コーナンTips 園芸 12月に植える花8選!花壇やベランダを彩るおすすめの植物を紹介 12月に植える花8選!花壇やベランダを彩るおすすめの植物を紹介 園芸 クリップボードにコピーしました 12月に植える花8選!花壇やベランダを彩るおすすめの植物を紹介 この記事をシェアする! クリップボードにコピーしました 寒さが厳しくなる12月は、花壇やベランダの植物選びがポイントになる季節です。この記事では、12月に植えるおすすめの花として、8つの植物をご紹介します。 また、寒さで枯れないための冬越し対策や水やり方法など、失敗を防ぐ注意点も詳しく解説しています。12月に植える花を選ぶ際のポイントを押さえて、冬のガーデニングを楽しみましょう。 目次 12月に植える花おすすめ8選ノースポール(クリサンセマム)ノースポールの育て方とポイント|種まきから育てる方法も解説クレマチスクレマチスの育て方!初心者向けの栽培方法と増やし方を解説アネモネパンジー・ビオラビオラ(パンジー)の育て方|初心者も栽培しやすいおすすめの花クリスマスローズキンセンカ(カレンデュラ)シロタエギク(白妙菊)アジサイアジサイの育て方|植え替えや冬越しなどお手入れ方法を初心者向けに解説12月に植える花の冬越し対策耐寒性を確認非耐寒性植物の冬越し対策耐寒性植物の冬越し対策12月に植える花の水やり方法12月に植える花を選んで庭やベランダを彩ろう 12月に植える花おすすめ8選 12月は徐々に寒さが厳しくなる時期ですが、冬に植えられる花は意外とたくさんあります。とくに耐寒性のある花は、クリスマスやお正月に向けて華やかに演出したい花壇やプランターにぴったりです。 12月に植えるおすすめの花や植え方のコツ、活用ポイントをご紹介します。寒さに負けない植物を植えて、冬の花壇やベランダを彩りましょう。 ノースポール(クリサンセマム) 原産地 地中海沿岸(主に北アフリカ) 形態 一年草 草丈 15~30cm 花色 白 植え付け時期(苗) 10~12月、3~4月 開花期 12月~5月 白い花びらに中心が黄色をした花を、つぎつぎと咲かせるノースポール。花壇に数株を植えると豪華に咲き誇り、冬の寄せ植えのメインとしても活躍してくれます。 耐寒温度は−10℃と強く、丈夫で育てやすいため、初心者の方におすすめです。日当たりと風通しの良い場所に植えて、花がらをこまめに摘むと花数を増やしてより長く楽しめますよ。 関連記事 ノースポールの育て方とポイント|種まきから育てる方法も解説 クレマチス 原産地 北アメリカ、ヨーロッパ、中国、日本 形態 多年草 草丈 – 花色 白、赤、ピンク、黄、青、茶、紫、複色 植え付け時期(苗) 【春咲き品種】12~2月 【夏~秋咲き品種】12~2月 【冬咲き品種】10~3月 【四季咲き品種】12~2月 開花期 【春咲き品種】3~5月 【夏~秋咲き品種】5~10月 【冬咲き品種】10~5月 【四季咲き品種】4月中旬~10月 ※品種により異なる 100品種以上のさまざまな花色から選べる点が魅力のクレマチス。つる性の多年草で、日当たりの良い場所を好みます。 主な開花時期は4〜10月ですが、10〜5月に咲く品種(冬咲き)もあります。組み合わせ次第では、1年中クレマチスを楽しむことも可能です。 クレマチスの苗は、植え付け時期の12月ごろから流通量が増えるのが一般的です。お気に入りの花色を見つけて、植えてみてはいかがでしょうか。 関連記事 クレマチスの育て方!初心者向けの栽培方法と増やし方を解説 アネモネ 原産地 ヨーロッパ南部~地中海東部沿岸地域 形態 多年草、球根 草丈 15~50cm 花色 白,赤,ピンク,青,紫,複色 植え付け時期(苗) 10~12月 開花期 2~5月 かわいらしい花と繊細な葉が特徴のアネモネ。淡いピンクや濃いブルー、八重咲きなど、魅力的な花色から選べます。 アネモネは球根を植えてから春に花が咲きます。芽が出て花が咲き終わるまで、日当たりと風通しの良い場所で育ててください。 アネモネの球根は、10月ごろからチューリップなどの秋植え球根と一緒に店頭に並びはじめます。ぜひ、店頭でお気に入りの花色を見つけてみてくださいね。 パンジー・ビオラ 原産地 ヨーロッパ 形態 一年草 草丈 10〜30cm 花色 白・赤・ピンク・オレンジ・黄・青・紫・茶・黒・複色 植え付け時期(苗) 10月下旬〜12月中旬 開花期 10月下旬〜5月中旬 パンジーやビオラは、冷涼な気候に適した花で、冬の間も寒さに負けず咲き続けます。おしゃれなグラデーションカラーからシックなブラックまで、種類がとても豊富で、冬の花壇やプランターには欠かせません。 耐寒温度が−10℃と強いパンジーやビオラは、寒い地域でも、雪の中で越冬した株が春にふただび勢いを取り戻してくれます。日当たりと風通しの良い場所に置き、こまめに花がらを摘むことで、長く花を楽しめますよ。 関連記事 ビオラ(パンジー)の育て方|初心者も栽培しやすいおすすめの花 クリスマスローズ 原産地 なし(園芸種) 形態 多年草 草丈 10〜50cm 花色 白・ピンク・黄・緑・紫・茶・黒・複色 植え付け時期(苗) 10〜3月下旬 開花期 1〜3月 −15℃前後まで耐えるクリスマスローズは、寒さの厳しい寒冷地の花壇でも元気に育つ多年草です。下向きに咲く花姿が美しく、花色のバリエーションが豊富にあります。 日当たりを好みますが、夏の直射日光は葉焼けの原因となるため、地植えの場合は落葉樹の足元などが向いています。鉢植えの場合、10〜4月は日当たりの良い場所に置き、5〜9月は明るい半日陰に移動させてください。 キンセンカ(カレンデュラ) 原産地 地中海沿岸地域 形態 一年草、多年草 草丈 10~60cm 花色 黄,オレンジ,複色 植え付け時期(苗) 9月下旬~4月 開花期 12~5月 鮮やかな黄色〜オレンジの花が魅力のキンセンカ(カレンデュラ)。とても丈夫で育てやすいため、初心者の方におすすめの花です。 あたたかみを感じる花色は、寒い冬の花壇や寄せ植えのアクセントにぴったりですよ。日当たりと風通しの良い場所に置き、咲き終わった花を切り取ることで長く花を楽しめます。 シロタエギク(白妙菊) 原産地 地中海沿岸 形態 多年草 草丈 10~60cm 花色 黄色 植え付け時期(苗) 通年 開花期 通年 銀色の葉が特徴のシロタエギクは、花壇や寄せ植えに添えるカラーリーフとして活躍します。6〜9月には黄色の花を付けますが、葉を観賞するイメージで植え付けをおこないます。 葉を楽しむシロタエギクですが、日陰に植えると発色が悪くなり、茎が間延びして株が乱れてしまいます。日当たりと風通しの良い場所で育てて、美しい葉色を楽しみましょう。 シロタエギクは、キンセンカ(カレンデュラ)などの明るい花を引き立たせる植え方がおすすめです。また、ノースポールなどの白花を合わせてホワイトガーデンを演出してもいいでしょう。 アジサイ 原産地 日本 形態 落葉低木 草丈 2m 花色 青,紫,ピンク 植え付け時期(苗) 12~3月 開花期 6~9月上旬 梅雨の時期に美しい花を咲かせるアジサイの植え付けは、休眠期の12〜3月が適期です。日陰に比較的強いアジサイですが、花付きを良くするためには明るい半日陰に植えてください。 寒さに強いアジサイは花壇に植えっぱなしで育てられます。ただし、落葉期には葉が落ちるため、鉢植えにして見頃になったら玄関先などに移動してもいいでしょう。 アジサイは花の色や咲き方が豊富にある点が魅力的です。お気に入りのアジサイを植えてみてはいかがでしょうか。 関連記事 アジサイの育て方|植え替えや冬越しなどお手入れ方法を初心者向けに解説 12月に植える花の冬越し対策 12月に植える花を元気に育てるためには、適切な冬越し対策が必要です。寒さに強い花でも、地域や天候によっては元気がなくなったり、枯れてしまったりするおそれがあります。 ここでは、耐寒性の確認方法と、非耐寒性および耐寒性植物の冬越し対策について詳しく解説します。花壇とプランターそれぞれの冬越し対策を知って、元気な花に育てましょう。 耐寒性を確認 12月に植える花を選ぶときは、耐寒性を確認しましょう。12月にも店頭にはさまざまな植物が並びますが、屋外で育てる場合は、寒さに強い植物を選ばなければうまく育てられません。 耐寒性がある花は、霜や低温に強く、屋外でも元気に育つため、冬の花壇やプランターに最適です。花屋やホームセンターなどで購入する際は、ラベルに「耐寒性あり」「地植えできる」など、屋外で育てられることが記載されているかをチェックしましょう。 また、お住まいの地域によって冬越しできる植物は異なります。過去の最低気温を確認しておくと、冬に植える花を選ぶ際の目安になりますよ。 非耐寒性植物の冬越し対策 最低温度が約10℃以上を必要とする植物を「非耐寒性植物」と呼びます。 非耐寒性植物は、冬の寒さに弱く適切な保護が必要。もっとも確実な方法は、霜が降りる前に室内に取り込むことです。 室内に取り込む場合でも、廊下や玄関などは気温が低くなるため注意してください。朝〜昼ごろに、あたたかい日差しが当たる窓際などがおすすめです。 耐寒性植物の冬越し対策 最低温度が0℃以下に耐える植物を「耐寒性植物」と呼びます。 耐寒性植物でも、最低気温が0℃より低い地域では注意が必要です。とくに冷え込みが厳しい1〜2月は、植物に不織布や防寒ネット、ビニールなどをかぶせて、霜や寒風から守る対策をおこないましょう。 また、花壇の土が凍結するのを防ぐためにマルチングをおこない、根元を保温することも有効です。バークチップやクルミチップ、バークたい肥などを敷くと、見た目もおしゃれな花壇を演出できますよ。 プランターに植えている場合、日当たりを確保できる軒下や壁際に置く方法もおすすめです。土の凍結を防ぐために、二重鉢を使用する、不織布をかぶせる、ビニールハウスに入れるなど、状況に合わせて対策してください。 ▶鉢・プランターの関連商品を見てみる ▶植物の冬越し対策の関連商品を見てみる 12月に植える花の水やり方法 12月に植える花は、水やりにもコツがあります。冬は水やりを控えて育てることが基本ですが、植えたばかりの花は根が十分に伸びていないため、水切れに注意しましょう。 12月に植える花の水やりは、以下を参考にしてください。 植えたあとはたっぷりと水やりをおこなう 2回目以降は土がしっかりと乾いてから水を与える 水やりは晴れた日の午前中におこなう 花壇に植える場合、根が付いたあとの水やりは基本的に必要ありません。ただし、土が乾いて葉がしんなりとしていたら、あたたかい日中に水やりをしてください。 12月に植える花を選んで庭やベランダを彩ろう 冬の時期は花が少なくなりがちですが、耐寒性のある花を選ぶことで、庭の花壇やベランダに彩りを添えられます。12月に植える花は、寒い冬でも力強く育つ美しさを感じさせてくれますよ。 植えてすぐに楽しみたい方は、ノースポール、パンジー・ビオラ、キンセンカ、シロタエギク、クリスマスローズ(開花株)などを花壇やプランターに植えるといいでしょう。 春を感じさせてくれる花を植えておきたい方には、アネモネがおすすめです。ゆっくりと育てたいのであれば、休眠期の冬に植えるアジサイ、クレマチスにもぜひ挑戦してみてくださいね。 12月に植えるおすすめの花を植えて、四季を感じるガーデニングを楽しんでみてはいかがでしょうか。 ガーデン特集を見てみる
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