コーナンTips 園芸 花壇をおしゃれに作るには?作り方の手順と夏花壇・冬花壇におすすめの植物 花壇をおしゃれに作るには?作り方の手順と夏花壇・冬花壇におすすめの植物 園芸 クリップボードにコピーしました 花壇をおしゃれに作るには?作り方の手順と夏花壇・冬花壇におすすめの植物 この記事をシェアする! クリップボードにコピーしました 色とりどりの植物がきれいに植えられているおしゃれな花壇は、ポイントを押さえれば簡単に作れます。計画を立てたり、手入れしやすい植物を選んだりすることが大切です。 元気な植物を育てて見栄えをよくするための、入念な土作りも欠かせません。花だけではなく、カラーリーフを取り入れるのもおすすめ。1年中花壇を楽しみたい方は開花時期が長い花を選んだり、夏だけでなく冬も咲く花を選んだりしてみてください。また、ガーデニング雑貨を配置すれば花壇の雰囲気づくりが簡単にできます。 目次 花壇をおしゃれに作るためのポイント長く咲く花を選ぶリーフプランツを取り入れるおしゃれなガーデニング雑貨を置くおしゃれな花壇の作り方1.花壇のサイズから必要な花苗の数を計画する2. 植物のレイアウトを決める3.土作りをする4.植物を植え付ける5.日頃のケアをおこなう夏花壇(春〜秋)おすすめの植物1.マリーゴールドマリーゴールドの寄せ植えで気をつけたいポイント|組み合わせ方や育てるポイント2.ペチュニアペチュニアの育て方|知っておきたい基本情報と注意点3.ジニアジニアの育て方|初心者でも失敗しない種まき・苗から育てるコツ4.ヒポエステス5.アベリアベゴニアベゴニアの育て方|初心者向けに切り戻しや冬越しのコツを解説クレマチスクレマチスの育て方!初心者向けの栽培方法とふやし方を解説冬花壇(秋〜冬)おすすめの植物1.パンジーパンジーが咲く季節は冬?開花の時期と上手な育て方を詳しく解説2.アリッサム3.クリスマスローズ4.オレアリア5.葉牡丹葉牡丹の育て方|初心者でも失敗しない苗から育てる方法を詳しく解説ガーデンシクラメンノースポールノースポールの育て方とポイント|種まきから育てる方法も解説おしゃれな花壇作りには事前の計画と植物選びが大切 花壇をおしゃれに作るためのポイント 花壇をおしゃれに作るためには、全体的な彩りや雰囲気を考えることが大切です。 1年中おしゃれな花壇を楽しみたいのであれば、長く咲き続ける花を選んだり、葉が主役の植物を取り入れたりするのがおすすめ。お手入れの手間が少ない植物を選べば、より簡単におしゃれな花壇を楽しめます。 また、ガーデニング雑貨を取り入れれば、植物がより引き立つでしょう。 長く咲く花を選ぶ できるだけ長く咲く花を選びましょう。花のなかには、季節限定で咲く品種だけではなく、1年中咲く品種もあります。 長く咲く花を選ぶことで、植え替えの手間が減るため、ガーデニング初心者の方でもボリュームのあるおしゃれな花壇を簡単に作れます。 リーフプランツを取り入れる おしゃれ花壇には花だけではなく、葉の役割も重要です。ユニークで魅力的な葉を付けるリーフプランツを取り入れれば、花壇がより豊かになるでしょう。 なかでも、色とりどりで美しい葉を楽しむリーフプランツを、カラーリーフまたはカラーリーフプランツといいます。カラーリーフは緑・黄・赤・青・茶・紫など、品種によってさまざまな色の葉を付けるのが特徴です。 班と呼ばれる模様入りの葉を付ける品種もあり、観賞用の植物として屋内外で親しまれています。花に劣らない華やかな見た目でありながら、簡単に育てられる点も魅力。基本的に丈夫なため、花と一緒にカラーリーフを植えることでメンテナンスの手間が省けます。 また、日陰でも育ちやすい特性を生かし、花が咲きにくい部分を埋めて花を引き立てる役割としても活用可能です。 おしゃれなガーデニング雑貨を置く おしゃれで雰囲気の良い花壇作りをサポートするグッズとして、ガーデニング雑貨を活用する方法もおすすめです。ウサギや犬などの動物を模した置物やキャラクターの置物、季節に応じた電飾など、さまざまなガーデニング雑貨が販売されているため、好みのコンセプトに合わせて配置できます。 ガーデニング雑貨を選ぶときは、植物の引き立て方を考えてみてください。植物を主役にする場合は、派手すぎる雑貨は避けてモノトーン系や茶・緑の植物になじみやすい配色を選ぶといいでしょう。 置く場所は、植物になじませたり、つる植物と合わせて壁面に配置したり、花壇の出入り口付近に置いてアクセントにしたりと、与えたい印象によってさまざま。再現したい花壇を参考にするのもおすすめです。 おしゃれな花壇の作り方 おしゃれな花壇には元気な植物が欠かせません。花や葉の数は、土の質に大きく左右されるため、丁寧な土作りをおこなうことがポイントです。 また、花壇のサイズから適切な苗の数を決めたり、おしゃれに見えるレイアウトを考えたりと、事前の計画も重要。理想の花壇を思い浮かべながら、おしゃれな花壇作りの計画を練ってみてください。 1.花壇のサイズから必要な花苗の数を計画する 花壇作りは事前の計画が大切です。実際に花壇の場所とサイズを決めたら、花壇のサイズから必要な苗の数を考えましょう。 植物のサイズは「株幅」と「草丈」で表されます。株幅は成長後の横幅、草丈は成長後の高さのことです。基本的に、購入した苗のラベルに記載されています。そのほか、花壇植えの際に必要な間隔などの情報が記載されている場合もあるため、苗の購入時にはラベルをよくチェックしてみてください。 2. 植物のレイアウトを決める 花壇のレイアウトは、開花時期・株幅・草丈を含めて考えるのがおすすめです。事前に花壇の枠を描いて、簡単に植物のレイアウトを書き込んでいきます。すでに花壇の中や周囲にある植物は、あらかじめ記載しておいてください。 ベースが整ったら、主役にしたい植物と配置を決めます。隙間を埋めるように配置するのではなく、理想の花壇を思い描きながらレイアウトを決めるのが、おしゃれな花壇作りのコツです。 3.土作りをする たくさんの花を咲かせて、おしゃれな花壇に仕上げるには土が重要です。苗を植え付ける1カ月前を目安に、花壇の土作りを始めましょう。ほかの植物が少なくなる2月ごろにおこなうと、有機物が適度に分解され、3月ごろにはほどよく栄養を含んだ土が完成します。 初心者の方には、市販の培養土を用いる方法もおすすめです。冬の土作りを待たずに始められます。花壇の土に培養土を足し、よく耕して土作りをしてみてください。 水はけと水もちが良く、柔らかい土に仕上げるためには腐葉土や堆肥が有効です。 また、土の上からバークチップなどをかけておくと、乾燥対策や寒さ対策になるほか、おしゃれな見た目に仕上がります。 4.植物を植え付ける 生長後の株幅を想定し、一定の間隔を空けて植えるのが、健康で元気な植物を育てるコツです。適切な間隔がないと詰まったような見た目になるほか、風通しの悪い状態となり、病害虫が発生しやすくなります。 また、花壇がおしゃれに見える植え方の基本として、草丈が低い植物を前、高い植物をうしろに植える手法があります。うしろにいくほど植物の背丈を高くすることで、バランスが良くなり景観が映えるでしょう。 苗は一つずつ植えるのではなく、ポットのまま仮置きして位置の最終確認をおこなうことが大切。苗同士の隙間は、成長するごとに狭くなっていくので、先を見越した配置にするのが大切です。 5.日頃のケアをおこなう 日頃のケアも、きれいな花壇を保つために重要なポイントです。水やりの頻度はプランターよりも少なく、花壇の場合は数日に1回で十分。雨が降らない日が続く、茎や葉のハリが少ないなどの状態が水やりのタイミングです。 植物の上からかけるのではなく、地面に近い株元に水を注ぐと蒸れを防げます。また、土の跳ね返りで病気を発症する場合もあるため、ジョウロやホースのノズルを工夫して静かに水やりをすることもポイントです。水やりの際は花壇の草花をよく観察し、元気に咲いているかを確認してみてください。 長期間留守にする際や、あげ忘れ防止のために、自動で水やりをしてくれるタイマーも販売されているので、使用してみるのもおすすめです。 夏花壇(春〜秋)おすすめの植物 おしゃれな花壇作りにおすすめの、春から秋にかけて開花時期を迎える植物をご紹介します。なかには、春先から晩秋まで長く花を咲かせる品種もあります。夏の暑さや日光に強い植物を植えたい方は、ぜひ参考にしてください。 1.マリーゴールド 鮮やかな色の花を咲かせるマリーゴールド。害虫を寄せ付けない役割ももつため、病害虫に困っている方におすすめです。筒状の花びらを密集させて咲き、日光を好むため強い日差しにも耐えられます。 花色は赤・オレンジ・黄。開花時期は6〜10月です。 関連記事 マリーゴールドの寄せ植えで気をつけたいポイント|組み合わせ方や育てるポイント 2.ペチュニア 開花時期が長く、育てやすい植物を探している方にはペチュニアがおすすめです。草丈が低く、花びらがつながった大きな花を咲かせます。ボリュームはありますが、主張しすぎない花が魅力。夏の日差しや乾燥に強い特性をもちます。 花色は赤・白・ピンク・青・紫・黄。開花時期は4〜11月です。 関連記事 ペチュニアの育て方|知っておきたい基本情報と注意点 3.ジニア ジニアは、開花時期が長いことから、百日草とも呼ばれている植物です。小ぶりな姿のまま成長し、たくさんの花を咲かせるため、ガーデニング用としても人気。暑さに強く、初心者にも育てやすいといわれています。 花色は白・赤・ピンク・オレンジ・黄・緑・複色。開花時期は5〜11月上旬です。 関連記事 ジニアの育て方|初心者でも失敗しない種まき・苗から育てるコツ 4.ヒポエステス ヒポエステスは暑さに強いカラーリーフです。赤や白の斑点が入った楕円形の葉を付けるのが特徴。ガーデニングでは縁取りやアクセントに用いられています。 直射日光に強い品種ですが、日陰になるシェードガーデンでも育ちます。 5.アベリア マンションや公園の花壇によく用いられているアベリア。小ぶりで美しい花を咲かせます。なかには、花と一緒に鮮やかな葉を楽しめる品種もあります。 暑さと寒さの両方に強い点も魅力。好みに合わせてカットできます。花色は白・ピンクです。 ベゴニア 多種多様な品種があるベゴニアのなかでも、花壇づくりにおすすめなのがベゴニア・センパフローレンスです。四季咲きベゴニアという和名をもつ、開花時期が長い品種です。鮮やかな花を咲かせるため、草と花のメリハリを楽しめます。 そのほか、球根ベゴニア・木立ち性ベゴニア・根茎性ベゴニアなど、特性がまったく異なる品種もあります。花色は白・赤・ピンク・白とピンク・白と赤。開花時期は4〜11月です。 関連記事 ベゴニアの育て方|初心者向けに切り戻しや冬越しのコツを解説 クレマチス クレマチスは、中心に存在感のある花びらを付ける人気の植物です。品種によって開花時期や花色、見た目が異なります。系統も多くの種類があり、フロリダ系・早咲き大輪系・テキセンシス系・ヴィオルナ系・インテグリフォリア系などが代表的です。 日差しを好むつる植物の品種が多く、巻きつけたり絡ませたりしてレイアウトを楽しめます。 関連記事 クレマチスの育て方!初心者向けの栽培方法とふやし方を解説 冬花壇(秋〜冬)おすすめの植物 冬の花壇には、寒さに強い品種を選ぶことが重要。カラーリーフだけではなく、冬の間に開花時期を迎える花もあります。さまざまな花色の植物を選んで、冬もおしゃれな花壇を楽しみましょう。 1.パンジー 冬の花壇を彩る花として代表的なのがパンジーです。色の種類が豊富で、組み合わせ次第でさまざまな雰囲気の花壇を作れます。気温が低い時期は成長が遅いため、株間を詰めて隙間を埋めるのもおすすめです。 花色は白・赤・ピンク・オレンジ・黄・青・紫・茶・黒・複色。開花時期は11月下旬〜5月中旬です。 関連記事 パンジーが咲く季節は冬?開花の時期と上手な育て方を詳しく解説 2.アリッサム 地面を覆うように成長するアリッサムは、簡単にボリュームを出せる点が魅力です。一株で適度なボリュームが出るため、隙間が気になる方におすすめ。 なかでも、スーパーアリッサムという品種は冬の寒さに強く、冬の間も花を咲かせ続けます。花色は白・ピンク・黄・紫・茶です。 3.クリスマスローズ 存在感のある葉を付けるクリスマスローズ。青々とした緑が、一年を通して花壇を彩ってくれます。 毎年少しずつ株が大きくなる多年草で、寒さに強い特性があります。また、うつむくように花を咲かせる様子も特徴的です。 花色は白・ピンク・黄・緑・紫・茶・黒・複色。開花時期は1〜3月です。 4.オレアリア 細かな葉を付けるオレアリア。シルバーリーフという白や銀色の葉を付けるカラーリーフで、花壇のアクセントにおすすめです。ほかの植物と組み合わせると、それぞれの魅力を引き立ててくれるでしょう。乾燥や寒さに強い点も特徴です。 5.葉牡丹 寒さに強く、屋外でも冬を越せるのが葉牡丹の魅力。漢字では葉牡丹と書きます。正月飾りでも見かける機会が多く、縁起の良い植物として親しまれています。 葉の中心だけが色づくため花が咲いているようにも見えますが、観賞用のカラーリーフです。 関連記事 葉牡丹の育て方|初心者でも失敗しない苗から育てる方法を詳しく解説 ガーデンシクラメン 寒さに強く庭植えできるように品種改良されたのがガーデンシクラメンです。鮮やかな花が咲くため、葉とのコントラストを楽しめるのが特徴。葉はカラーリーフのように斑点の模様が付いています。 花色は白・赤・ピンク・黄・紫・複色。開花時期は10〜3月です。 ノースポール 中心が黄色で、白い花びらを付けるノースポール。株は丸く育ち、全体に花を咲かせます。関東地方から西の地域では越冬して、冬から初夏まで花を楽しめるのが特徴です。 花色は白のみ。開花時期は12〜5月です。 関連記事 ノースポールの育て方とポイント|種まきから育てる方法も解説 おしゃれな花壇作りには事前の計画と植物選びが大切 おしゃれな花壇を作るためには、植物のバランスや全体的な雰囲気、生育状態を確認することが大切です。作りたい花壇のイメージが決まったら、計画を練ってから植え付けを始めましょう。 あらかじめ植物や小物の位置を紙に書き出しておくと、花壇作りをスムーズに進められます。また、たくさんの花や葉を楽しめるよう、季節に合わせて強く育てやすい品種を取り入れてみてください。 ガーデニング用品の特集を見てみる
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