コーナンTips ペット 犬のための暑さ対策6選!エアコンなしはNGな理由とおすすめ対策グッズ 犬のための暑さ対策6選!エアコンなしはNGな理由とおすすめ対策グッズ ペット クリップボードにコピーしました 犬のための暑さ対策6選!エアコンなしはNGな理由とおすすめ対策グッズ この記事をシェアする! クリップボードにコピーしました 私たち飼い主にとって、暑さ対策は愛犬のいのちを守るための大切な役割です。 人間と同じく、犬も暑さで体調を崩し、熱中症になることがあります。 とくに、エアコンなしの環境では、そのリスクが高まることをご存知でしょうか。 本記事では、大切な愛犬を暑さから守るための基礎知識と、6つの対策、おすすめの暑さ対策グッズをご紹介します。 目次 犬に暑さ対策は必要?エアコンなしはNGな理由犬は体温調節が苦手だから犬は暑さを感じやすいから熱中症による後遺症・死亡率が高いから愛犬のためにできる暑さ対策3選|室内編エアコンは1日中つけっぱなしにする空気の流れを作る暑さ対策グッズを活用する愛犬のためにできる暑さ対策3選|屋外編散歩は涼しい時間帯を選ぶこまめに水分補給をさせるできるだけ日陰を歩かせるおすすめの暑さ対策グッズ冷却マット・プレートクールバンダナ自動給水器暑さ対策で熱中症から愛犬を守ろう!犬が寝るときの寒さ対策!6つのグッズと守ってほしい注意点を解説 犬に暑さ対策は必要?エアコンなしはNGな理由 犬も人間と同様、暑さ対策が必須です。夏の時期にエアコンをつけていないと、愛犬が快適に過ごせないだけではなく、熱中症を引き起こすリスクが高まります。 熱中症は屋外でかかりやすいイメージがありますが、熱のこもった室内で長時間過ごすほうが実は危険です。 犬にとって暑さ対策が重要な理由を3つご紹介します。 犬は体温調節が苦手だから 犬は人間と違って、体温調節がうまくできません。人間は全身で汗をかいて体温調節をおこないますが、犬には体温調節のための汗腺が肉球と鼻の部分にしか存在しないため、体温調整能力に限りがあるのです。 また、犬は体温を下げるために「パンティング(舌を出してハアハアと息をすること)」をおこないます。パンティングは、体内の過剰な熱を放出する重要な仕組みです。 しかし、これはあくまで一時的な対策であり、持続的な高温には対応できません。気温が高くなるほど、体に熱がこもって熱中症を起こしやすくなります。 そのため、夏場はエアコンを利用して快適に過ごせる室温を保ち、愛犬への負担を減らすことが大切です。 犬は暑さを感じやすいから 犬は皮膚が薄いため温度変化に敏感です。犬の表皮は、人間の3分の1程度の厚さしかありません。 その薄い皮膚を守るために被毛が生えています。 被毛におおわれているおかげで寒さには強いですが、暑さや湿気、乾燥などに弱いといわれています。人間が涼しく感じている温度でも、犬は暑さを感じている可能性があるでしょう。 さらに、犬の体は地面に近い位置にあるため、地面からの放射熱を受けやすく、体感温度が上がりやすいという特性もあります。アスファルトやコンクリートなど、熱を溜め込む地面では、長時間歩くことができません。 夏の散歩中は熱中症のリスクが高まるため、散歩する時間帯の調整や、十分な水分補給、冷却グッズの利用など、暑さ対策を十分におこなうことが大切です。 熱中症による後遺症・死亡率が高いから 犬が熱中症を起こすと、人よりも重い症状があらわれたり、後遺症が残ったりするリスクがあるため注意が必要です。 以下のような症状や行動が見られたら熱中症が疑われるため、すみやかに対処しましょう。 呼吸があらい 体がいつもより熱い 舌や口の中が赤い 大量のよだれがでる 落ち着きがない 食欲不振 元気がなく、ぐったりとしている さらに症状が進行すると、嘔吐や下痢、体の震えなどが生じます。対処が遅れて重症化すれば、急性腎不全や脳障害などが起こり、後遺症につながる危険性もあります。 最悪の場合、いのちを落としてしまうケースもある恐ろしい病気です。動物病院で熱中症と診断された犬の死亡率は高いといわれてます。 日頃から愛犬の様子をよく観察するとともに、適切な暑さ対策をおこない、熱中症の予防に努めましょう。 また、明らかに具合が悪いときは、すぐに獣医師に相談してください。 愛犬のためにできる暑さ対策3選|室内編 前述したとおり、室内においても愛犬が熱中症になる危険性はあります。日中の温度上昇は急速であり、思った以上に室内温度も上がるため、愛犬の体調をよく観察しながら温度調節をおこなうことが大切です。 また、愛犬を留守番させるときでも、適切な室内環境を整えるための対策が欠かせません。 室内でできる暑さ対策を3つご紹介します。快適に過ごせる室内環境を整えて、愛犬の健康を守り、暑い季節を乗り切りましょう。 エアコンは1日中つけっぱなしにする 犬種によっても差がありますが、犬が快適に過ごせる室温は22~25℃、湿度は50%程度といわれています。とくに夏場は室温に気を配り、エアコンや除湿器を上手に取り入れて最適な温度と湿度を維持しましょう。 気温が25℃を超えると、熱中症のリスクが高まります。そのため、愛犬が留守番中のときも、エアコンはつけっぱなしにしておくのが理想です。 また、気温が下がる朝晩でも油断してはいけません。私たち人間が過ごしやすい室温でも、犬は暑いと感じ、大きなストレスとなるおそれがあります。 人間の体感温度ではなく、必ず愛犬にとって最適な室温に設定し、過ごしやすい環境づくりを目指してください。 空気の流れを作る 犬にとって快適な室内環境を確保するうえで、エアコンの使用はもちろん大切ですが、空気の流れを適切にコントロールすることも欠かせません。 窓を閉め切った部屋で空気が滞ると、犬は思わぬ暑さを感じることがあります。 そこで活躍するのが、扇風機やサーキュレーターです。これらの電気製品をうまく使うことで、室内の空気を適切に循環させられます。エアコンの冷気が部屋全体に行きわたり、より快適に過ごせるでしょう。 また、定期的に換気をおこなうことも重要です。室内の空気が新鮮でなければ、犬はストレスを感じやすくなります。気温が比較的低い日や早朝など、できる範囲で窓を開けて外の空気を取り込みましょう。 暑さ対策グッズを活用する 暑さが厳しい日は、エアコンの使用だけでは十分な冷却効果を得られないこともあります。 そこで、エアコンと並行して、暑さ対策グッズを積極的に利用しましょう。適度に体を冷やしてくれる保冷グッズや、水分補給に役立つアイテムなど、さまざまな商品が販売されています。 犬の種類や体調、室内の環境などに合わせて、最適なグッズを取り入れましょう。記事の後半では、暑さ対策に役立つおすすめのグッズを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。 愛犬のためにできる暑さ対策3選|屋外編 散歩やアウトドア活動は、愛犬との絆を深める大切な時間ですが、夏場は熱中症から愛犬を守るための適切な対策が必要です。 犬は、暑さを感じても自分で水分補給したり冷却したりすることができません。愛犬の体調管理は、飼い主である私たちの責任です。 ここでは、屋外で行うべき暑さ対策をご紹介します。 散歩は涼しい時間帯を選ぶ 夏場のアスファルトやコンクリートは、照り返しや放射熱で温度が上昇し、犬の足裏をやけどさせる危険性があります。 散歩に行くときは、できるだけ日中を避け、早朝や夜などの涼しい時間帯を選びましょう。 ただし、夜間の散歩では交通事故の危険性が高まります。リードを必ずつける、反射材やライトを使用して愛犬が周囲から確認しやすいようにするなどの安全対策も必要です。 こまめに水分補給をさせる 熱中症を防ぐためには、こまめな水分補給が大切です。犬は体重に応じて必要な水分量が決まりますが、一般的には1日に体重1kgあたり約40~60mlの水分が必要といわれています。 散歩中はウォーターボトルなどを持ち歩き、定期的に水分を与えましょう。携帯しやすいペット用のウォーターボトルや、折りたたみ式の水飲み器が便利です。 また、夏場は水分の消費量が増えるため、いつでも新鮮な水を飲めるように、家の中にも常に水を用意しておいてください。 暑さで水が温まってしまうと、愛犬が飲みたがらないかもしれません。冷水をこまめに供給できるグッズを取り入れるとよいでしょう。 できるだけ日陰を歩かせる もし日中に散歩する場合は、日陰の多いルートを選び、できるだけ直射日光を避けましょう。また、木陰やビルの影など、日差しを遮る場所を意識的に歩くことも大切です。 可能であれば、やけどから守るために肉球保護グッズを使用すると安心です。直接肉球に塗る保護クリームなどが市販されていますので、愛犬に合ったグッズを探してみてください。 おすすめの暑さ対策グッズ 室内・屋外のどちらにも有効な、暑さ対策に役立つグッズをいくつかご紹介します。 冷却マット・プレート 冷却マットやプレートは、暑さ対策の必需品ともいえるグッズです。体温を下げる効果があり、置いておくだけで愛犬の体温調節をサポートしてくれます。 冷却マットには、「接触冷感タイプ」や「ジェルタイプ」などさまざまな種類があるため、愛犬の好みや生活環境に合わせて選びましょう。 接触冷感タイプは、生地そのものの表面が冷たく、寝転ぶとひんやりします。一日中マットの上から動かない犬もいるほど快適なようです。抗菌防臭・制菌加工がされている商品も多く、洗って使えるため、いつでも清潔な状態を保てます。 ジェルタイプは、マットの内部にジェルが入っており、冷えた部屋で使うとひんやり感が増します。 ウレタンクッション入りの柔らかな肌ざわりのものもあります。また、表面がアルミ素材でできているものは、交換や洗濯の手間がなく使い勝手が抜群です。 冷却マット・プレートは大きさもさまざまです。愛犬の体形やハウスの大きさに応じて、快適に過ごせるサイズを選んであげましょう。折りたたみタイプや薄型のものであれば、必要のない時期はすっきりと収納できますよ。 ▶冷却マットの関連商品を見てみる tips 犬はおなかの毛が少ないので、暑さを感じるとおなかを地面に付けるように座って体温を下げようとすることがあります。冷却マット・プレートを敷いておくと、効率的に体温を下げることができます。 クールバンダナ クールバンダナとは、犬の首に巻いて使用することで、熱を持ちやすい部分に直接冷却効果をもたらすグッズです。 一般的に、犬の首周りは毛が密集しており、体温の調節が難しい部分なので、ここを冷やすことは効果的な暑さ対策になります。 クールバンダナには、保冷剤を入れるタイプや、水で濡らすタイプ、冷蔵庫で直接冷やすタイプなどがあります。 種類によって、つけ心地や冷却効果の持続時間、お手入れの手間などが異なるため、好みに合わせて選びましょう。 自動給水器 自動給水器は、いつでも新鮮な水を愛犬に与えられる便利なアイテムです。愛犬が自由に水分を補給できるため、長時間家を空けるときに役立ちます。 フィルターで水をろ過する循環型タイプのほか、ウォーターディスペンサーやペットボトルで給水できるものもあります。形状や静音性などをチェックして、愛犬が飲みやすいものを購入しましょう。 自動給水器は、水を与える手間がかからない一方、水の交換や本体の洗浄はこまめにおこなわなければいけません。 循環型タイプの場合、数週間に1度はフィルターの交換も必要です。毎日使用するグッズのため、お手入れの手間も考慮して選ぶことをおすすめします。 ▶自動給水器の関連商品を見てみる 暑さ対策で熱中症から愛犬を守ろう! 本記事では、愛犬のための暑さ対策について解説しました。 犬は体温調節が人間よりも苦手なほか、皮膚が薄く暑さに敏感であるため、夏場の過ごし方には注意が必要です。 エアコンの使用、空気の流れの確保、冷却グッズの活用など、さまざまな対策を組み合わせて、大切な愛犬を熱中症から守りましょう。 また、家にいるときだけではなく、屋外での散歩中も工夫が必要です。涼しい時間帯を選んだり、こまめに水分補給をおこなったりするなど、愛犬の体調を考慮した行動を心がけてください。 暑い夏でも快適に過ごせるよう、しっかりと対策をおこないましょう。 関連記事 犬が寝るときの寒さ対策!6つのグッズと守ってほしい注意点を解説 犬の関連商品を見てみる
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