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春の寄せ植えにおすすめの花・リーフプランツ15選|おしゃれに作るポイントは?

春の寄せ植えにおすすめの花・リーフプランツ15選|おしゃれに作るポイントは?

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やわらかな春の日差しを感じたら、季節の花々を寄せ植えにして楽しんでみませんか。

本記事では、春の寄せ植えにおすすめの花やリーフプランツをご紹介します。おしゃれに仕上げるための組み合わせやテクニックを知って、春の寄せ植え作りに挑戦してみましょう。

春の寄せ植えの時期はいつ頃?

春の寄せ植えの時期はいつ頃?
春の寄せ植えに適した時期は、気温が上がり多くの園芸植物が開花時期を迎える3月〜5月頃です。そのため用意する植物は、3月〜5月頃に開花するものを選びましょう。

ただし、店頭に並ぶ苗はハウス栽培されているケースが多く、通常の開花時期よりも早く咲いています。開花時期よりも前に購入すると、植物が寒さで弱ってしまうおそれがあります。

そのため、寄せ植えの時期になってから植物を購入し、気温が上がったタイミングで寄せ植え作りを始めましょう。

春の寄せ植えに使う植物の選び方

春の寄せ植えに使う植物の選び方
春の寄せ植えに使う植物を選ぶときに確認したいポイントは以下のとおりです。

  • 春らしいカラー
  • 開花する時期
  • 生育環境の好み

それぞれ詳しく解説します。

春らしいカラー

おしゃれできれいな寄せ植えにするために、春らしい鮮やかな色合いを意識しましょう。

赤色や黄色、ピンク色などの花々がバランス良く並ぶように選ぶのがおすすめです。

開花する時期

先述したとおり、春の寄せ植えには開花期が3月〜5月頃の植物を選びます。

春の花として代表的なチューリップは、色鮮やかで春らしい雰囲気を表現するのに一役買います。しかし、チューリップは開花期間が1週間程度と、あまり長くありません。開花期間が短い植物ばかりを選ぶと、繰り返し植え替えが必要になるため注意しましょう。

多年草の植物と混ぜて寄せ植えを作ることで、春から夏(晩秋)と秋から春の2回の植え替えだけで、一年中花が咲き続ける寄せ植えを楽しめます。

生育環境の好み

寄せ植えを作るときは、同じ生育環境とお手入れで育つ植物を組み合わせましょう。

気温の適正や水を与える頻度などが近い植物を一緒に植えると、手間がかかりにくくなります。

春の寄せ植えにおすすめの花10選

春の寄せ植えにおすすめの花10選
春の寄せ植えにおすすめの花をご紹介します。寄せ植えは、春がもっとも挑戦しやすく、初心者の方にもおすすめです。

植物の基本情報や特徴、魅力について解説していくので、寄せ植え作りの参考にしてみてください。

1.マーガレット

1.マーガレット

科名 キク科
属名 モクシュンギク属
和名 木春菊(モクシュンギク)
英名 Marguerite
学名 Argyranthemum frutescens
別名 木春菊(モクシュンギク)
原産地 カナリア諸島(アフリカ大陸西岸部の群島)
分類 多年草
販売時期 11月~4月
開花時期 11月~5月
耐暑性 弱い
耐寒性 弱い
水やりの頻度 土の表面が乾いたときにたっぷり与える

白色のマーガレットの魅力は、どのような花とも色合いの相性が良い点です。早咲きと遅咲きの品種があり、うまく組み合わせることで長期間にわたり開花を楽しめますよ。

花の色は、白色のほかにも赤色・ピンク色・黄色・紫色などがあります。
やや乾燥気味の環境を好むので、一緒に植える植物も近い環境を好むものを選びましょう。

2.チューリップ

2.チューリップ

科名 ユリ科
属名 チューリップ属
和名 鬱金香(ウッコンコウ)
英名 Tulip
学名 Tulipa l.
原産地 中央アジア、地中海沿岸など
分類 多年草
販売時期 球根:10月〜11月
開花時期 3月〜5月
耐暑性 なし
耐寒性 強い
水やりの頻度 土が乾燥しないように定期的に行う

チューリップは、カラーバリエーションが豊富な点が魅力。ユリ咲きや一重咲き、八重咲きなど咲き方もさまざまです。

花の色は、赤色・黄色・白色・紫色・ピンク色、オレンジ色・緑色などがあります。

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3.アネモネ

3.アネモネ

科名 キンポウゲ科
属名 イチリンソウ属
和名 牡丹一華(ボタンイチゲ)、花一華(ハナイチゲ)
英名 Anemone
学名 Anemone coronaria
別名 紅花翁草(ベニバナオキナグサ)
原産地 地中海沿岸地域、ヨーロッパ南部
分類 多年草
販売時期 11月下旬〜2月
開花時期 2月〜5月
耐暑性 弱い
耐寒性 強い
水やりの頻度 土の表面が乾いたときにたっぷり与える

アネモネは、初心者の方でも気軽に挑戦しやすい植物です。球根から育てるのもおすすめです。多年草のため、毎年鮮やかな花を咲かせてくれます。

花の色は、赤色・白色・青色・紫色・ピンク色などがあります。

4.ルピナス

4.ルピナス

科名 マメ科
属名 ルピナス属
和名 ハウチワマメ属
英名 Lupin
学名 Lupinus
別名 昇藤(ノボリフジ)
原産地 北アメリカ、地中海沿岸
分類 多年草
販売時期 2月下旬~3月
開花時期 3月〜6月
耐暑性 弱い
耐寒性 強い
水やりの頻度 土の表面が乾いたときにたっぷり与える

ルピナスの魅力は、縦に連なって色鮮やかな花を咲かせてくれる点です。立体的な寄せ植えを作りたいときに適しています。

ただし、根が太く長く伸びる直根性のため、移植には向きません。花の色は、赤色・青色・黄色・白色・紫色・ピンク色・オレンジ色などがあります。

5.デージー

5.デージー

科名 キク科
属名 ヒナギク属
和名 雛菊(ヒナギク)
英名 Daisy
学名 Bellis perennis
別名 雛菊(ヒナギク)、長命菊(チョウメイギク)、延命菊(エンメイギク)
原産地 ヨーロッパ、地中海沿岸
分類 多年草(日本では夏の暑さで枯れるため、一年草扱い)
販売時期 10月~3月
開花時期 12月〜5月
耐暑性 弱い
耐寒性 普通
水やりの頻度 土の表面が乾いたときにたっぷり与える

デージーは、開花時期が長いことが特徴です。耐寒性が高く、気温が低い冬の時期から花を楽しめます。

一方、暑さには弱く、日本の気候では夏を越せません。そのため、本来は多年草ですが、日本では一年草として扱われています。

花の色は、赤色・ピンク色・白色などがあります。

6.スイートアリッサム

6.スイートアリッサム

科名 アブラナ科
属名 ニワナズナ属
和名 庭薺(ニワナズナ)
英名 Sweet alyssum
学名 Lobularia maritima
別名 庭薺(ニワナズナ)
原産地 地中海沿岸〜西アジア
分類 多年草(日本では一年草扱い)
販売時期 11月下旬~3月
開花時期 3月~6月、10月~12月
耐暑性 弱い
耐寒性 弱い
水やりの頻度 土の表面が乾いたときにたっぷり与える

スイートアリッサムはどのような植物とも相性が良いため、寄せ植えに適しています。カーペットのように広がって、小さな花を咲かせるのが特徴です。

花の色は、黄色・白色・ピンク色・オレンジ色などがあります。

7.パンジー

7.パンジー

科名 スミレ科
属名 スミレ属
和名 三色菫(サンシキスミレ)
英名 Pansy
学名 Viola x wittrockiana
別名
原産地 ヨーロッパ
分類 一年草
販売時期 10月~3月上旬
開花時期 10月〜5月
耐暑性 弱い
耐寒性 強い
水やりの頻度 やや控えめ
土がしっかり乾いてからたっぷり与える

パンジーは、かわいらしい見た目と、鮮やかで豊富な花色が魅力です。また、開花期間が長く、日当たりの良い場所で育てれば、ある程度放っておいても問題なく育ってくれます。

花の色は、赤色・黄色・青色・白色・紫色・ピンク色・オレンジ色などがあります。

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8.ネメシア

8.ネメシア

科名 ゴマノハグサ科
属名 ネメシア属
和名 海蘭擬(ウンランモドキ)
英名 Nemesia
学名 Nemesia strumosa
別名 海蘭擬(ウンランモドキ)
原産地 南アフリカ
分類 一年草、多年草(宿根草)
販売時期 2月下旬~3月下旬、10月上旬~11月下旬
開花時期 4~6月、10~11月
耐暑性 弱い
耐寒性 普通
水やりの頻度 土の表面が乾いたときにたっぷり与える

ネメシアには一年草と宿根草のタイプがあります。

宿根草のネメシアは夏越しが可能なため、2〜3年は開花時期に花を咲かせてくれるでしょう。3℃程度の気温であれば、真夏以外は繰り返し開花します。

花の色は、ピンク色・赤色・オレンジ色・黄色・紫色・白色などがあります。

9.ペチュニア

9.ペチュニア

科名 ナス科
属名 ペチュニア属
和名 衝羽根朝顔(ツクバネアサガオ)
英名 Petunia
学名 Petunia x hybrida
別名 衝羽根朝顔(ツクバネアサガオ)
原産地 南アメリカ
分類 多年草(日本では一年草扱い)
販売時期 3月~5月
開花時期 3月〜11月
耐暑性 普通
耐寒性 やや弱い
水やりの頻度 土の表面が乾いたときにたっぷり与える

ペチュニアの魅力は、一鉢でもたくさんの花を咲かせてくれる点です。春の寄せ植えでとくに人気があります。

ただし、次々と花を咲かせていく過程で養分が必要となるため、肥料切れには注意しましょう。

花の色は、赤色・青色・白色・紫色・ピンク色・オレンジ色などがあります。

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ペチュニアの育て方|知っておきたい基本情報と注意点

春の寄せ植えにおすすめのリーフプランツ5選

春の寄せ植えにおすすめのリーフプランツ5選
花ではなく葉っぱの色や状態をメインに鑑賞する植物を「リーフプランツ」や「カラーリーフ」と呼びます。同じ色味でまとめた寄せ植えに、同系色のリーフプランツを添えることで、葉っぱが花を引き立てる役割を果たしてくれますよ。

リーフには、黄色・ピンク色・シルバー色といったさまざまな色味があるため、花と同じカラーを取り入れるのがおすすめです。斑入りのリーフなども取り入れると、よりおしゃれで美しい仕上がりになるでしょう。

1.アイビー

1.アイビー

科名 ウコギ科
属名 キヅタ属
和名 西洋木蔦(セイヨウキヅタ)
英名 English ivy
学名 Hedera
別名 西洋木蔦(セイヨウキヅタ)、へデラ
原産地 ヨーロッパ、北アフリカ、西アジア
分類 常緑つる性木本
販売時期 12月~5月
開花時期 10月
耐暑性 強い
耐寒性 強い
水やりの頻度 土の表面が乾いたときにたっぷり与える

アイビーは、幅広い環境に適応しやすく丈夫な植物です。耐陰性があり、室内・屋外を問わず、日光が当たらない場所でも育ちます。

年間を通してきれいな葉っぱをつけてくれるため、観葉植物としてもおすすめ。花の色は、黄緑色です。

2.ワイヤープランツ

2.ワイヤープランツ

科名 タデ科
属名 二ューレンベッキア属
和名 ワイヤープランツ
英名 Maidenhair Vine
学名 Muehlenbeckia
別名 ミューレンベッキア
原産地 ニュージーランド
分類 多年草(常緑)
販売時期
開花時期 7月〜8月
耐暑性 強い
耐寒性 やや弱い
水やりの頻度 土の表面が乾いたときにたっぷり与える

ワイヤープランツの魅力は、半日陰でも育つ点です。細い茎が針金に似ていることから「ワイヤープランツ」と呼ばれています。

ハンギングバスケットやグラウンドカバー、コンテナなどに利用してもいいでしょう。花の色は、白色です。

3.セダム

3.セダム

科名 ベンケイソウ科
属名 マンネングサ属
和名 弁慶草(ベンケイソウ)
英名 Stonecrop、Live-forever、Orpine
学名 Sedum
別名 万年草(マンネングサ)、弁慶草(ベンケイソウ)
原産地 全世界
分類 一年草、二年草、多年草(種類により異なる)
販売時期
開花時期 2月~11月(種類により異なる)
耐暑性 強い~やや弱い(種類により異なる
耐寒性 強い~やや弱い(種類により異なる)
水やりの頻度 やや控えめ
土が乾いたときにたっぷり与える

セダムは、耐寒性や耐暑性に比較的強い点が特徴です。多肉植物のため、長い期間水を与えなくても丈夫に育ちます。

セダムには500以上の種類があります。花型・豆つぶ型・葉っぱ型などさまざまな形があるため、寄せ植えに活用しやすい植物です。

赤色・オレンジ色・ピンク色・白色・黄色などの花を咲かせます。

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4.シロタエギク

4.シロタエギク

科名 キク科
属名 セネシオ属
和名 白妙菊(シロタエギク)
英名 Dusty miller
学名 Senecio cineraria
別名 ダスティーミラー
原産地 地中海沿岸
分類 多年草(宿根草)
販売時期
開花時期 5月~7月
耐暑性 普通
耐寒性 強い
水やりの頻度 やや控えめ
土が乾いたときにたっぷり与える

シロタエギクは、白い毛が生えたシルバーリーフが特徴的な植物です。常緑性のため、一年を通して美しい葉を楽しめます。

主張しすぎない見た目で、ほかの草花とも相性が良く、寄せ植えでよく利用されています。

また、寒さに強いため、ビオラやパンジーの寄せ植えのときに取り入れるのがおすすめです。花の色は、黄色です。

5.ハツユキカズラ

5.ハツユキカズラ

科名 キョウチクトウ科
属名 テイカカズラ属
和名 初雪葛(ハツユキカズラ)
英名 Asiatic Jasmine Variegated、 Hatsuyuki Kazura
学名 Trachelospermum asiaticum ‘Hatuyukikazura’
別名 斑入定家葛(フイリテイカカズラ)
原産地 日本、朝鮮半島
分類 樹木
販売時期
開花時期 5月中旬~6月中旬
耐暑性 強い
耐寒性 普通
水やりの頻度 土の表面が乾いたときにたっぷり与える

ハツユキカズラの魅力は、コンパクトにまとまり扱いやすい点です。秋から冬にかけて紅葉し、美しい色合いを見せてくれます。

ハツユキカズラは日陰でも育ちますが、長く続くと斑がきれいに出ないため、夏以外は日なたで育てるのがおすすめです。花の色は、白色です。

センスの良いおしゃれな春の寄せ植えを作るポイント

センスの良いおしゃれな春の寄せ植えを作るポイント
センスの良い寄せ植えを作るために押さえておきたいポイントは、以下のとおりです。

  • カラーは4色までに統一する
  • 高低差を付けて立体感を出す
  • 鉢もこだわって選ぶ

それぞれ詳しく解説します。春の寄せ植えをおしゃれに仕上げて、お庭や玄関を彩りましょう。

カラーは4色までにする

統一感のある春の寄せ植えを作るために、花の色は4色までに絞りましょう。4色以上になると、全体のまとまりが悪くなってしまいます。

初心者の方は、暖色系(オレンジ色・ピンク色・赤色・黄色など)と寒色系(青色・白色・紫色など)に分けて統一すると、おしゃれな仕上がりになります。

高低差を付けて立体感を出す

高低差を付けて植えることも、春の寄せ植えをセンス良く見せるためのコツです。高さの違う植物を取り入れて、立体感を出しましょう。

たとえば、高さのあるチューリップに、低めのパンジーなどを組み合わせて植えることで、全体のバランスが良くなります。全体の見栄えを良くするには、背の低い花を前方に植え、背の高い花を後方に植えることがポイントです。

鉢もこだわって選ぶ

春の寄せ植えを作るときは、鉢選びにもこだわりましょう。鉢の素材やデザインによって、全体の雰囲気が大きく変わってくるからです。

たとえば、テラコッタの鉢は草花との相性が良く、通気性や水はけにも優れています。

 

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おしゃれな寄せ植えで春を楽しもう!

おしゃれな寄せ植えで春を楽しもう!
春の寄せ植えにおすすめの花やリーフプランツをご紹介しました。春は一年のうち、もっとも多くの花が咲く季節。寄せ植えを作りやすいため、ガーデニング初心者の方にもおすすめです。

ただし、チューリップなどの開花期間が短い植物や、一年草ばかりを集めるとすぐに枯れてしまいます。開花期間が長い花や、多年草と組み合わせて寄せ植えを作りましょう。

高低差のバランスや開花のタイミング、配色なども考慮しながら、ご家庭で春の寄せ植え作りを楽しんでみてください。

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