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5月に植える花15選|プランターで春の花を身近に楽しもう

5月に植える花15選|プランターで春の花を身近に楽しもう

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気候がおだやかで多くの植物が活発になる5月は、ガーデニングにぴったりの時期です。色とりどりの花をプランターに植えることで、ベランダや庭先などさまざまな場所で花を身近に感じられます。

本記事では、5月に植えるおすすめの花15選をまとめました。5月に植える花の多くは、しっかりとした株に育てることで、より長く花を楽しめます。それぞれの花の特徴や5月に植える花苗の選び方を知って、ガーデニングシーズンを楽しみましょう。

5月に植える花|初心者におすすめの株15選

紫色のペチュニア

冬の寒さが過ぎ、気温が上昇する4月から5月は、多くの花が植え付け時期をむかえるガーデニングのベストシーズンです。開花期が長い花も多く、ペチュニアやマリーゴールドなど5月に植えて夏まで楽しめる花もあります。

花の種類や色が豊富となる5月は、初心者の方でも簡単に魅力的なプランター植えや寄せ植えをつくれるでしょう。5月に植えるおすすめの株15選から、ぜひお気に入りの花を見つけてみてください。

カーネーション

ピンク色のカーネーション

母の日の贈り物として人気のカーネーションは、5月にもっとも多く流通します。5月の開花に合わせてお店に並ぶため、お気に入りの花を見つけられるタイミングです。

四季咲き性のカーネーションは、花が終わったあとに切り戻しをおこなうことで、再び花を楽しめます。比較的育てやすいカーネーションですが、蒸れに弱いため、プランター栽培では長雨に当たらない場所に移動させましょう。

原産地 南ヨーロッパなどの地中海沿岸、西アジア
形態 多年草
草丈 10~30cm
花色 赤・ピンク・白・黄・複色
植え付け時期(苗) 3~5月、9~11月
開花期 【一季咲き品種】4~6月
【四季咲き品種】4〜6月、10~11月

ゼラニウム

赤とピンクとオレンジ色のゼラニウムの花

鮮やかな花と丸い葉をした組み合わせが目を惹くゼラニウム。乾燥に強く、毎日の水やりが不要となるため、初心者の方がプランターで育てる花としておすすめです。

開花期が長く、豪華な花が咲くため、おしゃれなプランターや陶器鉢に植えて玄関先に置いてもいいでしょう。豊富な花色から、ぜひお気に入りの株を育ててみてください。

原産地 南アフリカ
形態 多年草
草丈 20~100cm
花色 白・赤・ピンク・オレンジ・紫・複色
植え付け時期(苗) 3月下旬〜6月、8月下旬~9月
開花期 3~12月上旬

 

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マリーゴールド

オレンジ色の沢山のマリーゴールドの画像

ひまわりのように明るい花色と繊細な葉が特徴のマリーゴールド。開花期が長く花付きが良いため、春から夏まで楽しめる定番の花として人気です。

香りが強いマリーゴールドは、アブラムシなどの虫除け効果があるため、野菜と一緒に植えるコンパニオンプランツとしても人気があります。とくにナス科との相性はとても良いです。ナスやミニトマトなどの近くに植えることで、明るくおしゃれなキッチンガーデンを楽しめるでしょう。

原産地 メキシコ、中央アメリカ(一部アフリカ)
形態 一年草
草丈 20~100cm
花色 黄・オレンジ・白・赤・複色
植え付け時期(苗) 4~6月
開花期 4月~12月

 

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ペチュニア

ピンク色のペチュニア

ピンクや白、黄色などの定番カラーから絞り咲き、八重咲き、バラ咲きなど品種改良が盛んにおこなわれているペチュニア。毎年のように新色が登場するほど人気の花で、5月は多種多様なペチュニアが店頭に並びます

分岐してたくさんの花を付けるペチュニアは、こまめな手入れが美しい株を維持するためのポイントです。1株でも大きく育つペチュニアをプランターやハンギングバスケットに植えて、花がこぼれるように咲く姿を楽しみましょう。

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原産地 中南米~メキシコ
形態 一年草(多年草)
※本来は多年草だが寒さに弱く、日本では一年草の扱い
草丈 10~30cm
花色 赤・ピンク・青・紫・白・黄・複色
植え付け時期(苗) 3〜5月、9月
開花期 3~10月

 

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カリブラコア

ピンクと黄色のカリブラコア

株一面にベル型のかわいらしい花を付けるカリブラコア。ペチュニア属から派生して誕生した花で、ペチュニアよりも花が小さい点が特徴です。

ペチュニアと同じく、カリブラコアも多種多様な花色が店頭に並ぶため、お気に入りの花を見つける楽しさがあります。また、ペチュニアとの相性は抜群なため、ペチュニアとカリブラコアを同じプランターに植え付けると豪華な寄せ植えを演出できるでしょう。

原産地 南アメリカ
形態 一年草(多年草)
草丈 10~30cm
花色 ピンク・青・黄・白・オレンジ・茶・赤・紫・複色
植え付け時期(苗) 3〜5月、9月
開花期 4~11月

アマリリス

白と赤の複色のアマリリスの花

ユリに似た大輪花がまとまって咲く、豪華な見た目が特徴のアマリリス。2月ごろから球根が出回り、春先には鉢植えが店頭に並びます

5月は花付きの開花株からお好みの花を探せるタイミングです。アマリリスは、5月は鉢植えのまま開花を楽しんだあと、球根を育てることで翌年以降も花を咲かせられます。

原産地 南米
形態 多年草、球根
草丈 40~80cm
花色 白・赤・ピンク・黄・複色
植え付け時期(球根) 球根:3月下旬~4月
開花期 【春咲き品種】4月下旬~6月
【秋咲き品種】10月

 

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ナデシコ(ダイアンサス)

ピンク色のナデシコ(ダイアンサス)

カーネーションよりも小ぶりな花が株一面に咲くナデシコ(ダイアンサス)。切れ込みの入った花びらや2色カラーなど、さまざまな品種から選べます。

比較的育てやすいカーネーションですが、蒸れに弱いため、プランターに植える際は株間をあけて風通しを良くしましょう。花の一部が茶色になってきたら、こまめに花がら摘みをすることで、新しい花が咲きやすくなり、美しい見た目を維持できます。

原産地 ヨーロッパ、北アメリカ、アジア、南アフリカ
形態 多年草
※品種によっては一年草
草丈 10~60cm
花色 赤・ピンク・白・黄・複色・黒
植え付け時期(苗) 【一季咲き品種】3~5月
【四季咲き品種】3~5月、9~10月
開花期 【一季咲き品種】4~8月
【四季咲き品種】4〜11月
※品種により異なる

シャクヤク

画像いっぱいに映るピンク色のシャクヤクの花

「立てばシャクヤク、座ればボタン、歩く姿はユリの花」といわれ、美しい女性の立ち振る舞いに当てはめられた歴史を持つシャクヤク。たくさんの花びらが重なる、上品で豪華な花姿は、和風と洋風どちらの雰囲気にも合わせやすい花です。

シャクヤクは大きく育つため、5月に苗を入手したら9号鉢(直径27cm)以上の深鉢に植え付けてください。植え替え適期は9〜10月の秋です。根詰まりを起こすと花付きが悪くなるため、2〜3年に1回を目安に植え替えをしましょう。

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原産地 中国東北部~シベリア(ユーラシア大陸の東北部)
形態 多年草
草丈 60~120cm
花色 赤・ピンク・白・黄・複色
植え付け時期(苗) 9~10月
開花期 5~6月

ジャーマンアイリス

青紫色のジャーマンアイリスの花

涼し気な青色系、やさしいピンク色、独特な雰囲気の紫色など、さまざまな色合いを楽しめるジャーマンアイリス。暑さと寒さのどちらにもに強く、初心者の方でも簡単に育てられます。

ジャーマンアイリスは日当たりと乾燥を好み、高温多湿を嫌います。プランターで育てる場合、土の表面が乾いたらしっかりと水を与えてください。水辺に見られるハナショウブに似た花と葉を持ちますが、好む環境が異なるため注意しましょう。

原産地 ヨーロッパ
形態 多年草、球根
草丈 20~100cm
花色 赤,ピンク,オレンジ,青,紫,白,黄,複色
植え付け時期 8~10月
開花期 【一季咲き品種】5~6月
【二季咲き品種】5~6月、10~11月

ラベンダー

紫色のラベンダー

小さな花が穂状に咲く、ハーブとしても人気の高いラベンダー。主な開花時期は初夏のため、5月はこれから花が咲く苗を植える時期にぴったりです。

豊かな香りが魅力の「イングリッシュラベンダー」、うさぎの耳に似たかわいらしい見た目の「フレンチラベンダー」、繊細な葉が魅力の「レースラベンダー」など、さまざまな品種からお気に入りのラベンダーを見つけてみてください。

原産地 カナリア諸島~地中海沿岸、インド
形態 多年草、小低木
草丈 20~130cm
花色 白・ピンク・紫
植え付け時期(苗) 3~4月、10月
開花期 4~7月

 

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ニオイバンマツリ

白を紫色のニオイバンマツリ

白から紫へと花色が変化する様子を楽しめるニオイバンマツリ。パンジーに似たさわやかな香りが魅力で、玄関前や庭先に植える花としておすすめです。

ニオイバンマツリは常緑性の低木で、湿り気のある場所を好むため、土の乾燥に注意して育ててください。春と秋は日当たりと風通しの良い場所に置き、夏は半日陰の涼しい場所、冬は10度以上で管理することで、翌年も花を楽しめます。

原産地 ブラジル、アルゼンチン
形態 低木
草丈 40~100cm
花色 白~紫に変化する
植え付け時期(苗) 4~6月
開花期 4~7月

チェリーセージ

赤と白色がついたチェリーセージの花

スラリと伸びた枝先に、チェリーに似た香りの花を付けるチェリーセージ。とても丈夫で育てやすく、開花期が長い点が魅力です。

花が次々と咲くチェリーセージは、花がらをこまめに切り取ることで、より長く花を楽しめます。主張しすぎないかわいらしい見た目で、ほかの植物とも合わせやすいため、プランターの寄せ植えにしてもいいでしょう。

原産地 北アメリカ南部一帯、メキシコ
形態 多年草
草丈 40~100cm
花色 赤・白・ピンク・紫・褐色
植え付け時期(苗) 4~5月、9月
開花期 5~11月

ガウラ

白色のガウラの花

蝶が飛んでいるように見える花びらが魅力のガウラ。花々が風で揺れる姿は、上品でナチュラルな印象があります。暑さと寒さに耐える強健な花のため、初心者の方でも簡単に育てられます。

大きな株に育つと、プランターをはみ出して放射線状に花が咲くため、株のまわりにスペースをあけて植えることがガウラの魅力を引き出すコツです。背丈の低い植物と合わせて寄せ植えにしたり、1株を鉢植えで育てたりと、さまざまなガーデニングシーンに活用できるでしょう。

原産地 北アメリカ
形態 多年草
草丈 30~150cm
花色 赤・白・ピンク・褐色
植え付け時期(苗) 4~6月
開花期 5~11月

キンギョソウ(金魚草)

白と赤、オレンジ色のキンギョソウの花

鮮やかな花色と、金魚に似たぷくぷくとした花姿が特徴のキンギョソウ(金魚草)。色付きはじめたつぼみもかわいらしく、5月は色とりどりのキンギョソウからお好みの花を選べるタイミングです

花が次々と咲く金魚草は、終わりかけの花を早めに切り取ると脇芽から新しい花芽が出やすくなり、より多くの花を楽しめます。明るさがほしい玄関や庭先に植えて、華やかさを演出しましょう。

原産地 地中海沿岸
形態 多年草
※本来は多年草だが暑さに弱く、日本では一年草扱い
草丈 20~120cm
花色 白・赤・ピンク・オレンジ・黄・複色
植え付け時期(苗) 3~5月、9~11月
開花期 4~6月
※品種によってはほぼ通年

センニチコウ

紫色のセンニチコウ

センニチコウ(千日紅)は、円形の花がかわいらしく、サルスベリ(百日紅)やジニア(百日草)よりも開花期が長いことが特徴です。花は摘み取ったあとも鮮やかさを保つため、仏花として切り花にも用いられます。

切り花に向く「高性種(こうせいしゅ)」や、鉢植えに向く背丈の低い「矮性種(わいせいしゅ)」など種類も豊富にあるため、植える場所や用途に合わせて選ぶといいでしょう。

原産地 熱帯各地
形態 一年草
※品種によっては多年草
草丈 15~70cm
花色 白・赤・ピンク・黄・紫
植え付け時期(苗) 5~8月
開花期 5月~11月

5月に植える花苗の選び方

土に植えられている花苗と、植えている人の手

ガーデニングのベストシーズンである5月は、春から夏の花が続々と入荷します。たくさんの花から選べるものの、どれを植えるべきか迷ってしまう方もいるかもしれません。

まず、自分のガーデニングスタイルやお好みのカラーパレットを考えてみましょう。春らしさを演出する「パステルカラー」や「ホワイトガーデン」、ひと足早い夏を感じられる「ビビットカラー」や「イエローガーデン」など、イメージを明確にすることで、まとまりのあるおしゃれなガーデンをつくれます。

初心者の方は、花の色合いを2色程度におさえるのがコツです。メインの花を一つ選び、葉を楽しむカラーリーフと合わせてもいいでしょう。

5月に植える花は豊富!好みの植物でガーデニングを楽しもう

ベランダで育てられている花々

5月に植える花のなかから、プランターでも育てやすいおすすめの花15選をご紹介しました。植えてすぐに楽しめる花から、毎年楽しめる多年草まで、5月はさまざまな花を植え付けるのに最適な時期です。

気候がおだやかな5月に植えてしっかりと育った株は、夏の暑さや病害虫に強くなります。好みのスタイルやイメージカラーに合う花を植えて、5月のガーデニングを楽しみましょう。

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