です。 ▶プランター栽培の関連商品を見てみる 5月に植える野菜の栽培での注意点 5月に野菜を植える場合は、害虫対策と水の管理が重要です。また、気温が暖かくなる5月は野菜だけではなく、雑草も活発になります。苗の周辺に雑草を生やしたままにすると栄養を奪われ、十分なサイズの実が育たないため注意が必要です。 プランター栽培の場合は、水の管理がややシビアになります。水やりのタイミングを見極めて、植物に合わせた適切な量を与えることが成功のコツです。 害虫対策 5月は虫が増え始めるため、実をつけていない状態でも害虫対策が必要です。害虫が発生した場合は手で取り除き、必要に応じて農薬を使用しましょう。農薬の使用が気になる方は、食品由来のものをチェックしてみてください。 また、雑草は野菜から栄養を奪うだけではなく、風通しや日当たりを悪化させます。風通しと日当たりが悪い環境は害虫の餌食となりやすいポイントです。とくに株元は混雑しやすいため、こまめにチェックして雑草を取り除くと害虫対策にもつながります。 ▶園芸農薬の関連商品を見てみる 関連記事 ガーデニングの害虫対策!初心者でも簡単にできる方法を紹介 水の管理 水は不足しすぎても、与えすぎても失敗の原因になりかねません。水不足の場合は成長しにくくなったり、収穫した果実の風味が落ちたりします。一方で水をあげすぎると、根が呼吸しにくくなり、土の中が常に湿った状態となるため、根腐れを起こす危険性があります。 野菜の種類によっても異なりますが、土の表面が乾いたら水を与えるのが基本です。プランターの底から水があふれる量を目安に与えてください。このとき、土の中に潜む雑菌を洗い流す効果も期待できます。 5月に植える野菜の種類は豊富!家庭菜園を楽しもう 5月に植えて、夏に収穫時期を迎える野菜をご紹介しました。夏に旬を迎える野菜は、基本的に寒さが苦手です。5月に入ってから植えることで、霜の被害を防ぎやすくなります。 ただし、油断せず気候に合わせて対応できるように、防寒の用意を整えておきましょう。植え付け時にマルチングを施すと、防寒だけではなく病害虫の対策にもつながります。初心者の方はプランターや苗を活用して、家庭菜園を楽しんでみてください。 プランター栽培の関連商品を見てみる
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