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モンステラの育て方!植え替え・剪定の手順から増やし方まで初心者向けに解説

モンステラの育て方!植え替え・剪定の手順から増やし方まで初心者向けに解説

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特徴的な深い切れ込みが入った大きな葉が魅力のモンステラは、おしゃれなインテリアグリーンとして非常に人気のある観葉植物です。しかし、初めて植物をお迎えした方の中には、どのような環境に置き、どのようにお世話をすれば枯らさずに育てられるのか不安に感じている方も多いのではないでしょうか。本記事では、モンステラの基本情報から、日々の水やりや置き場所などの育て方のポイント、さらに植え替えや剪定の具体的な手順まで、初心者の方にも分かりやすく解説します。健やかにモンステラを育てて、お部屋に緑の癒やしを取り入れてみましょう。

モンステラの基本情報

深い切れ込みが入ったモンステラの葉のアップ

モンステラは、熱帯アメリカのジャングルに自生するサトイモ科の植物です。ここでは、モンステラを育てるうえで最初に知っておきたい基本的な特徴や、人気の品種、さらに風水効果について詳しく解説します。

項目 内容
科名 サトイモ科
属名 モンステラ属
和名 ホウライショウ(蓬莱蕉)
英名 Monstera
学名 Monstera
別名 ペッサム、デンシンラン
原産地 熱帯アメリカ
分類 常緑つる性多年草
販売時期 通年
開花時期 5月前後(ただし室内栽培ではごく稀。大株で環境が整った場合のみ)
耐暑性 強い
耐寒性 弱い(5℃以上が必要)

主な品種ごとの特徴

モンステラには様々な品種が存在しますが、代表的なものとしてモンステラ・デリシオサが挙げられます。デリシオサは葉が非常に大きく成長し、深い切れ込みが入るのが特徴で、お部屋の中で圧倒的な存在感を放つインテリアとして人気を集めています。また、モンステラ・アダンソニーという品種も初心者には扱いやすくおすすめです。アダンソニーはデリシオサよりも葉が小ぶりで、葉の表面に不規則な穴が開くユニークな見た目が特徴です。つる性で吊り鉢や棚の上にも飾れるコンパクトなサイズ感のため、限られたスペースでも手軽に緑を楽しむことができます。お部屋の広さや好みのインテリアの雰囲気に合わせて品種を選ぶと、さらに植物のある暮らしを満喫できます。

風水効果と花言葉

モンステラは、風水の観点からも非常に縁起の良い植物として古くから知られています。丸みを帯びた大きな葉は、リラックス効果をもたらし、室内の気を落ち着かせる働きがあると言われています。さらに、西の方角に配置することで、金運を引き寄せる効果も期待できるアイテムとして人気があります。また、モンステラには「うれしい便り」「壮大な計画」「深い関係」といった前向きで明るい花言葉があります。これは、ハワイでモンステラが「希望の光を導く植物」と言い伝えられていることに由来しており、ご自身で育てるだけでなく、お祝い事のプレゼントとしても非常に喜ばれる植物です。

モンステラの栽培に必要な道具

テラコッタの鉢が並ぶ作業台で株を手に持つ人

モンステラを健やかに育てるためには、植物の成長に適した道具をあらかじめ準備しておくことが大切です。ここでは、初心者の方が最初に揃えておきたい基本的な園芸用品を紹介します。

必要な道具 ポイント
植物の成長に合わせた適切なサイズと、水はけの良い鉢底穴があるものを選ぶ
観葉植物用の土 水はけと保水性のバランスが良い、室内用の清潔な土が適している
鉢底石・鉢底ネット 排水性を高めて根腐れを防ぎ、土の流出を防ぐために鉢の底に敷き詰める
園芸ハサミ(剪定バサミ) 成長しすぎた茎や葉を切るため、清潔で切れ味の良いハサミを用意する
支柱 大きく成長した茎が横に倒れないように支え、樹形を保つために使用する

モンステラを育てるための道具は、ホームセンターや園芸店で手軽に揃えることができます。特に土については、コバエなどの虫が発生しにくい室内向けの観葉植物用の土を選ぶと、日々の管理が格段に楽になり快適に育てられます。また、モンステラは成長に伴って茎が横に広がりやすくなる性質があるため、あらかじめココナッツ支柱などを用意しておくと、美しい樹形を長く保つことができます。

モンステラの育て方のポイント

白い壁の前の木製サイドテーブルに置かれた鉢植えのモンステラ

モンステラを枯らさずに長く楽しむためには、日当たりや水やりといった日々の基本的な管理が非常に重要になります。ここでは、季節や室内の環境に合わせた具体的な育て方のコツを解説します。

管理のポイント 注意事項とコツ
置き場所 直射日光を避けた風通しの良い明るい日陰に置く
温度管理 寒さに非常に弱いため、冬場は室内の暖かい場所で管理する
水やり 季節によって頻度を変え、土の表面が乾いたらたっぷりと与える
葉水 葉の乾燥を防ぐため、霧吹きを使って定期的に葉に水をかける
肥料 成長が活発になる春から秋にかけて、適量を守って与える

置き場所と日当たりを決める

モンステラは本来、ジャングルの高い木々の下で自生している植物であるため、直射日光が当たらない明るい日陰の環境を好みます。真夏の強い直射日光に直接当たると、葉の細胞が破壊されて茶色く変色する葉焼けを起こしてしまうため注意が必要です。室内に置く場合は、レースのカーテン越しに柔らかい光が差し込む窓辺は、モンステラにとって快適な置き場所のひとつです。もし日当たりが悪すぎる部屋の隅などに置くと、日光を求めて茎が間延びして弱々しくなってしまうため、適度な明るさを確保できる場所を選んで配置してください。

適した温度と湿度を保つ

熱帯地域の植物であるモンステラは、夏の暑さには強い一方で、冬の寒さには非常に弱い性質を持っています。健やかに成長させるためには、一年を通して室温を15℃から30℃の間に保つのが理想的です。冬場は気温が5℃を下回らないよう注意し、冷え込みやすい窓際から部屋の中心部など暖かい場所へ移動させて冷害を防ぎます。また、モンステラは適度な湿度がある環境を好むため、霧吹きを使って葉の表裏に水を吹きかける葉水を定期的に行います。葉水は乾燥を防ぐだけでなく、葉についたホコリを落として害虫を予防する効果もあります。

季節に合わせて水やりする

水やりの頻度は、モンステラの成長スピードが変わる季節に合わせて適切に調整することが重要です。春から秋の生育期には、土の表面が白っぽく乾燥したのを確認してから、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水を与えます。この時、鉢の受け皿に溜まった水は根腐れの原因になるため、そのまま放置せずにこまめに捨てるようにしてください。一方、気温が下がる冬はモンステラの成長が緩慢になるため、水分をそれほど必要としません。冬場は土の表面が乾いてから数日待って水を与えるようにし、あえて乾燥気味に管理することで寒さへの耐性を高めることができます。

肥料を与える時期と方法

モンステラをより大きく、色鮮やかな葉に育てるためには、生育期に合わせて適切な肥料を与えることが効果的です。気温が上がり成長が活発になる春から秋にかけて、観葉植物用の緩効性肥料を土の表面に置くか、液体肥料を水やりの代わりに規定の濃度に薄めて定期的に与えます。ただし、早く大きくしたいからといって肥料を与えすぎると、逆に根が傷んでしまう原因になるため、製品の取扱説明書に記載された用量を厳守することが大切です。成長が止まる冬の休眠期に肥料を与えると根に大きな負担をかけてしまうため、冬場の施肥は控えるようにしてください。

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モンステラの剪定方法

モンステラのそばで剪定バサミの刃を布で拭く手

モンステラが大きく成長しすぎてお部屋のスペースを圧迫したり、樹形が乱れたりした場合は、剪定を行って見た目を美しく整えることが必要です。ここでは、初心者の方でも失敗しない剪定の基本手順を解説します。

剪定のポイント 詳細な手順と注意点
目的 樹形を整えるとともに、風通しを良くして病害虫の発生を予防します。
使う道具 雑菌の繁殖を防ぐため、消毒された清潔な剪定バサミを使用します。
切る場所 茎にある節の3~5cmほど上の部分や、黄色く古くなった葉の根元を切ります。
気根の処理 邪魔な場合は根元から切っても問題ありません。

剪定に適した時期

モンステラの剪定は、植物の成長が活発になる5月から9月頃の暖かい時期に行うのが最適です。この生育期であれば、剪定によって株にダメージを与えてしまっても、すぐに新しい芽を出してスムーズに回復することができます。逆に、気温が低く成長が止まっている冬の間に剪定をしてしまうと、切り口から雑菌が入りやすくなり、株が弱ってそのまま枯れてしまう危険性があります。そのため、暖かく湿度の高い季節を選び、余裕を持って剪定作業を行う計画を立てることが推奨されます。

剪定する位置と切り方

剪定をする際は、全体のバランスを遠目から確認しながら、長くなりすぎた茎や黄色く変色した古い葉を思い切って切り落とします。茎を切る時は、茎の途中にある節と呼ばれる少し膨らんだ部分を確認し、その節の3〜5cmほど上でハサミを入れるのが基本となります。節から少し余裕を持たせて切ることで、成長点を傷つけるリスクを防ぎつつ、そこから新しい芽が出やすくなり、今後の成長がスムーズに進みます。また、使用するハサミに雑菌が付着していると切り口から病気に感染してしまうことがあるため、使用前にアルコールなどでしっかりと消毒した清潔なハサミを使うことが非常に重要です。

剪定後の管理方法

剪定を終えた後のモンステラは、葉や茎を失って一時的に大きなダメージを受けている状態にあります。そのため、剪定直後は直射日光やエアコンの強い風が当たる場所を避け、普段よりも少し暗めの明るい日陰でゆっくりと休ませてあげます。水やりは通常通り土が乾いたらたっぷりと与えますが、肥料については切り口が落ち着いて新しい芽が動き出すまで控えるのが無難です。切り口から新しい芽が出るまでは数週間程度の時間がかかることもあるため、焦らずに日々の水やりと葉水を行いながら優しく様子を見守ってください。

気根の扱い方

モンステラを育てていると、茎の途中から根のようなものが空気中に長く伸びてくることがあります。これは気根と呼ばれるもので、空気中の水分を吸収したり、野生環境下で他の木に絡みついて体を支えたりするための大切な器官です。気根はそのまま長く伸ばしておくと野生味あふれる独特の姿を楽しむことができますが、室内で邪魔になってしまう場合は付け根から切ることも可能です。ただし、気根には株を支え水分や酸素を吸収・放出する役割があるため、すべてを切り落とすのは避け、元の本数の3分の1程度は残すようにしましょう。鉢の外に伸びた気根を鉢の土の中に誘導して埋めてあげると、そこから養分を吸収して株がさらに丈夫に育ちます。

Tips
気根を切る際は、根元から切りましょう。根の途中で切ると切った部分から新たに気根が生えてくることがあります。

モンステラの植え替え手順

リビングでモンステラを素焼き鉢に植え付ける人の手

モンステラを同じ鉢で何年も育てていると、鉢の中で根がいっぱいになり、水や養分を吸収できず成長が阻害されてしまいます。ここでは、根詰まりを防ぎ健康に育てるための植え替え手順を解説します。

植え替えのステップ 作業の概要
時期の確認 成長が活発で回復が早い5月から9月の間に行います。
道具の準備 現在より一回り大きな鉢と、新しい観葉植物用の土を用意します。
株を抜く 古い土を優しくほぐして落とし、黒く傷んだ根をハサミで整理します。
植え付ける 新しい鉢に土を敷き、適切な高さに株を配置して土を足します。
後の管理 水を鉢底から出るまでたっぷり与え、明るい日陰で休ませます。

手順1 植え替え時期を見極める

植え替えを行うのに適した時期は、剪定と同じくモンステラの成長が活発な5月から9月の間です。植え替えが必要なサインとしては、鉢の底穴から根が飛び出している場合や、水をあげても土に水が染み込まず表面に水が溜まる状態が挙げられます。また、購入してから2年以上が経過している場合も、鉢の中が根で窮屈になっている可能性が高いため、植え替えを行うべきタイミングと言えます。これらのサインを見逃さず、適切な時期に植え替えることで深刻な根腐れを防げます。

手順2 鉢と用土を準備する

植え替えに使用する新しい鉢は、現在の鉢よりも一回りだけ大きなサイズのものを選ぶことが成功の秘訣です。急に大きすぎる鉢に植え替えてしまうと、土の量が増えすぎて水やりの後に水分がなかなか乾かず、結果的に根腐れを起こす原因になるため注意が必要です。用土については、水はけが良く清潔な観葉植物用の培養土を新しく用意します。虫の発生が特に気になる場合は、有機物を含まない室内専用に配合された無機質の土を選ぶと、衛生的で安心してお部屋に飾ることができます。

手順3 株を抜いて植え替える

新しい鉢の底に鉢底ネットを敷き、その上に鉢底石を薄く並べてから、新しい土を鉢の3分の1ほどの高さまで入れます。次に、モンステラの株を元の古い鉢から優しく引き抜き、根に付いている古い土を3分の1程度手で丁寧にもみほぐしながら落とします。この時、黒く変色してブヨブヨになっている傷んだ根があれば、清潔なハサミで切り落として整理してください。その後、新しい鉢の中心に株をまっすぐ置き、周りの隙間を埋めるように新しい土を少しずつ足して、株がぐらつかないようにしっかりと固定します。

手順4 植え替え後に管理する

植え替えの作業が終わったら、鉢の底からきれいな水が流れ出てくるまで、たっぷりと水を与えて土の中の細かい汚れを洗い流します。植え替え直後のモンステラは根が大きなダメージを受けており、水分を吸い上げる力が弱まっている非常にデリケートな状態です。そのため、直射日光やエアコンの風が直接当たる場所は避け、風通しの良い明るい日陰で一週間ほど静かに休ませてください。この時期に肥料を与えると弱った根にさらに負担をかけてしまうため、新しい葉が展開して順調な成長が確認できるまでは施肥を控えます。

モンステラの増やし方

白いテーブルの上でガラス容器に水差しされたモンステラ

モンステラは生命力が非常に強いため、剪定の際に切り落とした茎などを再利用して新しく株を増やすことができます。ここでは、初心者の方でも挑戦しやすい代表的な増やし方を解説します。

増やし方の種類 特徴と難易度
挿し木 茎を土に直接挿す方法で、発根しやすく初心者に向いています。
水差し 茎を水に挿して根を出させる方法で、手軽にインテリアとしても楽しめます。
株分け 植え替えの際に株を根元から分ける方法で、すぐに大きな株を作れます。

挿し木で増やす

挿し木は、剪定した茎を土に挿して新しい株を作る一般的で成功率の高い方法です。成功させるコツは、気根が出ている節を1つ以上含めて茎を切り取ることです。切り取った茎は、葉からの水分の蒸発を防ぐために葉を半分に切るか、数枚だけ残して余分な葉を落としておきます。その後、あらかじめ湿らせておいた挿し木用の清潔な土に茎を挿し、直射日光の当たらない明るい日陰で管理します。土が完全に乾かないようにこまめに水やりを続けると、およそ1か月から2か月で新しい根がしっかりと張ります。

水差しで増やす

水差しは、土を使わずに水に挿して発根させる方法で、透明なガラスの器などを使えば涼しげなインテリアとしても楽しむことができます。節を含めて切り取った茎を、清潔な水を入れた容器に挿しておくだけという手軽さが初心者には大きな魅力です。水が腐ると切り口から雑菌が繁殖してしまうため、水は毎日新しいものに取り替えて清潔を保つことが成功の秘訣です。数週間から1か月ほど経過して十分な長さの根が生え揃ったら、観葉植物用の土を入れた鉢に植え替えることで、通常の鉢植えとして元気に育てていくことができます。

株分けで増やす

株分けは、大きく成長して複数の茎が鉢の中で密集しているモンステラを、根元から分けて別々の鉢に植え直す方法です。この作業は根を切り離すため植物に大きな負担がかかることから、5月から9月の植え替えのタイミングに合わせて行うことが推奨されます。鉢から抜いた株の根元の土を優しく払い落とし、それぞれの茎に十分な根が残るように注意しながら、ハサミや手を使って丁寧に分割します。分けた株はそれぞれ一回り小さな鉢に植え付け、植え替え時と同様にたっぷりと水を与えてから明るい日陰で管理して根の回復を待ちます。

モンステラを育てるときの注意点

青いゴム手袋をつけて黄色い鉢のモンステラを手入れする人

モンステラは比較的丈夫な植物ですが、安全に育て、美しい葉を長く維持するためにはいくつか気をつけるべきポイントがあります。ここでは、日常の管理で陥りやすいトラブルとその対策を解説します。

注意すべきポイント 具体的な対策
樹液の毒性 剪定時などは手袋を着用し、樹液に直接触れないようにします。
誤食のリスク ペットや小さな子どもの手が届きにくい安全な場所に置きます。
葉焼け 直射日光を避け、レースカーテン越しの柔らかい光に当てます。
徒長 日照不足にならないよう、窓際など適度な明るさを確保します。

樹液の毒性に気をつける

モンステラを扱う際に注意したいのが、茎や葉を切った時に断面から出る樹液の取り扱いです。サトイモ科の植物であるモンステラの樹液には、シュウ酸カルシウムという成分が含まれており、これが皮膚に触れるとかぶれや強い炎症を引き起こす恐れがあります。そのため、剪定や植え替えの作業を行うときは、ゴム手袋や軍手を着用して樹液から皮膚を守るようにしましょう。万が一皮膚に樹液が付着してしまった場合は、放置せずにすぐに流水でしっかりと洗い流すようにしてください。

ペットや子どもの誤食を防ぐ

樹液に含まれるシュウ酸カルシウムは、皮膚に触れるだけでなく、誤って口に入れてしまうと口内や喉に強い痛みや腫れを引き起こす危険な成分です。犬や猫などのペット、あるいは好奇心旺盛な小さな子どもがいるご家庭では、誤ってモンステラの葉や茎をかじってしまわないように十分な注意が必要です。対策としては、ハンギングプランターを利用して高い位置に吊るして飾ったり、ベビーゲートなどを活用して物理的に手が届かない場所に配置したりする工夫が求められます。万が一誤食が疑われる場合は、速やかに医療機関や獣医師の診察を受けることが重要です。

 

葉焼けや徒長を防ぐ

モンステラの美しい葉姿を保つためには、葉焼けと徒長という2つのトラブルに注意します。葉焼けは葉の表面が白や茶色に変色する症状で、一度傷んだ部分は元に戻らないため、症状が広がる前に置き場所を見直すことが大切です。徒長は茎が細長く間延びし、葉の切れ込みも入りにくくなるサインで、日照不足の可能性があります。いずれも季節ごとに日差しの入り方を確認しながら定位置を微調整すると防ぎやすくなります。

モンステラに多い病害虫対策

灰色の背景に伸びたモンステラの葉

室内で大切に育てていても、風通しや湿度の環境によってはモンステラに害虫が発生してしまうことがあります。ここでは、特に発生しやすい害虫の特徴とその予防、駆除方法を解説します。

害虫の種類 特徴と引き起こす被害 予防と駆除の対策
ハダニ 葉の裏につく非常に小さな虫で、葉の色を白くかすれさせます。 こまめな葉水で予防し、発生時は水で洗い流すか殺虫剤を使用します。
カイガラムシ 茎や葉の付け根につく白い虫で、樹液を吸って株を弱らせます。 風通しを良くし、発生時は古い歯ブラシなどで優しくこすり落とします。

ハダニを予防して駆除する

ハダニは気温が高く空気が極端に乾燥している環境を好むため、エアコンの風が直接当たる室内などで非常に発生しやすくなります。ハダニが発生すると、葉の汁を吸われて表面に白い斑点が無数に現れ、ひどい場合には葉全体が黄色くなって枯れ落ちてしまいます。予防するためには、日頃から霧吹きを使って葉の表と裏にたっぷりと葉水を与え、周囲の湿度を保つことが最も効果的です。もしハダニを見つけた場合は、数が少なければ濡れたティッシュなどで拭き取り、大量に発生してしまった場合は観葉植物用の殺虫剤を使用して早急に駆除を行います。

カイガラムシを予防して駆除する

カイガラムシは、風通しが悪くホコリが溜まりやすい環境で繁殖しやすい厄介な害虫です。白い綿や硬い殻のような見た目をしており、茎の節や葉の付け根などにくっついて植物の養分を吸い取り、すす病などの二次的な病気を引き起こす原因にもなります。カイガラムシの成虫は硬い殻に覆われているため市販の殺虫剤が効きにくく、駆除が少し難しいという特徴があります。見つけたら、不要になった歯ブラシや綿棒を使って植物を傷つけないように物理的にこすり落とす方法が効果的です。日頃から風通しの良い場所に置き、葉のホコリをこまめに拭き取ることで発生を未然に防ぐことができます。

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モンステラを育てて緑のある暮らしを楽しもう

窓辺で光を受けるモンステラの葉

モンステラは基本的な育て方のポイントさえ押さえれば、初心者でも十分に美しい姿を長く保つことができる魅力的な観葉植物です。適切な日当たりと季節に合わせた水やりを心がけ、必要に応じて剪定や植え替えを行って株の健康を維持しましょう。大きく育ったモンステラがお部屋にあるだけで、日々の暮らしに心休まる癒やしをもたらしてくれます。

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